10月15日発売の『ビッグイシュー日本版』513号の表紙は「シム・ウンギョン」、特集は「編む人たち」です。

(リレーインタビュー 私の分岐点)タレント 折井あゆみさん
2005年に「AKB48オープニングメンバーオーディション」に合格し、初代リーダーとして活躍。現在は声優業・俳優業を中心に活躍する折井あゆみさん。そんな折井さんの人生最初にして最大の分岐点はAKB48一期生のオーディションに合格したことだと言います。もう一つの分岐点は、ミュージカルの公演で宮城県岩沼市を訪れたこと。不安を抱えながらも全力で演じた舞台の公演後、観客からかけられた言葉とは?

(スペシャルインタビュー)シム・ウンギョン
テレビドラマや映画ほか日韓両国で活躍中の俳優シム・ウンギョンさん。スイス・ロカルノ国際映画祭で最優秀賞を受賞した主演映画『旅と日々』が11月7日から公開されます。主人公を演じる中で考えたこと、本作のテーマでもある「旅」や「言葉」について語ります。

(特集)編む人たち
人はなぜ、編むのでしょうか?
「編み物」の起源は古く、約3万年前の旧石器時代には植物の繊維を用いた糸が見つかっているといいます。手仕事をする人は減りましたが、集中するとリラックス効果があるとも言われる編み物には、何かしら不思議な魅力があるのではないでしょうか。
アーティストの宮田明日鹿さんは2017年から「港まち手芸部」を運営し、週に一度の午前中、2時間ほど集まった人たちが手を動かし、おしゃべりを楽しむ、そんなゆるやかな集まりを続けています。
伊藤直孝さんが編み物に出合ったのは小学生の時。大学では化学を学び企業に就職しますが、数学の“におい”がする編み物を仕事にしようと「佐倉編物研究所」を設立しました。
人気マンガ『ニッターズハイ!』の作者、猫田ゆかりさんは、休養を余儀なくされた時に始めた編み物の世界に魅了され、物語のテーマにもなったといいます。
コロナ禍以降、世界でも日本でも編み物を始める人が増えています。あなたも編み物を始めてみませんか?

(国際)ホームレス経験者が語る、生きのびてしまった罪悪感
ホームレス状態は、死と隣り合わせ。いったん路上生活を経験し、何らかの方法で生きのびることができても、助からなかった他者や仲間への罪悪感に苛まれ、自責の念にとらわれ続けます。
そんな「サバイバーズ・ギルト」と呼ばれる心の傷は世界共通。ドイツの当事者が自らの経験を語ります。

(映画インタビュー)『女性の休日』
アイスランド全女性の90%が仕事も家事も一斉に休んだ1975年10月24日を振り返るドキュメンタリー映画『女性の休日(THE DAY ICELAND STOOD STILL)』が10月25日から全国公開されます。
米国人のパメラ・ホーガン監督とアイスランド人の制作プロデューサーのフラプンヒルドゥル・グンナルスドッティル(通称フラッパ)さんに、ライターの小川たまかさんがインタビューしました。

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