-
健康・衛生
認知症の人との会話の糸口に「スポーツの思い出話」ー孤立防ぎ、感情面で自信をつける活動
それは小さなテレビで観た1970年のW杯メキシコ大会かもしれないし、96年に英国で開催された欧州選手権の伝説的ストライカー、アラン・シアラーが決めたゴールかもしれない。はたまたサッカー選手のステッカーを集めていた子どもの […] -
教育
スポーツ界の指導は暴力と紙一重? 被害者を支える仕組みの必要性について
男子ラグビーのウェールズ代表ヘッドコーチ、ウォーレン・ガットランドは、世界有数のスポーツ指導者として知られている。彼が編み出した激しいトレーニングメニューには、頭巾をかぶせられる、赤ん坊の泣き声にさらされ続けるといったも […] -
アート・文化
11月1日発売の『ビッグイシュ―日本版』466号、表紙は「美弥るりか」、特集は「スポーツを文化にする」
2023年11月1日発売のビッグイシュー日本版466号の紹介です。 表紙は「美弥るりか」、特集は「スポーツを文化にする」です。 -
まちづくり
運動施設への投資で10倍のリターン!? 医療費削減、経済活性化などの効果
史上最大の予算を計上したと言われる東京オリンピックだったが、国民がひろく得られるリターンで考えると、同じスポーツ関連予算でも、より効果の持続性が高く、意義深い投資先があるようだ。国民の「スポーツをする権利」を […] -
アート・文化
サッカーのヘディングが認知症リスクを高める。「18歳未満はヘディング禁止」の提言
スポーツが原因で認知症になる? 頭蓋骨の内側で脳が小さな衝突を繰り返すことで、認知症の要因となる慢性的な神経変性疾患のリスクが高まるとのエビデンスが増えている。英ボーンマス大学スポーツ&イベントマネジメント学 […] -
イベントレポート
女子サッカーの役割は、男子サッカーとは異なる。「解放」のプラットフォームとして期待される女子サッカー、2021年秋にプロリーグ「WEリーグ」開幕
2020年11月、スポーツメーカーのナイキジャパンが、アスリートの実体験をもとに3人のサッカー少女の苦悩や葛藤を描いた動画「動かしつづける。自分を。未来を。The Future Isn’t Waiting.」 […] -
アート・文化
プロサッカー選手たちがチームを超え、貧困支援活動ーアンドリュー・ロバートソンの場合
このところ、貧困支援に力を入れるサッカー選手の活躍が目覚ましい。『ビッグイシュー日本版』397号では、マンチェスター・ユナイテッド所属のマーカス・ラッシュフォード選手による食料貧困への熱心な取り組みを紹介した […] -
イベントレポート
「ソーシャルフットボール」をご存じですか? うつ病や統合失調症、パニック障害などの精神疾患・精神障害のある人など、多様な人が集いフットサルを楽しむ場
「中学校でうつ病と摂食障害を発症し、なくしていた自信を取り戻せた。それが、就職にもつながったと思う」「統合失調症で人と関わるのが苦手だけど、夢中で楽しんでいる間にキャプテンを任されるようになった」精神疾患・精 […] -
ビッグイシュー基金
“平日の昼間にサッカーをしていることを受け止められる社会にしたい”。サッカーで居場所を作る東北の団体の想いとは
東北でサッカーを通した居場所を作っている2つの団体がある。宮城県でフリースクールやグループホームなどを運営するNPO法人「まきばフリースクール」と、福島県で不登校の子どもや若者支援を行う団体の混成フットサルチ […] -
健康・衛生
メンタル治療としてのスポーツ:サッカーで抗うつの効果があるとの研究
健康維持を兼ねてサッカーをプレイする人は多いが、精神的な問題を抱えている人たちが定期的にサッカーをすると健康状態はどうなるのだろうかーー。英国では、心を病む人が急増し、公衆衛生上の大きな懸念事項となっている。 […] -
公正・包摂
オリンピックはアスリートの政治行動を認めるべきか否か
国際オリンピック委員会(IOC)は政治的に中立であろうと努めてきてはいるが、オリンピックを含むスポーツには常にさまざまな問題がつきまとうものだ。 -
アート・文化
「ホームレス・ワールドカップ」18年目の大会は初のオンライン開催。その対戦方法とは?
