2022年5月15日発売のビッグイシュー日本版431号の紹介です。
表紙は「又吉直樹」、特集は「こちら『宇宙天気』予報」です。
リレーインタビュー。私の分岐点:泉二啓太さん
呉服屋「銀座もとじ」の2代目として生まれ、現在は店舗での接客をはじめ、オリジナル商品の開発など、着物文化を若い層や海外にも広げようと活躍する泉二啓太さん。実は「着物が大嫌いだった」という泉二さんは、高校を卒業後、洋服を学ぶためにヨーロッパへ留学。しかしそこで着物の見方をガラリと変える出来事に出合ったといいます。
スペシャルインタビュー:又吉直樹
芸人として活躍するかたわら、本格的な小説デビュー作『火花』で芥川賞を受賞するなど作家としても高い評価を受ける又吉直樹さん。無類の椅子好きでもある彼が書き下ろした「WOWOWオリジナルドラマ 椅子」の放送・配信を5月27日に控え、自身の創作活動とドラマの作品世界、そして社会でいま求められる“想像力”について語ります。
特集:こちら「宇宙天気」予報
「本日、太陽活動は活発でした。ひきつづき今後1日間、太陽活動はやや活発な状態が予想されます」
あなたは、毎日「宇宙天気」予報が出されているのを知っていますか。
宇宙天気とは、太陽の活動が地球に影響するさまざまな現象のこと。いまやウイルスの流行や気候危機などのほか、宇宙天気がもたらす地球規模の災害への備えが必要になっているといいます。
なかでも、大きな要因は「フレア」と呼ばれる太陽面での爆発です。特に大規模なフレアは地球の磁場を乱す「磁気嵐」を発生させ、電子機器や電力網などを破壊し、規模によってはインターネットが数ヵ月使用できなくなります。
まだ経験したことのない、この“天災”に、私たちはどう備えたらいいのでしょうか。花岡庸一郎さん(国立天文台准教授)に「太陽は地球と人類にどう影響を与えているか」について、三宅芙沙さん(名古屋大学宇宙地球環境研究所准教授)に「樹木の年輪が記録する『スーパーフレア』の可能性」について聞きました。
国際:米国・オクラホマ。語られないホームレス経験者の物語を楽曲に
米国中西部オクラホマ州で大学音楽学部の教員と学生が、ホームレス状態を経験した6人のインタビューをもとに楽曲を制作。同州のストリート誌『カーブサイド・クロニクル』がプロジェクトのメンバーとモチーフになったホームレス経験者に話を聞きました。
監督インタビュー:『私のはなし 部落のはなし』満若勇咲 監督
現在も根深く残る部落差別を題材にした長編ドキュメンタリー映画『私のはなし 部落のはなし』が公開されます。「啓発映画にならずに、本質的な部分を伝えられたら」と考えた満若勇咲監督は、見えにくい部落問題をどのように描いたのでしょうか。
『ビッグイシュー日本版』431号
本誌の感想を送ってオンラインの「読みどころピックアップ」と本誌「マイオピニオン」をみんなで作ろう!
ビッグイシューオンラインで、本誌の読者アンケートの受付中!・ビッグイシューオンラインの「読みどころピックアップ」に掲載
いただいた感想は、ビッグイシューオンラインの「読みどころピックアップ」で紹介させていただくことがあります。よろしければ記事に関連したオススメ書籍やイベント、動画もご紹介ください。・本誌の「マイオピニオン」に掲載の場合は特典も
本誌の「マイオピニオン」に掲載された場合は、図書カード500円分と掲載誌をプレゼントします。たくさんのご意見・ご感想をお寄せください。
読者アンケートはこちらから
最新号は、ぜひお近くの販売者からお求めください。 販売場所検索はこちらです。
**新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急企画第9弾**
2022年3月9日(水)~2022年5月31日(火)まで受付。
販売者からの購入が難しい方は、ぜひご検討ください。
https://www.bigissue.jp/2022/03/22757/
過去記事を検索して読む
ビッグイシューについて
ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。
ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。
(※2020年4月1日より、価格を改定いたしました)