2023年10月1日発売のビッグイシュー日本版464号の紹介です。
表紙&特集「わたしたち、弱いロボット」、スペシャル「リタ・オラ」です。
リレーインタビュー 私の分岐点:「hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)」ラッパー yukarinさん
RHYMESTERを師匠筋に持つガールズ・ヒップホップ・デュオ「hy4_4yh」のMCとして、chanchara(チャンチャラ)とともに活動するyukarinさん。yukarinさんにとっての分岐点は、フリースタイルのラップバトルを始めたことだといいます。初めて一人で挑んだ仕事を通して変化したこととは?
特集:わたしたち、弱いロボット
人にすり寄ってゴミを拾ってもらう「ゴミ箱ロボット」。子どもたちに昔話を語って聞かせる途中で大切な言葉を忘れてしまう「トーキング・ボーンズ」。人と手をつないでヨタヨタと一緒に歩く「マコのて」......。
ほとんどの人は、ロボットは人に代わって人の仕事をしてくれる存在だと考え、姿かたちも「鉄腕アトム」「ドラえもん」などの人間や生物に近いロボットをイメージします。
しかし、岡田美智男さん(豊橋技術科学大学教授)が学生のみなさんとつくってきたロボットたちは、それらとはまったく違っています。むしろ、何の役に立つのか?不完全で「弱いロボット」なのです。でも、なんだか放っておけない「弱さ」で周りを味方にしてしまいます。
そんなロボットたちに会いに大学の研究室を訪ね、学生のみなさんとロボットたちとの出会いを楽しみました。岡田さんには「『弱いロボット』誕生物語、人とロボットのコミュニケーションの仕組み」などについて聞きました。
スペシャルインタビュー:リタ・オラ
コソボ出身、英国ロンドン育ち。シンガーソングライター、ファッションリーダーなど、多彩な活動を通じて世界中の若者から熱い支持を集めるリタ・オラ。新作アルバムや自身のルーツに対する飾らない思いを語ります。
監督インタビュー:『燃えあがる女性記者たち』
インド北部にダリト(ダリット)女性たちだけで運営する新聞社 「カバル・ラハリヤ(ニュースの波)」があります。その記者たちの奮闘を4年間にわたって撮影したドキュメンタリー映画『燃えあがる女性記者たち』。 インドから来日したリントゥ・トーマス&スシュミト・ゴーシュの両監督に話を聞きました。
表現する人:小林万里子さん。素材を重ねることで生まれる美しさ
織る、染める、縫う、刺繍といったテキスタイル技法を用いて、多様な素材を組み合わせた作品を制作する小林さん。子どもの頃から動物や自然と人との関係に興味を持ち続け、大きな自然、小さな自然、作品を観た人がそこに入り込んでいけるような世界の扉をイメージして制作されています。
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https://www.bigissue.jp/2022/09/24354/
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ビッグイシューについて
ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。
ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)