5月1日発売のビッグイシュー日本版262号の紹介です。
表紙は安藤サクラ。特集は「みちくさ」。
スペシャルインタビュー 安藤サクラ
圧倒的な演技力で数々の女優賞を総なめにし、今、映画界で最も注目される女優の一人、安藤サクラさん。映画『白河夜船』で、埋められない寂しさから眠りの闇に堕ちていく女性を演じた彼女が、作品世界と演じること、そして社会とのかかわりを語ります。
国際 米国、受刑者と家族を搾取する刑務所ビジネス
刑務所内のサービスに民間企業が入り込み、受刑者の家族からビデオ面会利用料などを徴収することで収益を上げています。現地のストリートペーパー『ストリート・ルーツ』が、マルトノマ郡保安官事務所(オレゴン州ポートランド)の現況をリポートしました。
憲法記念日に “けんぽうくん”しゃべる――木山泰嗣さん
これまでも難解な法律をわかりやすく解説した本を多数手がけてきた、弁護士の木山泰嗣さん。子どもにも読みやすい憲法入門書『憲法がしゃべった』についてインタビュー。
特集 みちくさ
風光る5月、小さなものたちの秘密や物語を見つけに、“みちくさ”しませんか。
身近な街中、野原や森でひそかに、精いっぱい、生きている小さなものたち。「雑草」「小鳥」、そして自然の営みから生まれる「自然の音」は、“みちくさ”の3つの大きな道連れ、そして友です。
自称「みちくさ研究家」でもある、雑草“学者”の稲垣栄洋さんの話を聞けば、雑草一つひとつの秘密や物語が手に入ります。
「ただの鳥好き」を自称する中村文さんは、命をむきだしに生きる小鳥たちの知性や魅力を発見する“寄り道”をすすめます。
石水史昭さんは、自然の音の収集家。50年間、カエルやスズムシなどの「生物の音」、風や樹液などの「自然音」、鐘や花火など「町の音」を集めてきました。
3人のガイドは、見慣れた“みちくさ”の景色を発見と驚きの世界に変えてくれます。
この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。