2020年5月1日発売のビッグイシュー日本版382号の紹介です。
表紙は「キーラ・ナイトレイ」、特集は「虐待サバイバーたち」。
スペシャルインタビュー:キーラ・ナイトレイ
2003年、米英によるイラク攻撃を阻止すべく、公務秘密法違反を承知で内部告発を行った英政府職員がいます。当時20代だったこのキャサリン・ガンの実話をもとにした政治サスペンス映画『オフィシャル・シークレット』で、主演を演じたのはキーラ・ナイトレイ。幼い頃から政治に熱心な家庭で育ったといいます。
特集:虐待サバイバーたち
“虐待”は今、子どもと保護者を巡る問題ばかりが注目されています。
その陰で、虐待を受けて大人になった“虐待サバイバーたち”のことはほとんど知られていません。彼・彼女らは現行の児童虐待防止法ができる2000年より前に子ども時代を送り、守られることがなく、虐待の後遺症と闘いながら生きてきた元・被虐待児たちです。
しかし、ここ数年、虐待サバイバー自身が、サバイバーのための仕事づくり、居場所づくりや相談事業、そして法律の整備など、当事者のサポートに取り組み始めています。
そんな、虐待サバイバー4人が“未来のためにできること”について話し合いました(座談会)。また、それぞれのサバイバーたちの活動、その展望を取材しました。
ビッグイシュー初の当事者による当事者特集。“虐待”を知るきっかけになればうれしい。
※ 本特集は、虐待サバイバーでもある、ライターの吉野かぁこさんの全面的なご協力のもと実現したものです。
監督インタビュー:『ハニーランド 永遠の谷』
北マケドニアの山村で、ヨーロッパ最後の自然養蜂家とされる女性がいます。ハティツェ・ムラトヴァが収穫するハチミツはいつも半分、それは「自然と共生するためのルール」だからです。彼女の暮らしを追った映画『ハニーランド 永遠の谷』の制作陣に、同国のストリートペーパー『Lice v Lice』がインタビュー。
国際:老朽ホテルを買い上げ「福祉住宅」に改修。バンクーバーの住宅政策
新型コロナウイルスの影響で、日本ではホテルが軽症者の滞在施設とされたり、借り上げにより自宅のない人の退避場所として活用され始めました。一方カナダでは新しい住宅政策として、ホテルを買い上げ福祉住宅へと転用する動きがあります。バンクーバーのストリートペーパー『Megaphone』によるレポート。
ビッグイシュー・アイ:宮沢孝幸さんに聞く、新型コロナウイルス感染症
ウイルス名は「SARS-CoV-2」(SARSコロナウイルス2型)、疾患名は「COVID-19」。新型コロナウイルスの感染者は国内で1万1119人、世界では230万人を超えます(ともに4月22日現在)。私たちはこのウイルスとどう向き合えばよいのか。ウイルスと宿主の共進化を研究してきた宮沢孝幸さん(京都大学 ウイルス・再生医科学研究所准教授)は、一人ひとりの行動の変容を訴えます。