4月1日発売の『ビッグイシュー日本版』500号の表紙は「パディントン」、特集は「縁食躍進!」です。
2003年の創刊以来、この号で500号となります。支えて下さった皆さまに、心から感謝申し上げます。

(リレーインタビュー)アーティスト 丹羽優太さん
日本絵画の文脈、技法材料を用いながら、人々には見えない厄災、抵抗できない力が常に黒い何かに見立てられてきた歴史に着目し作品制作を行う丹羽優太さん。北京へ留学した半年後にコロナ禍となり、一時帰国をしていた時に、京都の東福寺塔頭光明院の住職である藤田慶水さんと出会ったといいます。丹羽さんが、光明寺に住み込みで襖絵の制作を行うことになったきっかけとは?

(スペシャル企画)パディントン
全世界3500万部以上の売り上げを誇る児童文学作品『パディントン』。実写映画も大ヒットを記録し、今年5月には待望の最新作が公開されます。「親切と礼義正しさ」を忘れない、クマのパディントンが体現するものとは?

(特集)縁食(えんしょく)躍進!
今号は藤原辰史さん(京都大学人文科学研究所准教授)をゲスト編集長にお迎えしました。藤原さんは、ひとりぼっちでもなく、強い関係を求められるのでもなく、「弱目的性」のなかにいられる食のあり方を「縁食」と名付け、縁食の試みは日本中に広まっていると語ります。
藤原さんが敬愛する縁食の実践者のお二人、診療所、商店、カフェ、フットケアサロン、こども食堂などが同居する「おちゃのま」を運営する松嶋大さん(「なないろのとびら診療所」所長)と、箕面市立多文化交流センターで外国人の人々が“ワンデイ(一日)シェフ”となって母国の料理を提供する「コムカフェ」を運営する岩城あすかさんに話を聞きました。また、ノンフィクション作家の中原一歩さんからは、食に染み込んだ人間の悲哀がたっぷり描かれたエッセイが届きました。
今、縁食の試みに注目したいと思います。
コムカフェ関連記事:「お腹を満たしに行くだけなんてもったいない」と感じられるユニークな食堂・カフェ、4選(BIGISSUE ONLINE)

(国際)ブラジル。アマゾンに生物多様性の“回廊地帯”をつくる
南米のアマゾン川流域に生息する絶滅危惧種のオオカワウソを専門に研究している、イタリア人生物学者のエマヌエラ・エヴァンジェリスタ。彼女はブラジルを何度も訪れるうちに、アマゾンの森林とそこに住む先住民族の生活が危機に瀕していることを知り、環境保護NGOを立ち上げました。今も現地の住民と暮らしを共にするエマヌエラは、植民地時代から続く西洋諸国による乱開発に、大きな疑問を投げかけます。

(表現する人)村山大明さん。境界のない自然の世界。溶け込む感覚をペンで表現
「調和・交わり」をテーマに、モノクロのペンによって動植物の群像を描く村山大明さん。小さい生命に目を向け、人と自然をつなぐような作品を作っていきたいと語ります。

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