2月1日発売の『ビッグイシュー日本版』424号、表紙は「ルース・ネッガ」、特集は「子どもケアラー」

2022年2月1日発売のビッグイシュー日本版424号の紹介です。

表紙は「ルース・ネッガ」、特集は「子どもケアラー」です。

424_H1_SNS_yokonaga

スペシャルインタビュー:ルース・ネッガ

黒人と白人の結婚が違法だった時代の夫婦愛を描いた『ラビング 愛という名前のふたり』でオスカーにノミネートされ、2019年のSF作『アド・アストラ』ではブラッド・ピットと共演。ますます注目されるエチオピア系アイルランド人俳優、ルース・ネッガがNetflixで配信中の新作映画『PASSING ―白い黒人―』を語ります。


特集:子どもケアラー

少なくない子どもたち(ヤングケアラー/18歳未満)が家族の介護をしています。介護離職、老老介護、介護と子育てに疲弊する家族など、介護保険制度によるサービスはあっても、介護は多くの人にとって切実な問題です。中でも、子どもたちによる家族の介護は見過ごされてきました。濱島淑惠さん(大阪歯科大学教授)が大阪府立高校10校の高校生を対象に行った調査では、5.2%の生徒がケアラーだという結果が出ています(2016年)。20人に1人、クラスに2人が、家事、介護、感情面のサポートなどを担っています。

この問題の根底には、介護は家族で担うという“家族主義”の思想があります。その歪みと矛盾がヤングケアラーの存在によって浮かび上がってきます。

濱島さんに「ヤングケアラーを生む社会的背景と現状、介護と社会、必要な施策」について、また、元ヤングケアラーなどが立ち上げた2つの当事者の集い、「ふうせんの会」の朝田健太さん、「こどもぴあ」の坂本拓さんに話を聞きました。

オンライン版オリジナル関連記事:

424_01-01

ビッグイシュー日本版』424号