「興味」があなたの人生を拓いていく－大人の自由研究のススメ

 あらゆる人が「自分らしく」生きることを応援している「ビッグイシュー日本版」。
この雑誌では「ワンダフルライフ」という「自分の興味・関心を極めて生きている人々」を紹介するコーナー（不定期掲載）がある。

読むたびに「…こんな人が世の中にいるのか…」と唸ってしまうようなラインナップだ。その一部をご紹介しよう。

世界20ヵ国以上で”段ボール”を拾い、財布などに加工して販売。段ボール作家

― 島津 冬樹さん／THE BIG ISSUE JAPAN292号

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美大を出て広告代理店に勤めていたが、「段ボールのことで頭がいっぱいで」作家として独立。
参考記事：https://bigissue-online.jp/archives/about_party/
掲載号：https://www.bigissue.jp/backnumber/292/

縄文時代が好き過ぎて、フリーマガジン『縄文ZINE』発行

―望月昭秀さん／THE BIG ISSUE JAPAN308号

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本職はグラフィックデザイナーだが、縄文時代への想いを吐き出す場がなく自らフリーマガジンを創刊。
http://jomonzine.com/
掲載号：https://www.bigissue.jp/backnumber/308/

かつての水の流れを研究する廃河川探検家

玉川典子さん／THE BIG ISSUE JAPAN312号
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子ども時代に感じた疑問が20代、ひょんなことで判明、そこから廃河川の魅力に取りつかれ、廃河川ツアーガイドを行うまでに…。
http://kyoriver.web.fc2.com
掲載号：https://www.bigissue.jp/backnumber/312/

サメ好きが高じて、エンジニアから転職、日本でただ一人のシャークジャーナリストに

－沼口麻子さん／THE BIG ISSUE JAPAN320号

ＩＴのエンジニア職から、ひたすら「サメ」についての情報発信をするうちに活動が広がり、テレビ出演、雑誌の連載、専門学校講師、講演会、サメ談話会などを行っている。

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https://ameblo.jp/sharkjournalist2017/
掲載号：https://www.bigissue.jp/backnumber/320/

“片手袋”のある風景を撮り続けて13年。片手袋研究家

―石井 公二さん／THE BIG ISSUE JAPAN326号

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子どものころから気になっていた「片手袋」を本格的に記録、分類。研究家として「マツコの知らない世界」にも出演。
http://katatebukuro.com/
掲載号：https://www.bigissue.jp/backnumber/326/

近現代の大ニュース伝える新聞号外を研究、号外研究家

小林宗之さん／THE BIG ISSUE JAPAN330号
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中学の時に受け取った号外に心惹かれ、近現代の号外を収集し研究し続けている。

掲載号：https://www.bigissue.jp/backnumber/330/

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上記で紹介したのは「ワンダフルライフ」を送る人々のほんの一部。その他にも「シジミ研究50年」（306号）「廃材で築城」（313号）「少女まんが館の館長」（317号）など、「こんなことが仕事になるんだ…」「仕事ではなくとも、なんて幸せそうに活動してるんだろう」と驚かされるばかりの人々が毎回紹介される。

大人になると仕事や家庭の事情で「興味をひたすら追いかける時間なんて持てないよ…」「こんなのは特殊な人のやることだ」と思う方もいるだろう。確かに何かと忙しい日々では、目の前のことを片付けるだけで精いっぱいかもしれない。

だがせめて夏休みの束の間だけでも、「大人の自由研究」に取り組んでみるのはどうだろうか。そこからあなたの人生の可能性がぐっと広がるかもしれない。ビッグイシュー日本版339号では、そんなあなたの応援として「夏、大人の自由研究」を特集。

カモと並んでパドルを漕ぐ「シティサップ」、 バーチャル留学、写真を通した「世界の美」との出会い、カラス観察の「カラス友の会」、和種ミント「はっか油」の愉しみ、奈良・十津川村の盆踊り、アフリカの民族楽器“カリンバ”、「茶瞑想」を通した食のアップデートなど、様々な人々の自由研究を少しずつ紹介。
あなたの「ワンダフルライフ」が拓くきっかけとなれば幸いだ。

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写真提供：新田理恵さん

ビッグイシュー・オンラインの「自由研究」関連記事：

・自由研究を外注するなんてもったいない！ビーチ・コーミングで刺激される好奇心

・海だけは飽きない自分の足元の石をひっくり返すと、愉快な仲間たちが迎えてくれる—-西野弘章さん

・都会近郊の磯で死滅回遊魚に出会える！—さとう俊さん

『ビッグイシュー日本版』339号ではこのほかにも、
・リレーインタビュー。私の分岐点：劇団「マームとジプシー」主宰・劇作家　藤田貴大さん
・スペシャルインタビュー：スノウ・パトロール
・ビッグイシュー・アイ：働かせ放題を狙う「高度プロフェッショナル制度」
・国際：雨傘運動に参加した“ふつうの若者たち”を描く
・ホームレス人生相談：４７歳主婦からの「夫は私を気にすることなく一人でスタスタ歩きます」の相談
など盛りだくさんです。
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