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7月15日発売のビッグイシュー日本版291号の紹介です。
表紙は「チェブラーシカ」、特集は「軍事化する日本」。

スペシャルインタビュー 「チェブラーシカ」中村誠監督

膨大な労力をかけてつくられる人形アニメーションの世界には、そっと触れなければ壊れてしまうような儚さと、手仕事の温もりがあります。『チェブラーシカ 動物園へ行く』『ちえりとチェリー』を制作した中村監督に、作品に込めた思いを聞きました。

特集 軍事化する日本――軍学共同、武器輸出に対抗する市民たち

今、“軍事化”の波が押し寄せています。
2012年、JAXA法が改定され、宇宙開発は「平和目的に限る」の一文が削除されました。今や宇宙開発予算の大半が“軍事目的”とされます。また、防衛省が15年から開始した「安全保障技術研究推進制度」は、軍事に役立つ研究を行う大学や研究者に対して、6億円規模の資金を提供し始めました。
こうした「軍学共同」の進展に警鐘をならす池内了さん(総合研究大学院大学名誉教授)は「学者に対する“経済的徴兵制”が始まった」と語ります。そこで、池内さんに「日本の軍学共同の今」について、金子元久さん(筑波大学教授)に「大学財政の現状」についてインタビュー。
さらに、14年の「武器輸出三原則」撤廃により、日本が世界の武器市場へ参入するなか、反対のアクションを続ける「武器輸出反対ネットワーク」の杉原浩司さん、「KOBEピースiネット」の高橋秀典さん、松本なみほさんにも取材。
71回目の敗戦記念日を前に、改めて日本と世界の平和を考えたい。

ビッグイシュー・アイ アンプティサッカー。失望と不安に塞ぐ気持ちをサッカーが変えた

クラッチと呼ばれる医療用の松葉杖でピッチを駆け回り、片足で華麗なパスやシュートを放つ「アンプティサッカー(切断障害者サッカー)」。この知られざるスポーツの魅力を、関西チームの選手たちに聞きました。世界アンプティサッカー連盟には23ヵ国が参加、競技の人気は海外でも高まっています。

今月の人 ストリート誌の記事がきっかけで、27年ぶりに妹と再会―ドイツ『ヘンペル』誌販売者、ヨルグ・ワーケンチン

東西ドイツの国境に隔てられた後、会えないままだったヨルグとマデレンの兄妹。ある日、ストリート誌『ヘンペル』の記事の中に、妹は兄を見つけます。感動的な再会の場に、ヘンペル誌も立ち会いました。

この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。

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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊350円の雑誌を売ると半分以上の180円が彼らの収入となります。