表紙は「レディー・ガガ」、特集は「タコとイカのこころ」/『ビッグイシュー日本版』6月15日発売の505号

『ビッグイシュー日本版』6月15日発売の505号、表紙は「レディー・ガガ」、特集は「タコとイカのこころ」です。

(リレーインタビュー 私の分岐点)ミステリー作家 有栖川有栖さん

ミステリー作家の有栖川有栖(ありすがわ・ありす)さんが小説家を志したのは11歳の時。その後、大手の書店に就職し、働きながら小説を書き続け、29歳の時にデビューを果たしました。35歳の時に本社の東京移転の話がもち上がったタイミングで、会社を辞め、専業作家になる決意をしたことが人生最大の分岐点だったと語ります。そんな有栖川さんが描く夢とは?

(スペシャルインタビュー)レディー・ガガ

今年、新作アルバム『メイヘム』を発表。5月3日にはブラジル・リオデジャネイロで開催したコンサートで 250万人以上を動員し、女性アーティストとして史上最多の観客動員数を記録したレディー・ガガ。絶大な支持を受ける一方、プレッシャーの中で生きのび、痛みとともに生きてきた経験を語ります。

(特集)タコとイカのこころ

二つの大きな目玉をもつ頭から腕が生え、体の色を瞬時に変える。骨はない。そんなタコとイカは頭足類と呼ばれ、世界には300種のタコと450種ほどのイカがいます。彼らの遠い先祖は貝類で、オウムガイが貝類とタコ・イカの中間の形だといいます。
彼らはヒトとはまったく異なる体・脳をもっていますが、地球という同じ惑星で進化したヒトにも通じる高度な知性の持ち主であることがわかってきたといいます。

たとえば、眼が発達し、モノを凝視する時間が長い。瞬時のカモフラージュに優れる。腕はどの角度にも曲げることができ、学習能力と記憶力が高い。さらに、タコの脳がChatGPTに似ていたり、遺伝子を「RNA編集」できたり……。
滋野修一さん(テクノプロR&D社勤務)に「タコ・イカの感情と知性」、吉田真明さん(島根大学教授)に「生命の設計図を書き換えるタコとイカ」について話を聞きました。
また、イカのさまざまな魅力を人々に伝えたいと立ち上げた「日本いか連合」のメンバーお二人にも活動について聞きました。

(国際)ウガンダ。緊急! HIV 陽性者に治療薬の継続提供が必要

140万人以上がHIVに感染していると言われるウガンダで、患者の命を救う抗レトロウイルス薬の不足が深刻な状況にあります。トランプ政権がUSAID(米国際開発庁)の対外援助資金を凍結し、世界各地の支援プログラムが停止したためです。これを受け、米国のNPO「クレイジー・ラブ・アフリカ」は直ちに資金集めを開始し、治療の最前線に立つ現地の医師を支えています。

(参議院選挙を前に)若い世代の声がちゃんと届く政治へ。能條桃子さんに聞く

「若者の声が政治に届きづらい状況を変えたい」と、インスタグラムでの情報発信や立候補年齢の引き下げプロジェクト、地方議会からのジェンダー平等の実現など、さまざまな活動に取り組む能條桃子さん。「若者と政治」をとりまく状況や変化について聞きました。

これまでの能條桃子さん登場号

(監督インタビュー)『フロントライン』関根光才監督

2020年2月3日に横浜港に寄港、その後に新型コロナウイルスの集団感染が判明した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」。あの時、現場では何が起きていたのか。監督・関根光才さんに、事実をベースに制作された公開中の劇映画『フロントライン』について聞きました。

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