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原発ウォッチ!
原発事故から26年目のチェルノブイリ [原発ウォッチ!]
(2012年5月15日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第191号より) チェルノブイリ原発事故から26年目の4月26日が過ぎた。原子力の専門家のほとんどが、放射能が日本まで飛んでくることを否定したが、実際に […] -
気候・自然
飯島博さん「壊すんじゃない、世の中を溶かす勇気を持つ」(4/4)
このようなアサザプロジェクトを動かしてきた、アサザ基金を、飯島さんは、中心のないネットワークだと言いきる。 「組織がない、中心がないっていうのは、無力だということです。強力なリーダーがいなくてしっかりした組織もない。中心 […] -
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彼氏がはっきりしてくれません[ホームレス人生相談]
(THE BIG ISSUE JAPAN 71号より) -
気候・自然
子どもたちが公共事業を担う「アサザプロジェクト」(3/4)
非力なものが知恵を出して遊ぶ。霞ヶ浦は遊び相手 なぜ、子供たちがアサザプロジェクトの主役になれるのだろうか? と問うと、「それは、子供たちが自然と同じ時間を持っているから」と即座に返事が返ってきた。 自然はすべて潜在性の […] -
気候・自然
百花繚乱、流域全体に広がるアサザプロジェクト(2/4)
さて、驚くなかれ、アサザプロジェクトの主役は流域170をこえる小学校の小学生である。総合学習の一環として、子供たちがアサザの里親になり、アサザの種を株になるまで育て、湖に入って植え付けを行う。また、自然護岸が残っていた頃 […] -
原発ウォッチ!
再処理の中止をもとめて [原発ウォッチ!]
(2012年5月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第190号より) 雪の舞う中、青い森公園には大勢の人が集まっていた。4月7日、青森県内の原子力施設の廃止を求める集会が行われた。主催したのは、県内の6団体 […] -
気候・自然
100年かけ「霞ヶ浦再生」を実現するアサザプロジェクト(1/4)
霞ヶ浦は流域の人々の生活を支え、首都圏の水がめとしての役割を果している日本で2番目に大きい湖。40年前まではワカサギ漁で栄えた。晩秋から冬にかけてのワカサギ漁の季節になると、白い帆に風をはらませた「帆曳き船」が青き湖面を […] -
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頻繁に電話 内容は「恋愛」と「美容」の友達にうんざり[ホームレス人生相談]
(THE BIG ISSUE JAPAN 72号より) -
アート・文化
食感表現研究者・早川文代さん—シャキシャキ、ホクホク、カリカリ…445語ある「食感語」
シャキシャキ、ホクホク、カリカリなど、日本語は食感や食べる音を表現する言葉が豊かだ。そんな表現を用いて食品を分析する早川文代さんの研究とは? 食べ物を“官能評価”精度を上げる言葉の研究 (早川文代さん) 445語ある、食 […] -
原発ウォッチ!
大飯原発、大事故でも起これば日本が潰れる [原発ウォッチ!]
(2012年4月15日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第189号より) 大飯原発をめぐって緊張した状況が続いている。一日も早く運転を再開したい電力会社に対して、大事故を心配する市民がぶつかっている。何よりも […] -
被災地から
被災地福島の犬猫たち、飼い主と離れシェルターで越年へ [被災地から]
東京電力福島第一原発事故に伴い、被災したペットたちの〝受難〟が続いている。半径20キロ圏内の「警戒区域」で保護されたペットは、福島県と福島県獣医師会などによる福島県動物救護本部が県内2ヵ所にシェルターを設置し、一時預かり […] -
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無責任で無能な上司に困っています[ホームレス人生相談]
(THE BIG ISSUE JAPAN 70号より) -
健康・衛生
1日250回のメール、盗み見、アドレス消去の強制…ケータイトラブルも「DV」?
DVは、特別な男女間のトラブルではない。ケータイの覗き見や強い束縛意識、セックスの強要など…。その種のことはどんな恋愛の中にも潜んでいる。お互いの恋愛経験を話し合って自らの恋愛観を見つけるプロジェクト「恋愛ism」(注) […] -
原発ウォッチ!
放射能と折り合いをつけながら [原発ウォッチ!]
