1月1日発売の『ビッグイシュー日本版』326号、表紙・特集は「日本人の起源、土偶の宇宙」

1月1日発売のビッグイシュー日本版326号の紹介です。

表紙・特集は「日本人の起源、土偶の宇宙」です。

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2018年、お正月カルタ:人生礼賛

今回で15回目となる本企画、「人生礼賛」お正月かるたをつくってみました。ちなみに「い」はこんな言葉です。
「今あなたの前に立ちはだかる壁は高いかもしれない。でもそれは、扉かもしれない」
(佐藤秀峰/漫画家)

スペシャルインタビュー:ジョニー・マー

昨年、自伝を出版した伝説的ミュージシャン、ジョニー・マーが、これまでの人生、教育と文化、故郷マンチェスターへの思いを語ります。

特集:日本人の起源、土偶の宇宙

年の初め、私たち人類の来し方行く末を考えたいと思いました。
「世界中に居住するすべての人類はもともとアフリカ人」「日本列島に住む集団は今も、周辺地域に比べ大きな多様性を保持し続けている」と語る篠田謙一さん(分子人類学者)に、「日本人の起源」を聞きました。10年前、篠田さんの案内でミトコンドリアDNAから人類のルーツを辿りました。その後のDNA分析技術の革新は、約6万年前、数千人の現生人類がアフリカを出て、約4万年前の後期旧石器時代に日本列島へ到達した壮大な旅をさらに明らかにしています。

また、約1万5千年前に始まり1万年以上続いた縄文時代につくられた土偶に興味を持ち、各地を訪ね歩く譽田亜紀子さん(著述家)に、「土偶の多様なおもしろさ」について聞きました。
アフリカから東アジア、日本列島にたどり着き、縄文時代を生き抜いた人々と、現代に生きる私たちはどのような時空をこえて、つながっているのでしょうか? 土偶も介しながら想像してみたい。

国際:カナダ・バンクーバー、チャイナタウンの今

カナダではチャイナタウンの保存は常に議論の的となっています。過去に敬意を払いつつ、新たな未来をどう形作っていけばいいのか。昔ながらの風情をかろうじて残す、バンクーバーのチャイナタウンを訪ねました。

ワンダフルライフ:“片手袋”のある風景を撮り続けて13年――石井公二さん

誰もが一度は目にしたことがある、道に落ちた片手袋。東京を中心に4000枚以上を撮影し、それらを分類、発生した背景を妄想する“片手袋研究家”の石井公二さんが、彼をとりこにした片手袋の魔力を存分に語りました。

世界一あたたかい人生レシピ。ホームレス人生相談:里芋の煮っころがし&里芋天

今回のお悩み相談は男性の方から。「40代になりましたが自信をもてることがありません……」。これに販売者さんは「僕も自信をもてることなんてまったく思い当たらない」と共感を寄せ、お客さんとのやりとりをきっかけに年齢観が変化した経験を語ります。枝元さんからは“手持ちの材料をリスペクト”する里芋レシピをご紹介します!

初売り情報

東京事務所の販売者のうち、1月1日に販売予定の販売者は下記のとおりです。
(休憩や天候・在庫状況により、不在のこともあります。ご了承ください)

新宿駅 南口・バスタ前 ※新橋は販売なし
日比谷駅 A2出口 

大阪事務所の販売者

武庫之荘駅 ※ホームページでは14時からとなっておりますが、1日は10時から

見かけた際は応援いただけると幸いです!