様々な社会的背景・困難を抱えた人たちを対象にしたフットサル大会「ダイバーシティカップ」の第二回報告書より抜粋をお届けします。(インデックスはこちら

左手に先天性の障害を持ち、アルコール依存や不安定な家庭環境が原因で一時はホームレス状態に陥った大江さん。現在は福祉制度等も利用して路上生活を脱し、パリでのホームレスW杯も経験した彼に、ダイバーシティカップの感想をお聞きしました。
―大会の感想を教えてください。
本当に純粋に楽しかったです。第1回大会は東京のチームに自分一人がまぜてもらうという形だったのですが、今回は野武士ジャパンの大阪チームとして参加できたことが特に良かったです。一勝もできなかったんですが、はったりやら応援やら、一番賑やかなチームだったと思います(笑)
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―印象に残っている試合はありますか。
野武士ジャパンの東京チームとの試合ですね。正直勝てると思っていたんですが、東京チームはやっぱりホームということもあって、チームとしてまとまりがあるように感じました。大阪はアウェーやから負けたんであって、今度は大阪のホームで試合をして決着を付けたいです(笑)

―試合後の交流会はいかがでしたか。
正直もっと時間が欲しかったぐらいですね。もちろん色んな人と話しはできましたが、ギャンブル依存症の団体の方とは、自分もアルコール依存を経験しているので、アディクションつながりで、ちいさなミーティングの場をもてたら良かったです。

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―今後、何かチャレンジしたい事はありますか。
実は最近、介護の資格の取得に向けて動いているんです。大阪チームのコーチが介護福祉士をしている関係で、話を聞かせてもらうのですが、講習だけでとれる資格からとっていって就労に活かせるようにしたいです。自分は障害を持っているんですが、「障害者をサポートするのは何も健常者だけちゃうぞ」ってところを見せたいんですね。わたしも色んな人のお世話になったんで。また自分みたいな人間が動けたら、まわりの人間はもっと動けると思いますし。

―寄付や、大会運営に関わってくださった方にメッセージなど有りますか。
ほんまにありがたいし、すごいよね。一人ひとりお会いして感謝の言葉を述べたいぐらいです。寄付だけじゃなく、参加してもらえる場があれば、楽しんでたり頑張ってたりするメンバーを直接見てもらえるのにって思います。

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今年はリオパラリンピックがあったが、大会に出られるのは、もちろん本人の努力もあるけど、一部の恵まれた障害者だけです。でも、そうじゃない障害者やいろんな困難を抱えている人もスポーツの場を求めています。寄付で成り立っているダイバーシティカップだからこそ、そんな人も参加できる場になっていると思います。今後もそういう形で続いてほしいし、自分もそういう手助けをする側になっていきたいです。

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