11月1日発売の『ビッグイシュー日本版』、表紙は「浅香航大」、特集は「いよいよ、短歌」

2020年11月1日発売のビッグイシュー日本版394号の紹介です。

表紙は「浅香航大」、特集は「いよいよ、短歌」です。

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リレーインタビュー。私の分岐点:情報学研究者 ドミニク・チェンさん

株式会社ディヴィデュアル共同創業者を経て、現在は早稲田大学文化構想学部准教授として、テクノロジーと人間の関係性を研究し続けるドミニク・チェンさん。人生の分岐点となったのは、東日本大震災の後に娘が誕生したこと。子どもが生まれたことに対する責任を感じる以上に、チェンさんは「死の恐怖から解放されるような感覚に至った」と語ります。果たして、チェンさんに“生きる力”を与えてくれたある思いとは?

スペシャルインタビュー:浅香航大

今夏に放映されたNHKドラマ『ディア・ペイシェント~絆のカルテ~』や又吉直樹原作の映画『劇場』での記憶も新しい、俳優・浅香航大。11月20日公開の映画『滑走路』に出演します。32歳で自ら命を絶った歌人・萩原慎一郎の短歌を題材とした本作には、いじめや自死、非正規雇用といった現代の社会問題が凝縮されています。


特集:いよいよ、短歌

1987年、俵万智の『サラダ記念日』がミリオンセラーになり口語調短歌が広まりました。
それから33年。「口語短歌」は人々の表現になりました。

短歌は五七五七七の三十一音からできている定型の詩。奈良時代に編纂された『万葉集』は和歌と呼ばれていましたが、明治の和歌革新運動によって短歌という呼び名になりました。明治以降の歌人では、与謝野晶子、斎藤茂吉、石川啄木、寺山修司などが著名です。
そして今、若い歌人の口語短歌集が書店に並び、ネット上であまたの歌が詠まれています。誰もが理解できる口語、定型詩の心地よいリズム感、今を生きる自分の心を自由に表現できる短歌は魅力的です。そんな短歌を詠む1980年代以降生まれの歌人、山田航さん、井上法子さん、木下龍也さんから「短歌との出合いや、80 年代生まれの歌人」についてのエッセイが届きました。

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ビッグイシュー日本版394号


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