テイラー・スウィフト「私の音楽は、聴いてくれる一人一人によって、何か違うものに変わっていく」

こんにちは、ビッグイシュー・オンライン編集部です。現在路上で発売中の「ビッグイシュー日本版」269号から、読みどころをピックアップいたします。
 

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正直でオープンでいたからこそ、今の自分がある

今回の読みどころピックアップは、テイラー・スウィフトのインタビューから。

世界中の若者を虜にする歌にはどんな秘密が隠されているのか、インタビューの中から探っていこう。

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14歳の時、彼女は米国・ペンシルバニアの田舎街から歌手を目指して、カントリーの聖地・テネシー州ナッシュビルで活動を始めました。25歳になった今、7度のグラミー賞を受賞し、TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」の表紙に選出。彼女は文字通り、スーパースターになったのです。

インタビューの中で、彼女はこのような言葉を残してくれています。

私の音楽はとても傷つきやすい場所から生まれる。だから、私のファンもたいてい同じように、自分の人生について素直に赤裸々に話してくれるの。

最近よくファンに言われることの一つは、私たちは一緒に成長したよねってこと。

シンプルな事実は、私が自分で曲を作らなければ歌手になっていなかっただろうってこと。自分の言葉でファンを勇気付けられるようなことをしていなければ、私の複雑な感情をシンプルな3分半にまとめられなければ、説得力をもって歌を伝えられなかったと思うから。

曲を聴いてもらえば、私の近況を正確にわかってもらえるはず。自分に正直にオープンでいたからこそ、今の自分があると思っているの。

どんなに自分を着飾って、どんなにカッコよく見せたって、それが自分でなければ意味のないことだということ。

「テイラー・スウィフト」というスターは、自分に正直に、周りに正直に振舞ってきた結果として、作り上げられたといえるのでしょう。

過去に犯した過ちに後悔はない。自分で考えてしたことだから

彼女の代表的な作品に「Shake It Off」があります。ぜひ、上の動画をクリックして視聴してみてください。彼女の考えがよく伝わってくると思います。

世間ではそう言われてるよね。いろんな人と付き合ってるのに長続きしない。まあ、一応世間ではそう言われてるよね。でも、私は前に進み続ける。止まれない、止まるつもりなんてない。

過去は変えられない。未来は自分で作るもの。そんなシンプルな考え方こそが、今の彼女を作る力になったのかもしれません。

最後に、テイラー・スウィフトの一言をどうぞ。

私の曲で、多くの人が、酔っ払って、結婚式でこの曲を踊り、最高の時間を過ごしてくれた。学校でひどいいじめにあってたけど、曲を聴いて楽になった。愛する人を亡くした悲しみを克服できたと言ってくれた。そんな、聴いてくれる一人一人によって、何か違うものに変わっていく。そのことが私はすごくうれしいの。

路上にて、ぜひ269号を手に取り「テイラー・スウィフト」のインタビューを読んでみてください。必ず、彼女の曲を聴いてみたくなるはずです。

最新号では他にも、

・リレーインタビュー:柄本明さん

・東田直樹さんの連載「自閉症の僕が生きていく風景 対話編」

・特集:ゆっくり歩く、旅ーロングトレイルをつくる!

・ビックイシュー・アイ:安保法案強制採決に抗議10万人。7月15日国会前レポート

などなど、多彩なコンテンツが掲載されています。ぜひ、路上にてお買い求めください!

https://www.bigissue.jp/backnumber/269/