9月15日発売のビッグイシュー日本版343号の紹介です。
表紙は「マムアンちゃん」、特集は「セルフ・マーケットのはじめ方」です。

343





スペシャルインタビュー:ウィスット・ポンニミット(愛称タムくん)

2005年、漫画家ウィスット・ポンニミットさん(愛称タムくん)のインタビューが本誌に初登場。そして、07年10月からは、4コマ漫画「マムアンちゃん」の連載が始まりました。いまや日本とタイの両国で活躍するタムくんから、ビッグイシュー創刊15周年を祝う表紙の絵と、「ホーム」をテーマにした漫画が届きました。そして、漫画との出合い、漫画が生まれる時、「マムアンちゃん」のこと、これからの計画などについて、バンコク在住のタムくんにスカイプでインタビューをしました。

*15周年特別企画
マムアンちゃん×People TreeとのコラボTシャツ、
通信販売予約受付中【 500枚限定】

お知らせアイキャッチ

500枚限定で、通信販売のみの受付となりますので、お早めにご注文下さい。
商品は9月11日から順次発送予定です。
https://www.bigissue.jp/2018/08/6213/

特集:セルフ・マーケットのはじめ方

人は物を交換するためマーケット(※)を開き、それが町の始まりとなりました。開かれた広場や交差点などの路上は町の中心になっていきました。

たとえば、英国では今も身近で日常的な居場所としてマーケットはスーパーよりも愛されています。建築家の鈴木美央さんは、日本と英国でマーケットを研究し、自身も埼玉県で「Yanasegawa Market」を主催。「仮設でできるマーケットが高齢化や過疎化など、日本中の課題を解決するのではないか」と語り、3人寄れば誰もが気軽に“セルフ・マーケット”をはじめられると言います。

山梨県には出店者を女性に限定したマルシェがあり、女性のスモールビジネスを応援する「マンマメルカート」があります。和歌山県には楽しく働く大人が集まる“理想の商店街”をつくりだし、若者とまちをつなぐ「Arcade」があります。3つの事例とマーケットのはじめ方の秘訣も紹介したいと思います。
路上を公共空間に変える「セルフ・マーケット」、はじめてみませんか。
(※市、マルシェとも。日常的な買い物の場をいう)

リレーインタビュー。私の分岐点:作家 高橋源一郎さん

81年、小説『さようなら、ギャングたち』でデビュー。以後、数々の話題作を執筆し、ラジオのパーソナリティなどでも活躍を続ける高橋源一郎さん。人生の分岐点は中学1年生の時、父親から「今日で家族は解散です!」と宣言されて始まったと語ります。

監督インタビュー:『判決、ふたつの希望』ジアド・ドゥエイリ監督

民族・宗派対立が続くレバノンで、二人の男性がちょっとした出来事をきっかけに侮辱、口論を始め、やがてそれが裁判沙汰、民族同士の暴動、大統領を巻き込む一大事件に発展してしまう――。そんな物語を映画にしたドゥエイリ監督が、レバノンの悲劇の歴史や実在する政治家の名も交えて描きたかったのは「正義や赦しに向かえば、争い以外の選択肢はある」こと、そして「傷つけ合った二人が、和解に至るプロセス」だと語ります。



監督インタビュー:『判決、ふたつの希望』ジアド・ドゥエイリ監督

民族・宗派対立が続くレバノンで、二人の男性がちょっとした出来事をきっかけに侮辱、口論を始め、やがてそれが裁判沙汰、民族同士の暴動、大統領を巻き込む一大事件に発展してしまう――。そんな物語を映画にしたドゥエイリ監督が、レバノンの悲劇の歴史や実在する政治家の名も交えて描きたかったのは「正義や赦しに向かえば、争い以外の選択肢はある」こと、そして「傷つけ合った二人が、和解に至るプロセス」だと語ります。



ビッグイシュー・アイ:新井紀子さんと考える「AIと生きる近未来社会」

今、多くの人がAIに興味を持っていますが、巷で語られる AIのイメージや未来予想図はさまざまです。数学者である新井紀子さんは2011年から10年計画で、プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」を進めてきました。そんな新井さんに、AIとは何か? AIに仕事を奪われる近未来は来るのか? その時のセーフティネットとは何か?について聞きました。

★新井紀子さんは、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』で2018年度・第39回の「石橋湛山賞」を受賞されました!

ビッグイシュー・オンラインオリジナル記事

AI化が進む世の中で必要なのは「合意形成力」を育む教育-平田オリザさんの講演&「コミュニケーション教育」体験ワークショップより


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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。