「ホームレスの人たちがサッカーをする」と言うと、「ホームレスのくせにスポーツなんて」「そんな暇があれば働けばいいのに」という反応が返ってくることがある。しかしホームレスになる人たちは、路上に至るまでに著しく自己肯定感をそ […] -
アート・文化
一流アスリートの育成だけでなく、国民のスポーツ促進に予算を回す必要性ーポルトガルのスポーツプログラム
ポルトガルで一番人気のスポーツはサッカーだ。クリスティアーノ・ロナウドはじめ、世界的に活躍する選手を輩出してきた。そんなトップアスリートの芽を発掘するための学校スポーツプログラムが長年展開されてきた。「平等」 […] -
アート・文化
10月15日発売の『ビッグイシュー日本版393号』表紙は「レディオヘッド」、特集は「変われ、スポーツと社会」
2020年10月15日発売のビッグイシュー日本版393号の紹介です。 表紙は「レディオヘッド」、特集は「変われ、スポーツと社会」です。 -
アート・文化
ゲイを公表したスケート選手アダム・リッポン、美しさに隠された葛藤を語る
米国のフィギュアスケート選手として数々の実績を残してきたアダム・リッポン*1。2018年5月にはダンスリアリティ番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』(シーズン26)でも優勝を果たした。同年11月に現役を引 […] -
イベントレポート
スポーツを「教育や娯楽」と捉えず「福祉や保健」と捉えるオランダは、「スポーツできない人」がたったの4%/勉強会「オランダに学ぶ社会性スポーツの可能性」より
日本ではホームレスの人や、アルコールなどの依存症の人が「スポーツを楽しんでいる」というと、「そんな暇があるならさっさと働け」「その前に病気を治せ」などと言われがち。しかし、社会的に排除されがちな人にこそ、スポ […] -
イベントレポート
「勝つためのスポーツ」と「コミュニティとしてのスポーツ」のコーチの違いとは?/社会的困難を抱える人々へのコーチング勉強会
2008年に東京と大阪で発足したホームレスサッカーチーム「野武士ジャパン」。いまではホームレス状態の人に限らず、ひきこもりやうつ病といった様々な背景を持つ人たちも参加している。年齢も参加の目的も異なる人たちが楽しめる場を […] -
健康・衛生
薬物依存症の経験者たちが短命なのは薬物の影響ではなく、運動不足!?エクササイズにより治療薬が不要になる効果も
薬物依存症の人たちは救急外来や総合医による手術、つまり病院の常連である。「にもかかわらず、彼らの体の健康についてはほとんど調査がなされていません」とノルウェー科学技術大学臨床医学博士のグレテ・フレムメンは言う。 彼女は薬 […] -
アート・文化
「勝利至上主義でないスポーツ」の可能性とは/サッカー(スポーツ)大会運営勉強会レポート
アマチュアスポーツ界を中心に、パワハラや体罰などの問題が相次いでいる昨今。その多くが競争や勝ち負けを最優先される状況下の中で発生していますが、同時に不登校やホームレスの当事者など、スポーツとは無縁と思える人々にサッカーの […] -
アート・文化
世界中に2億人いる知的障害者。彼らへの差別をなくす取り組み「スペシャルオリンピックス」は今年で50周年
2018年7月20日、知的障害のある人たちの国際的なスポーツ組織「スペシャルオリンピックス」が50周年を迎えた。スペシャルオリンピックスを生んだ街・シカゴのストリートペーパー『Street Wise』が、その歴史を振り返 […] -
アート・文化
スポーツイベントの誘致は地元の財源にメリットなし!?大規模赤字を招く可能性のあるワールドカップ
2018年6月14日から7月15日にかけてロシアで開催された「FIFAワールドカップ」が大いに盛り上がったのは記憶に新しい。しかし、大規模スポーツイベントの開催は、地元経済や住人たちにとって必ずしも喜ばしいものではないよ […] -
