8月15日発売のビッグイシュー日本版221号のご紹介です。
10周年記念企画 羽生善治×佐野章二
日ごろから、ビッグイシューに注目していただいている羽生善治三冠。去る6月29日、ビッグイシュー10周年記念&出版記念の講演会にて、佐野章二(ビッグイシュー日本代表)と仕事、生き方、若者、社会などについて対談いただきました。そのハイライトと会場の参加者も交えたトークも収録しました。
リレーインタビュー 私の分岐点 cobaさん
人々をあっと驚かせる斬新なオリジナル曲を演奏し、日本に「アコーディオン」の歴史を築いてきたcobaさん。それまで伴奏楽器としての位置しか与えられなかったアコーディオンを“みにくいあひるの子”のように感じ、自分がこれを「“白鳥”にしてみせる」と決意。けっして「伴奏はしない」と決めました。しかし、その禁じ手を打ち破る出来事が起こります。
スペシャルインタビュー リンキン・パーク
2000年以降に生まれた、最も偉大なバンドといわれるリンキン・パーク。5枚目のアルバム『The Living Things』を前に、ボーカルのチェスター・ベニントンがバンドの軌跡をたどります。
国際記事 “我々を拷問から守ってくれる世界はどこにあるのか” ―グアンタナモ米軍基地収容所
グアンタナモの閉鎖をオバマ大統領が約束してから、2年半が無為に過ぎました。収容所内のハンガーストライキに連帯して、一週間の断食に参加した、米国市民のレポートです。
特集 闇と遊ぶ
20世紀のはじめ、航空郵便のパイロットたちは、星の光や点々とした家の灯りを道標に、夜間飛行を続けました。
今や、人工光にあふれた街では、「光害」によって天の川が見られなくなってしまいました。しかし、街を飛び出し、夜の山や海に繰り出せば、幻想的で美しい「闇の世界」が、あなたを待ち受けています。
作家の中野純さんは、眠っていた五感を呼び覚ます「闇歩き」を続けてきました。そんな中野さんのご案内で、箱根の山の“ミッドナイトハイク”を敢行。
視覚を遮断した暗闇で、ユニークなワークショップを開催するたむらひろしさんには「クラヤミノtones」の魅力について。発光生物の研究者である近江谷克裕さんには、闇でこそ輝く「発光生物のふしぎな世界」について聞きました。
この夏、あなたも闇と遊んでみませんか?