ビッグイシュー日本版　１０月１日発売　２４８号の紹介

１０月１日発売のビッグイシュー日本版２４８号のご紹介です。

スペシャルインタビュー　ソウル・フラワー・ユニオン　中川敬さん
　昨年20周年を迎えたソウル・フラワー・ユニオンは、４年ぶりにオリジナルフルアルバム『アンダーグラウンド・レイルロード』を出します。「97年に英国の街角で初めてビッグイシューを見かけて、日本にもあったらいいのにと思った」と話す中川敬さん（ヴォーカル）に、音楽活動の原点、新アルバム、そして今の社会について思うことを聞きました。

特集　いのち喜ぶ
　質量とも未曾有の問題をもつ、これからの高齢者支援。25パーセントの日本の高齢化率は、人類が経験したことのない新しい事態です。
　そんななか、人間にとって普通の、しかし根源的なやり取りを通して、そこに暮らす人も、働く人も、自分の居場所を感じられる場があります。
　富山県の「デイケアハウス にぎやか」は、お年寄りだけでなく、子ども、障害者、近所の住人まで、さまざまな人々が交じり合って、お互いを支え合います。
　国立病院機構「東京医療センター」では、フランスで始まった認知症の看護技法「ユマニチュード」を取り入れ、医療者と患者の関係が大きく変わってきました。
　静岡の「すまいるほーむ」では、お年寄りから昔の暮らしや半生を聞き書きする「介護民俗学」で、ケアをする人とされる人の、立場の逆転が起こっています。
　そんな「いのち喜ぶ」現場で、私たちの生きる原点を考えてみました。

国際　北米。公共図書館はホームレスの人たちへの地域サポートの一つ
　ほとんどの都市において、公共図書館は不安定な生活を送っている人々が利用できる、数少ない屋内空間の一つ。北米では今、図書館員の仕事にこうしたニーズも反映され始めています。バンクーバー、サンフランシスコの取り組みを紹介します。

リレーインタビュー番外編　『Kralji Ulice』編集長、ミリアム・ゴスティンカー
　今回は番外編のリレーインタビュー、スロベニアのストリートペーパー『Kralji Ulice』編集長が登場です。なぜストリートペーパーの世界に飛び込んだのか？　また現在スロベニアが抱える社会問題とは？

このほかにも、海外記事や人気の連載などが充実！

この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。