-
貧困・ホームレス
真夏の酷暑から販売者を守るために行っていること
「ビッグイシュー」の路上販売は、「ホームレス状態、連絡先・保証人・履歴書なしでも、誰でもすぐに始められる仕事」として、イギリスではじまりました。雑誌を仕入れて路上で対面販売する形をとることで、仕事を求めるホー […] -
アート・文化
コスプレは「ひとつのエンパワーメント」–肌の色や人種に関係なく、誰もが“違う人間”になっていい/米国
アニメやマンガのキャラになりきるコスプレを通じて、肌の色にとらわれない表現を訴える一人の女性がいる。ティフ・フォン・バッツィにとってコスプレは単なる趣味ではなく、社会の意識を変えようとする試みだ。さまざまな表現上で、人種 […] -
ビッグイシューのご案内
表紙は「エミリア・クラーク」、特集は「日本の若者は人権マイノリティ」/2024年8月1日発売の『ビッグイシュー日本版』484号
2024年8月1日発売のビッグイシュー日本版484号の紹介です。 表紙は「エミリア・クラーク」、特集は「日本の若者は人権マイノリティ」です。 -
公正・包摂
トゥレット症候群やチック症についての教育の必要性
スコットランド出身の人気シンガーソングライター、ルイス・キャパルディがコンサート中に歌えなくなり、ファンが大合唱でサポートしたという。キャパルディは数年前にトゥレット症を患っていることを公表している。トゥレット症という疾 […] -
平和・協同
「寄付天使」ことIUさんのワールドツアー2024・大阪公演の記念/応援広告をファングループ「IU Japan Support Team」が実現
韓国で国民的人気を誇るシンガーソングライター、IUさん。世界18都市をめぐるワールドツアー2024の大阪公演を記念して、ファングループ「IU Japan Support Team」の呼びかけによる『ビッグイシュー日本版』 […] -
気候・自然
路上生活者が熱中症で死亡する確率は家のある人の12倍ー凍死対策と同等の暑さ対策を
英国の新しい研究によると、ホームレス状態にある43歳の健康状態は、住まいのある85歳の健康状態に相当するという。ホームレス状態の人によくある症状は、心臓疾患、呼吸器系の問題、臓器障害、傷口からの感染症などだ。さらに昨今は […] -
原発ウォッチ!
原発再稼働でも電気料金は安くならない。原発維持費は12年で約13兆円
電気料金が2024年6月使用分から値上がりした(請求は7月)。政府が物価高対策として昨年1月に導入した補助金が5月で終了したためだ。4月までは1kWhあたり3.5円、5月は1.8円の補助が付いていた。日本の世帯当たり平均 […] -
アート・文化
「知れば知るほど、生きやすくなる」‐そんな本とイベントを入り口に視野を広げてくれる個人書店:「MoMoBooks-モモブックス-」(大阪)
全国的に書店の数が減りつつあるにもかかわらず、あえて新規出店に挑戦する個人書店には、どんな思いが込められているのだろうか。2023年春に大阪・九条にオープンした、個人書店「MoMoBooks-モモブックス-」店主の松井良 […] -
健康・衛生
1日1杯の飲酒で乳がんリスクが5〜9%高まることの周知徹底を
飲み会や晩酌を楽しんでいる女性にはつらいお知らせだが、「飲酒は乳がんのリスクを高める」という調査結果が出ている。世界保健機関(WHO)と米国国立アルコール摂取障害・依存症研究所(NIAAA)によると、1日1杯の飲酒でも乳 […] -
ビッグイシューのご案内
表紙は「ベネディクト・カンバーバッチ」、特集は「海洋生物国の小さな水族館」/『ビッグイシュー日本版』7月15日号(483号)
2024年7月15日発売のビッグイシュー日本版483号の紹介です。 表紙は「ベネディクト・カンバーバッチ」、特集は「海洋生物国の小さな水族館」です。 -
平和・協同
