6月15日発売のビッグイシュー日本版313号の紹介です。
表紙は「スティング」。特集は「壊される“まともな働き方”」です。

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スペシャル企画:スティング

僕は旅するミュージシャン。死ぬとしたら、どこか旅先でかもしれない

65歳の今も精力的な音楽活動を続けるスティング。昨年11月にリリースしたアルバム『57TH & 9TH/ニューヨーク9番街57丁目』、自身の老い、ロックンロール、子育てについて率直に語りました。



リレーインタビュー。私の分岐点:大草直子さん

死ぬ間際に最高におしゃれであればいい。“年齢をいただく”素晴らしさ

スタイリスト、WEBマガジン『mi-mollet』の編集長として、ファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む大草直子さん。人生の分岐点は27歳の時、サルサというダンスにのめり込んで、「後先考えず会社を辞めて本場の南米に渡ったこと」と語ります。

特集:壊される“まともな働き方”

ワーキングプア、過労死、若者を食い潰すブラック企業……。かつての一億総中流社会・日本が、今や、子ども、若者、働き盛りから高齢者まで、貧困に押しつぶされつつあります。その背景には“まともな働き方”が失われてきたことがあります。

森岡孝二さん(関西大学名誉教授)は、正規、非正規、パート、契約、派遣などに細分化された雇用・就労形態を「雇用身分社会」と呼び、このままでは日本社会そのものが成り立たなくなると言います。
未来を支えるはずの若者たちも一生涯貧困に至るリスクを宿命づけられている、と藤田孝典さん(NPO法人ほっとプラス代表理事)は言います。今、15〜34歳の若者の死因のトップは自殺。主要先進国(G7)では、日本だけです。

そこで、真正面から“まともな働き方”を考えてみました。森岡さんと藤田さんに「収奪のため労働者が無力化される歴史」と、私たちが今、どんな雇用環境で生きているのか? そこから脱却のためにできることを聞きました。

テーマ
1)「雇用身分社会」戦前型の働き方が復活!“まともな働き方”取り戻すには?
2)若者「貧困世代」3600万人。震源地は“雇用”。未来を支える人へ、若者を社会福祉や社会保障にも位置づけ

国際:合格率20%、ノルウェー、警察犬訓練の日々

怒ったり怯えても構わない。調べ続ける資質があるかどうか

ノルウェー中部トロンデラーグ警察では、麻薬探知犬の増員をはかっています。しかし、1頭の警察犬が誕生するまでには、長い道のりが必要とされます。

ビッグイシューアイ:海とくらし。防潮堤が問う復興のかたち(フォトエッセイ)

住民から見直しを求める声も。しかし「国の対応は計画通りの実施ありき」

東日本大震災の津波で、町の中心部が壊滅状態になった宮城県石巻市雄勝町。山と海に挟まれた土地で海とともに生きてきた人々は、最高で9.7mの高さになる防潮堤の建設について、公の場で声を上げることを控えています。果たして地域の人々の思いとは?


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