アート・文化
31歳で失業してホームレス状態になった彼の、再就職までの道のりとは
「これまで自分を支えてくれた人、この場にいる皆さんに感謝しています」 (C)Natsuki YASUDAこの言葉はホームレスワールドカップの元日本代表選手の佐々木善勝さんがダイバーシティカップの閉会式で語った言 […] -
ビッグイシュー基金
ホームレスサッカー 10年間の軌跡~互いを認め合う社会の実現に向けて~
私たちNPO法人ビッグイシュー基金では、2003年からサッカーを通じてホームレスの方々の自立を応援してきました。これまでに3度ホームレスワールドカップにチームを派遣し、大会を通じてホームレス状態であった選手たちが自立に向 […] -
イベントレポート
本当に困っている人らにこそ、スポーツの場が必要。もしかしたらダイバーシティカップはそんな場になっているのかも:野武士・大阪(「ダイバーシティカップ」報告書より)
様々な社会的背景・困難を抱えた人たちを対象にしたフットサル大会「ダイバーシティカップ」の第二回報告書より抜粋をお届けします。( -
イベントレポート
ゴールの喜び・敗北の悔しさをこれからのチーム作り、自分自身の生活へ:野武士JAPANと愉快な仲間たち in TOKYO(「ダイバーシティカップ」報告書より)
様々な社会的背景・困難を抱えた人たちを対象にしたフットサル大会「ダイバーシティカップ」の第二回報告書より抜粋をお届けします。(インデックスはこちら) 野武士ジャパンと愉快な仲間たちは、ビッグイシュー販売者、元路上生活者、 […] -
イベントレポート
仲間と楽しさ・嬉しさを共有する、新しいフットサルの形:文化学習蹴球団(「ダイバーシティカップ」報告書より)
様々な社会的背景・困難を抱えた人たちを対象にしたフットサル大会「ダイバーシティカップ」の第二回報告書より抜粋をお届けします。(インデックスはこちら) 文化学習蹴球団は、若者の学習支援や居場所づくり、就労支援を行うNPO法 […] -
イベントレポート
大会を通して再会した仲間とともに、純粋にサッカーを楽しめた:フェアスタートと愉快な仲間たち(「ダイバーシティカップ」報告書より)
様々な社会的背景・困難を抱えた人たちを対象にしたフットサル大会「ダイバーシティカップ」の第二回報告書より抜粋をお届けします。(インデックスはこちら) 養護施設出身者の就労をサポートするフェアスタート。社会的養護を卒業した […] -
イベントレポート
船の旅とサッカーがつくるダイバーシティ社会:ピースボート・ピースボールプロジェクト(「ダイバーシティカップ」報告書より)
様々な社会的背景・困難を抱えた人たちを対象にしたフットサル大会「ダイバーシティカップ」の第二回報告書より抜粋をお届けします。(インデックスはこちら) 地球一周をはじめとする「国際交流の船旅」を企画し、これまでに5万人をこ […] -
イベントレポート
障害の有無ではなく、好きなこと“サッカー”を軸にした人との出会い:千葉『共に暮らす』フットボール協会【トモフト】(「ダイバーシティカップ」報告書より)
様々な社会的背景・困難を抱えた人たちを対象にしたフットサル大会「ダイバーシティカップ」の第二回報告書より抜粋をお届けします。(インデックスはこちら) 千葉県内で、精神障がい者や引きこもり、不登校者などを対象にフットボール […] -
イベントレポート
強い人と戦うこと、自分の世界を一歩出ること、2つの挑戦:ちぃむ小心者(「ダイバーシティカップ」報告書より)
様々な社会的背景・困難を抱えた人たちを対象にしたフットサル大会「ダイバーシティカップ」の第二回報告書より抜粋をお届けします。(インデックスはこちら) ちぃむ小心者は、若者たちの就労をサポートするNPO法人育て上げネットの […]