「“推し”だけでなく、困っている人も助けてあげてね」と言われたファンたちは…イ・ジュンギグローバルの「ソーシャルアクション力」がスゴい
韓国の人気俳優イ・ジュンギさんの来日・ファンミーティング(2024年6月)開催を記念して、ファングループ「イ・ジュンギグローバル」のみなさんの呼びかけによる『ビッグイシュー日本版』(480号)裏表紙への応援広告が掲載され […] -
イベントレポート
灘中生に「学生時代にやっておくべきこと」をギャンブル依存経験のあるビッグイシュー販売者が語る/兵庫県灘中学校出張講義レポート
有限会社ビッグイシュー日本では、企業や学校から依頼を受け、ホームレス問題や格差社会、ビッグイシューの活動への理解を深めるため、講義をさせていただくことがあります。 今回の行き先は、兵庫県神戸市にある灘中学校。公民科教諭の […] -
公正・包摂
自閉症の人物を演じる自閉症の人気俳優クロエ・ヘイデン
「私の感情レベルは0か100なんです」と女優クロエ・ヘイデンは話す。「悲しみや失望を感じると、もうほかには何の感情も感じられなくなるんです」。その感覚にとらわれて身体的な痛みにつながることもニューロダイバーシティ*1には […] -
被災地から
ALPS処理汚染水の海洋放出から9ヵ月。偉大で豊かな海は宝物。海がなければ人間は生きていけない
東京電力福島第一原発のALPS処理汚染水の海洋放出が2023年8月、福島県漁業協同組合連合会が反対する中で強行された。その中で、相馬郡新地町の漁民、小野春雄さん(72歳)は、今年3月の放出差し止め訴訟の原告となり、意見陳 […] -
気候・自然
赤ちゃんチーター捕獲に成功、1年半かけて野生に戻す訓練が始まる
ケニアのマサイマラ保護区(※)で小型飛行機を自ら操縦し、象牙・銃器の探知犬、密猟者の追跡犬とともに、ゾウ密猟対策活動や野生動物の保護に奔走する滝田明日香さん。2023年、ケニア政府から麻酔銃の所持許可書を得て、野生動物治 […] -
気候・自然
被災者への心のケアの重要性
2023年2月にトルコ南東部とシリア北部を襲った地震により、少なくとも4万7千人が亡くなり、約2千6百万人の生活が混乱に陥った。今回のような歴史上類を見ないレベルの自然災害が起きると、食料や水、医薬品、毛布など物資の支援 […] -
イベントレポート
京都大学ソーシャル・コミュニケーションデザイナー養成講座で、ビッグイシューが出張講義/京都大学経営管理大学院
有限会社ビッグイシュー日本やNPO法人ビッグイシュー基金では、ホームレス問題や貧困問題、ビッグイシューの活動への理解を深めるため、企業や学校から依頼を受け、講義をさせていただくことがあります。今回の行き先は、「京都大学ソ […] -
ビッグイシューのご案内
7月1日発売の『ビッグイシュー日本版』482号、表紙は「ジュリアン・ムーア」、特集は「“選挙”の季節に」
2024年7月1日発売のビッグイシュー日本版482号の紹介です。 表紙は「ジュリアン・ムーア」、特集は「“選挙”の季節に」です。 リレーインタビュー 私の分岐点:萩原智子さん 元水泳日本代表の萩原智子さん。2000年にシ […] -
まちづくり
3万人近くの若者が住宅危機に。豪の支援団体が連携し「ホームタイム・キャンペーン」を展開
タイラー(25)は21歳の時に実家を飛び出した。トランスジェンダーだったタイラーに、コンバーション・セラピー*1 を無理やり受けさせようと暴力的になる母親から逃げ出したかったのだ。「DV被害者の支援団体にコンタクトを取る […] -
気候・自然
シベリアの大地にラクダを放つ–草原を再生し気候変動に抗う、自然保護区の挑戦
かつては草原が広がっていたというシベリアでは、永久凍土が解け始め、大量の二酸化炭素が発生、温暖化の進行を促進している。この地で保護区を管理するジモフ親子は「さまざまな種類の草食動物を増やす」という意外な方法で、問題の解決 […] -
原発ウォッチ!
