国が、国民をどう取り扱うか? 憲法がそれがわかる”ガイド”

「ビッグイシュー日本版」286号から、読みどころをピックアップいたします。

今回は、「特集 憲法のあした」の一部を紹介します。様々な国の憲法を比較する比較憲法学を研究する山元一さん(慶応義塾大学法科大学院教授)へのインタビューでは、様々な国の憲法の成り立ちの背景などが紹介されており、改憲を考えるのにあたって非常に役立つ内容になっています。

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憲法は国民をどう取り扱うのかがわかる”ガイド”

私は外国に行くとき、その国の機構や通貨といった基本データだけではなく、憲法がどういうものかが気になります。『地球の歩き方』を読むように、憲法の全文だけでも読んでいくとその国がどんな当地の仕組みをもっていて、国民をどう取り扱っているのかがわかる。いわば”ガイド”みたいなものですね。

今、日本国憲法が制定されて以来一番と言っていいほど改憲が大きく取り上げられています。外国の憲法を少しでも知ることは、自国の憲法を外国と比較しながら考えることができるので、知っておいてとても為になります。

先進的だと注目されているカナダの憲法、アパルトヘイトを経てできた南アフリカの憲法など、様々な国に憲法を非常にわかりやすく解説されています。

本誌を読んで、ぜひもう一度、外国の憲法とも比較しながら日本国憲法について、改憲について考えてみてください。

最新号では他にも

・スペシャルインタビュー エルトン・ジョン
・リレーインタビュー 紫吹淳さん
・監督インタビュー 『LISTEN リッスン』牧原依里 & 雫境 監督
・ワンダフルライフ シングル、夫婦、子ども連れ「銭湯シェアハウス」髙橋政臣さん

などなど、多彩なコンテンツが掲載されています。ぜひ、路上にてお買い求めください!

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