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ジェンダー
アセクシュアル(無性愛者)ーー他者に性的欲求を抱くことが少ない・ない人たちへの社会的認知を
ここ数年で、「アセクシュアル(無性愛者)」への理解を求める社会運動が急速に広がっている。Netflixドラマ『ハートストッパー』や『セックス・エデュケーション』などにも、他者に性的欲求を抱かない登場人物が出てくるが、まだ […] -
ジェンダー
トランスジェンダーやノンバイナリーの人たちが医療や緩和ケアで受ける差別をなくすために
病院にかかる時に気にすることといえば、アクセスや待ち時間の長さ、保険の適用範囲といったことだろうか。だがトランスジェンダー(生まれもった性別と自認の性が一致しない人)やノンバイナリー(身体的な性に関係なく、男 […] -
ジェンダー
「全力で働かないなら、議員になる資格はない」コロラド州初のトランスジェンダー議員の着実な活動
コロラド州下院議員として初めてトランスジェンダーを公表*したブリアンナ・ティトーネは、目下、任期1期目を務めているところだ。育ちはニュー・ヨーク州のハドソン・バレー、地質学者として世界各地を転々とした後、コロラドにやって […] -
アート・文化
ゲイを公表したスケート選手アダム・リッポン、美しさに隠された葛藤を語る
米国のフィギュアスケート選手として数々の実績を残してきたアダム・リッポン*1。2018年5月にはダンスリアリティ番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』(シーズン26)でも優勝を果たした。同年11月に現役を引 […] -
アート・文化
双子で同性愛者の人気ミュージシャン「ティーガン&サラ」自叙伝『High School』執筆での気づき
身内と一緒に仕事をするのはどんな感じだろう。さらにそれが双子で、人生の半分以上となったら。生活のあらゆる面で濃くかかわり合うこととなり、どこからどこまでが姉妹としてなのか仕事なのか、わからなくなりそうだ。そして二人とも同 […] -
ジェンダー
10月1日発売の『ビッグイシュー日本版』392号、表紙&特集は「アップデートしたい『LGBT』」、スペシャルは蒼井優さん
2020年10月1日発売のビッグイシュー日本版392号の紹介です。 表紙&特集は「アップデートしたい『LGBT』」、スペシャルは蒼井優さんです。 -
ジェンダー
ロックダウンが悪夢のような場所へ連れ戻すーLGBTQの人たちのいま
新型コロナウイルス感染拡大によって多くの人が大きな不安を抱えている今だが、LGBTQの人たちはより精神が削られる状況に陥りやすい。コロナ危機がLGBTQの人たちに及ぼしているものについて、クイア文化研究を専門 […] -
アート・文化
映画『ロケットマン』はエルトン・ジョンの半生を赤裸々に描いたミュージカル作品-主演のタロン・エガートンと監督のデクスター・フレッチャーにインタビュー
英国の伝説的ロックバンド「クイーン」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーを主人公とした伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットしたのはまだ記憶に新しい。そして今夏はと言うと、同じく英国のミュージシャン、エルトン・ジ […] -
ジェンダー
職場でALLY(アライ)を可視化・情報発信することで性的マイノリティも働きやすく。-NPO法人 「虹色ダイバーシティ」
企業や行政、教育機関などを対象としたLGBT研修やコンサルティングなどを通じて、性的マイノリティも働きやすい職場づくりを支援している「NPO法人 虹色ダイバーシティ」。理事長の村木真紀さんとスタッフの橋本竜二さんに話を聞 […] -
ジェンダー
LGBTであることをカミングアウトされたとき、親として、友人としてどういう反応をするべきか-LGBTコンサルタント増原裕子さんの講義より(後編)