福島第一原発、冷却汚染水は毎日80t。「ALPS処理水」以外からも漏れ出る放射性物質
東京電力福島第一原発では、今も溶融した核燃料(デブリ)に水をかけて冷やしている。この冷却水はデブリに直接触れるなどして放射性物質を高濃度に含んでいる。さらに建物には地下水が流れ込み、この汚染冷却水と混ざって汚染水の量を増 […] -
平和・協同
「体験して、販売者の気持ちや実情を理解したかった。彼らの物語を伝え、社会の関心を引き、行動を促せたらー」
6月21日は英国ウィリアム皇太子の誕生日。2022年6月に雑誌『ビッグイシュー』に寄稿したエッセイを紹介しよう。 -
健康・衛生
「ナノプラスチック」問題–マイクロプラスチックより小さく、飲料水にも混入?
「マイクロプラスチック」の問題は義務教育でも取り上げられるなど、ずいぶんと社会に浸透してきた。そして昨今は、マイクロプラスチックよりもさらに小さく、あらゆる場所に行き渡りやすい「ナノプラスチック」問題に注目が集まりつつあ […] -
ビッグイシューのご案内
表紙&特集は「まちに座る」、スペシャル企画は「エイミー・ワインハウスが遺したもの」ー6月15日発売の『ビッグイシュー日本版』
2024年6月15日発売のビッグイシュー日本版481号の紹介です。 表紙&特集は「まちに座る」、スペシャルは「エイミー・ワインハウスが遺したもの」です。 -
公正・包摂
卒業できない大学生たち–人種間の経済格差が露呈
「米国の大学卒業率」に関する連邦政府の最新調査*1により、大学生の40%が高校卒業後8年経っても学位や資格を取得していない(=卒業していない)ことが明らかとなった。カリフォルニア大学サンタバーバラ校のアカデミックライティ […] -
ジェンダー
ジェンダー・ペイン・ギャップ調査の必要性
「ジェンダー・ペイン・ギャップ」という言葉をご存じだろうか。女性の痛みへの理解不足により、男性の痛みと比べて医療上の不具合が起きやすいという格差の問題だ。女性にとっては今さらと感じられるかもしれないが、オーストラリアでは […] -
原発ウォッチ!
原発前のめりの中長期計画、しかし世界の発電電力量に占める原発シェアは低下中
岸田文雄首相は2024年3月28日、「2024年度中を目途とするエネルギー基本計画改定に向けて、議論を集中的に行う」ことを表明した。「エネルギー基本計画」(エネ基)とは日本の中長期のエネルギー政策の基本的な方向を示すもの […] -
平和・協同
「誰もが輝けるまち 宝塚」における、生活協同組合コープこうべ・宝塚店とビッグイシューの取り組み
『ビッグイシュー日本版』は、ホームレス状態の人たちに仕事を提供するため作られ、主に路上で販売されている雑誌です。しかし、路上での販売を「違法行為」だとして通行人の方からクレームをいただくことがあります。 -
平和・協同
「“良き隣人”として、つながり方をよくしたい」創業25周年の京都発・フェアトレードブランド「シサム工房」
アジア5か国の生産者や現地の支援団体とともに、フェアトレード商品の企画・販売を行う有限会社『シサム工房』は、1999年に京都で生まれた。現在は、京都・大阪・東京に8店舗を展開し、2024年で創業25周年を迎える。 -
平和・協同
戦争がもたらす環境破壊を記録する動き
戦争は、軍人・民間人問わず甚大な犠牲者を出す。何百万人もの人が、遺族の悲しみ、負傷者の不安、家を失う不安を抱えることになる。人間が負う苦しみの前では、戦争が気候や環境にもたらす影響は見過ごされやすい。だが実際のところ、武 […]