2021年9月1日発売のビッグイシュー日本版414号の紹介です。
表紙は「ベネディクト・カンバーバッチ」、特集は「“居どころ”つくって元気に暮らす」です。

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スペシャルインタビュー:ベネディクト・カンバーバッチ

1962年、ソ連がキューバに核ミサイル基地を建設していることが発覚し、米ソが核戦争寸前となった「キューバ危機」。その戦争回避に欠かせぬ役割を果たした一人の市民を、9月公開の映画『クーリエ:最高機密の運び屋』で英俳優ベネディクト・カンバーバッチが演じます。増える移民の背景から核の脅威まで語り、コロナ禍の若者にも思いを馳せました。



特集:“居どころ”つくって元気に暮らす

あなたは、フラッと行って人と話せたり、気持ちを切りかえ、回復させたりできるような“居どころ”を持っていますか?
「フリースペースえん」は30年前、西野博之さん(認定NPO法人フリースペースたまりば理事長)が川崎市内で不登校の子どもたちを対象に「禁止事項なく遊べる場」を作ろうと始めたもの。現在、約140人の子どもたちや若者たちが登録しています。

「Social Book Cafeハチドリ舎」は、安彦恵里香さんが広島市内で始めました。カフェでは毎月6のつく日に被爆者と出会える交流会のほか、核問題、紛争、貧困、気候変動などのイベントを月に20~30開いています。

伊藤洋志さん(仕事づくりレーベル「ナリワイ」主宰)は、小さくても自立した仕事(ナリワイ)を追求するなかで、その土台となる思考の健康を保つための場所を「イドコロ」と呼び、「ごく小さな集まりで前向きな会話のできることが力になる」と話します。
西野さん、安彦さん、伊藤さんにそれぞれの“居どころ”について話を聞きました。

関連記事:「Social Book Cafeハチドリ舎」さんで行われたイベントレポート


国際:英国。PK失敗で黒人選手へ嫌がらせ。広がる支援、連帯メッセージ

7月11日、サッカー欧州選手権決勝のイングランド―イタリア戦は、延長の末のPK戦でイングランドがイタリアに敗退。試合直後から、PKを失敗した3人の黒人選手への人種差別的な誹謗中傷がソーシャルメディアで蔓延しましたが、それに対して支援の輪が広がっています。英国在住の馬場千奈津さんからレポートが届きました。

国際:インドネシア。世界最大級のスズ大国、陸上から海洋採掘へ

缶詰からスマホ、パソコンといった電子機器まで、スズを使った製品は日常の至るところで見られます。しかし、スズの大輸出国インドネシアでは陸上のスズ資源が枯渇に向かい、近年の主な採掘場は海洋へと移行。島の住民たちが漁業や生態系への懸念を語ります。

ビッグイシュー・アイ:約700種の食品、すべて個包装せず量り売りするスーパー

できるかぎりのごみ削減を目指し、店内商品をすべて量り売りする日本でも珍しい「ゼロウェイストスーパー」が京都市にオープン。レストラン併設で食品ロスを出さないことも目指します。店舗を訪れてその仕組みや工夫を聞きました。

関連記事:
「プラごみを出さない」を売りにした店が好調、クラウドファンディングで2店舗目オープン/ドイツ・ケルンの店「Tante Olga」の取り組み



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ビッグイシュー日本版414号




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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)