-
公正・包摂
「柵も作業義務もない収穫自由の農園」-オーストリア 国内最大の難民キャンプでガーデニングを通じて得られるもの
ヨーロッパ各都市に難民が大量に押し寄せること数年、支援にあたる組織や慈善事業者らは難民が新たな環境に馴染めるよう、斬新な方法をひねり出す必要性に迫られている。「ガーデニング」や「園芸」を通じて社会の融合を目指すオーストリ […] -
アート・文化
報道写真家が悲惨な現実を撮影する理由-ギリシャ人初のピュリツァー賞に輝いた報道写真家ヤニス・ベラキスに聞く
ギリシャ人報道写真家ヤニス・ベラキスにとって、シャッターを切るというのは瞬間を切り取る以上の意味を持つ。この度、数々の受賞歴を持つこの写真家ベラキスが率いるロイター(Reuters)チームが、ギリシャ難民危機の取材でピュ […] -
イベントレポート
市民が難民を受け入れる「プライベート・スポンサーシップ」。きっかけは3歳のシリア難民男児の溺死ニュース
内戦で混乱するシリアから逃れようとして、船の転覆事故でアランくん(当時3歳)が地中海で溺死したニュースが流れたのは2015年9月のこと。 ソーシャルメディアでも多く取り上げられたので記憶に残っている人も多いだろう。 *こ […] -
公正・包摂
トランプ政権による移民政策についてのレポート。国境で逮捕される子どもたちの数、約15万3千人
米トランプ政権がメキシコ国境からの移民取締りを強化する一連の大統領令を発令した。税関・国境警備局が逮捕する不法移民のうち、約半数は中米からの家族連れや同伴者のいない子どもたちという現状にあって、この大統領令の影響を強く受 […] -
公正・包摂
「死ぬわけにはいかなかった。家族も死なせるわけにはいかなかった」家族と離れ離れの逃避行。:難民たちの「父の日」 ③
ムニール・エムキデ は2012年にシリアから英国に渡ってきた。難民として逃げてきた他の父親たち同様、彼も家族を祖国に残してくるしかなかった。ストレスフルで不安な一年を過ごしたあと、ムニールはついにスコットランドのグラスゴ […] -
公正・包摂
アサド政権の組織に追われ、観光ビザでシリアを脱出:難民たちの「父の日」②
シリアでは父の日を祝う習慣はあまり一般的ではない。しかし、身の危険を感じ、妻子をアラブ首長国連邦に残して英スコットランド・グラスゴーに逃れたシリア人ジャーナリストのサアッドにとって、父の日は特別な意味を持っている。 家族 […] -
公正・包摂
「父の日がつらい」戦争・紛争で引き裂かれた家族たち:難民たちの「父の日」①
今日は難民として異国に暮らす男性三人の「父の日」にスポットライトをあてました。 -
公正・包摂
日系ブラジル人が多く働く保見団地。「パウロ・フレイレ地域学校」と広がる支援
<前編「旺盛な助け合い精神が、窮状を隠してしまう:「派遣切り」と日系ブラジル人」を読む> 最初は出稼ぎして数年で帰るつもりでも、子どもの成長につれて、日本での定住を選択し、暗中模索する家族もいる。 トヨタ系列の会社で派遣 […] -
公正・包摂
[イベント] 第9回 UNHCR難民映画祭
<ビッグイシュー・オンラインでは社会変革を志す個人、団体のイベントをご紹介しています。詳細については、イベント主催者にお問い合わせください。> 第9回 UNHCR難民映画祭 東京/北海道札幌/兵庫県西宮 難民をテーマに […] -
公正・包摂
市民権か?難民か?ブータンに住むチベット人難民
50年代にブータン国王に迎えられたチベット難民。彼らの思いは二つの「母国」の間で揺れている。 依然として厳しい統制下にあるブータン テレビに映し出されているのは、チベットの中国支配とそれに反発する世界各国の抗議行動だ。 […] -
公正・包摂
デ・フルクト教会の難民たち—オランダの難民政策とその行方(2/2)
<前編を読む> オランダの難民政策 オランダでは毎年約6000人の難民申請者が拒否されており、受け入れを拒否された難民たちは、それぞれの出身国に帰還することとされている。しかし、難民たちが政治犯であることも多く、出身国か […] -
公正・包摂
デ・フルクト教会の難民たち—オランダの難民政策とその行方(1/2)
2月に掲載した記事、「デ・フルクト教会へようこそ—温かい食事と寝床、政治亡命者を受け入れるアムステルダム市民たち」の続報をお届けします。 (デ・フルクト教会に滞在する難民たち photo by Geert de Jon […] -
貧困・ホームレス
ドイツ、ロマ人の児童がベルリンで急増 [世界短信]
ベルリン・ノイケルン地区の小学校で最近、ロマ人の子どもの数が急激に増え、学校側は受け入れに苦慮している。 子どものほとんどはブルガリアやルーマニアからの移民。 現在、ノイケルン地区の小学校に在籍しているロマ人の子どもは5 […] -
ビッグイシューのご案内
悪夢になったアメリカンドリーム 在米30年のメキシコ人家族の苦難
2003年に米国で新設された国土安全保障省。 その中でも最大規模を誇る機関「移民・税関法執行局」の取り締まりは移民社会を不安におとしいれ、差別を生み出している。 30年間合法的な移民として生活してきたメヒア一家も不法移民 […] -
公正・包摂
デ・フルクト教会へようこそ—温かい食事と寝床、政治亡命者を受け入れるアムステルダム市民たち
オランダ・アムステルダムの難民キャンプに身を寄せていた政治亡命者たち。彼らに手を差し伸べたのは政府ではなく、オランダの市民たちだった。 自由に生きる場所もなく、帰る場所もない オランダ・アムステルダム、オスドロプ地区の難 […]