6月1日発売の『ビッグイシュー日本版』表紙・特集は「“台風”最前線」、スペシャルは「ヤリッツァ・アパリシオ」

2019年6月1日発売のビッグイシュー日本版360号の紹介です。

表紙・特集は「“台風”最前線」、スペシャルは「ヤリッツァ・アパリシオ」です。

360_01s

リレーインタビュー・私の分岐点:俳優 東ちづるさん

会社員生活を経て、芸能界入り。ドラマや映画、ラジオのほか、講演や執筆などでも活躍を続ける東ちづるさん。2012年には、誰のことも排除しない“まぜこぜの社会”の実現を目指す一般社団法人「Get in touch」も設立されました。そんな東さんの人生の分岐点は、ある日、テレビ番組に出演した17歳の白血病の男の子を見かけたことでした。

スペシャルインタビュー:ヤリッツァ・アパリシオ

演技経験ゼロ、先住民族系の俳優として初めてアカデミー主演女優賞にノミネートされたメキシコ出身のヤリッツァ・アパリシオ。『ROMA/ローマ』で世界を魅了したアパリシオの演技は、持ち前の才能と監督の手法に裏打ちされたものです。インタビューでは、オーディションの裏話から米国・メキシコ関係までが語られ、アパリシオの落ち着きと温かい人柄が伝わってきました。

unnamed

『ROMA/ローマ』予告編

特集:“台風”最前線

1950年代までは1000人以上亡くなる台風被害が頻発しました。けれども1959年の伊勢湾台風を境に死者・行方不明者は100人を超えることがほぼなくなりました。これは台風予報の精度が飛躍的に向上した結果です。
しかし、今も台風発生のメカニズム、台風が急激に発達する理由などについては多くの謎に包まれています。そんな謎の一つ、台風の強さの“正解”を求めて、17年10月、鹿児島空港を飛び立った飛行機は台風21号の目の中に侵入、日本初の“中心気圧の直接観測”に成功しました。
このような台風研究の最前線を知るため、3人の新進気鋭の台風研究者に取材しました。筆保弘徳さん(横浜国立大学准教授)には「日本に来る5タイプの台風」、山田広幸さん(琉球大学准教授)には「日本初の台風飛行機観測の成果」、伊藤耕介さん(琉球大学准教授)には「強め合う台風と海の関係」などについて聞きました。
台風を知り、減災対策に役立てたい。

国際:キタシロサイ、地球最後のオスが逝く

絶滅を防ぐために自然交配を願い、チェコの動物園からケニアのサバンナへと移送されたキタシロサイ4頭。そのうちオスの最後の一頭となったスーダンが、2018年3月に息を引き取りました。米国の写真家アミ・ヴィタルはカメラとともに最後を看取りました。

unnamed (1)

ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理:「新入社員が目立ち、自分が評価されていないと感じる」

「新入社員が目立ち、自分が評価されていないと感じる」という相談に、販売者と料理研究家の枝元なほみさんが回答します。枝元さんは「野菜の揚げ浸し」を紹介。その理由は・・・。