ひと昔と比べてLGBTへの理解も少しずつ浸透してきた昨今ですが、いざ我が子に、そして親しい友人や同僚にLGBTであることをカミングアウトされたらあなたはどういう反応を示しますか。LGBTコンサルタントである増 […] -
ジェンダー
PTAや学校関係者が知っておきたいLGBT基礎知識-LGBTコンサルタント増原裕子さんの講義より(前編)
ひと昔と比べてLGBTへの理解も少しずつ浸透してきた昨今ですが、いざ我が子に、そして親しい友人や同僚にLGBTであることをカミングアウトされたらあなたはどういう反応を示しますか。年LGBTコンサルタントである増原裕子さん […] -
アート・文化
トランスジェンダーの女優が演じたトランスジェンダーの苦悩/映画『ナチュラルウーマン』のダニエラ・ヴェガが語る現実
2017年公開のチリ映画『ナチュラルウーマン』は、トランスジェンダーの女優が主演を務めた映画として初めてアカデミー賞外国語映画賞を受賞、映画史にその名を刻んだ。 -
ジェンダー
NPO活動発展のために「新しい視点」足りていますか?~パナソニック社員チームがプロボノで支援。東京レインボープライドの場合
「プロボノ」という言葉をご存知でしょうか?ラテン語で「公共善のために」を意味するpro bono publicoからきているそうで、仕事で培った専門的な知識やスキル、経験などを生かしたボランティア活動のことを […] -
ジェンダー
耳の聞こえない性的マイノリティの人が困ることとは?-理解ある手話通訳者が不足している現状
職場や教育現場なども含め、様々なシーンで「LGBTQ」(※)や「性的マイノリティ」という言葉が聞かれるようになってきた昨今、LGBTQであることをカミングアウトする人も以前より増えてきて、「自分の身近にもいる」という人も […] -
ジェンダー
「LGBTの子どもたちとどう接したらよいのかわからない」という先生・親のみなさんにおすすめの1冊。 『先生と親のためのLGBTガイド もしあなたがカミングアウトされたなら』
さっそくですが、あなたは以下の質問にいくつチェックがつきますか? (1)子どもとはよく雑談をする (2)人間いろいろだと思っている (3)LGBTという言葉の意味をおおむね知っている (4)「ホモ」「オネエ」「そっち系」 […] -
ジェンダー
性の多様性は誰にとっても自分の問題。“望む性のあり方”で働ける社会を目指す:NPO法人PROUD LIFE
今や、13人に1人ともいわれる「LGBT」(※1)。 ようやくメディアでも取り上げられるようになってきたが、職場で直面する問題など、当事者にしかわからない悩みはまだまだ多い。 今年1月から、就労に関する電話相談を始めた名 […] -
ジェンダー
20世紀初頭に、世界ではじめて性別適合手術を受けた女性リリー・エルベ。 「ナーバスになるよ。この問題については誠実でいたいんだ」リリーを演じた、エディ・レッドメインが語る
「ビッグイシュー日本版」283号から、読みどころをピックアップいたします。 今回は、20世紀初頭に、世界ではじめて性別適合手術を受けた女性リリー・エルベを映画「リリーのすべて」で演じた、エディ・レッドメインへのスペシャル […] -
アート・文化
トランスジェンダーの子どもたちは、成功したロールモデルを見る必要がある。――ドラァグクィーンのジンクス・モンスーンの映画監督が語る映画の持つ力。
今日ご紹介するのはドラァグクィーンを撮った若手映画監督アレックス・ベリーのインタビューです。彼の制作した『Drag Becomes Him』はポートランドのドラァグクィーン、ジンクス・モンスーン(本名ジェリック・ホッファ […] -
ジェンダー
セックスのない愛:人口の1〜3%程度存在すると言われる「無性愛者(アセクシュアル)」が直面する困難
23歳のバフィーは人生でセックスの経験がない。今後セックスをしたいとも全く思っていない。彼女は人口の少数派である無性愛者に属しているのだ。人口の1%ほどである彼らへの人々の理解度は、決して満足できるものではない。 「ほと […]