(2012年4月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第188号より) 「原発いらない! 3・11福島県民大集会 — 安心して暮らせる福島をとりもどそう –」が郡山市の開成山野球場で開催された。 呼びかけ […] -
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怒りっぽい性格を直して、温和な人づき合いができるようになりたい。[ホームレス人生相談]
(THE BIG ISSUE JAPAN 69号より) -
被災地から
作家・大野更紗さん「人間は生まれてから死ぬまで、ずっと強者、あるいはずっと弱者ではない」 [被災地から]
福島県出身の大野更紗さんの本、『困ってるひと』が売れている。 ビルマ難民の支援活動をしていた2008年、 筋膜炎脂肪織炎症候群という突然の難病で「医療難民」となり、闘病生活に突入。 次々に直面する医療や福祉の課題に体当た […] -
気候・自然
エピローグ—石油のない国、日本の可能性(8/8)
未来のストックをつくる人たち 植物がその体内に持っているリグニンと糖を資源としてうまく使うことが、地球温暖化を食い止める力になります。また、間伐材が放置されるなどの問題を抱えている林業、枯渇しつつある石油を材料として製 […] -
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ビッグイシュー日本版 11月1日発売 202号の紹介
11月1日発売のビッグイシュー日本版202号のご紹介です。 スペシャルインタビュー 井筒和幸監督 閉塞感が満ち満ちている日本社会に、井筒監督が新作を引っさげて帰ってきました。その名も『黄金を抱いて翔べ』(11月3日公開) […] -
原発ウォッチ!
ほんとに大丈夫?原発運転再開 [原発ウォッチ!]
(2012年2月15日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第185号より) 1月18日、経済産業省のある会場は大荒れだった。大飯原発3号機のストレステストの意見聴取会が開かれ、締め出された傍聴者が会場になだれ込 […] -
気候・自然
第6幕—植物系分子素材工業の誕生。分散・持続型の地域工業ネットワークへ(7/8)
分散・持続型の地域工業ネットワークへ いよいよ、万能の工業素材となるリグニンを使って、持続的な工業ネットワークを、社会につくる準備に入りましょう。 樹木をはじめ植物資源は、分子レベルまで見てみると、どんなものでも糖とリグ […] -
被災地から
開設!市民による放射能測定所&研究所 [被災地から]
必要なデータは自分たちで調べて防御したい。 東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う大気や土壌、農作物の放射能汚染と、内部被曝の問題が高い関心を集める中、福島市に7月17日、市民グループによる「市民放射能測定所」(丸森あ […] -
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会社の上司の干渉に困っています[ホームレス人生相談]
(THE BIG ISSUE JAPAN 68号より) -
気候・自然
第5幕—「リグニン」をはずす、相分離系変換システム(6/8)
「リグニン」をはずす、相分離系変換システム リグニンは樹木を、生物の生態系のなかの母体のような存在にしました。一方で、リグニンは地球上に大量に蓄積している有機資源なのに、人間がどうしても使えないものでした。その原因は、糖 […] -
アート・文化
木版画家・風間サチコさん「フィクションや冗談をまじえながら、自分なりに解釈した〝現実〟をこれからも表現していきたい」
『ドボッケン』『弾丸レッシャー』「成長神話」から生まれた怪人 木版画という手法を使い、風刺のきいた作品を発表してきた風間サチコさんの原点は幼稚園までさかのぼる。年長組の頃から小学校を卒業するまで、風間さんはお絵描き教室に […] -
気候・自然
第4幕—「リグニン」の秘密、その見えない設計図を読む(5/8)
「リグニン」の秘密、その見えない設計図を読む 地球の陸地をおおうほど繁茂するようになった樹木は、生態系を守りながら長い歴史を生きてきました。彼らにそれができた秘密は何だったのでしょうか? 樹木の細胞は糖類とリグニンの二つ […] -
原発ウォッチ!
2012年を自然エネルギー元年にしたい [原発ウォッチ!]
(2012年2月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第184号より) 元旦に飛び込んできたニュースは、原子力安全委員会の委員24人に2010年までの5年間に8500万円の寄付金が原子力業界から送られていたと […] -
気候・自然
第3幕—「リグニン」登場、繊維細胞の精密な設計図(4/8)
「リグニン」登場、繊維細胞の精密な設計図 なぜ、樹木は石油の代わりになるほどの働きができ、屋久島の屋久杉は7千年もの長い間立っていられるのでしょうか? ここで、植物の歴史上の重要な事実をお話しましょう。太古の昔、地球 […] -
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一人で楽しく過ごしていますが、そろそろ人生を真剣に考えたらと言われます[ホームレス人生相談]
(THE BIG ISSUE JAPAN 67号より) -
気候・自然
第2幕—植物、そして樹木の生き方(3/8)
長い生命力をキープする二つの循環 石油製品に替わってすべての製品の材料になれる植物、その秘密は何でしょうか? 人間も含めて、すべての生命体(有機体)はCO2からできあがっています。この有機体が生命を持ち、個体としての姿 […] -
原発ウォッチ!
廃炉には40年の遠い道のり [原発ウォッチ!]
(2012年1月15日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第183号より) 原発などないほうがいいと考えている市民は多い。消費者グループや労働組合、そして宗教者のグループなど多くの団体が脱原発を決めている。これ […]