4月15日発売の『ビッグイシュー日本版』525号の表紙&スペシャルインタビューは「寺尾紗穂」、特集は「仕事とケア」です。
(リレーインタビュー 私の分岐点)シンガーソングライター、インドネシア語翻訳家・通訳 加藤ひろあきさん
音楽活動のほか、インドネシア語の翻訳や通訳、さらにテレビ番組でMCを務めるなど多彩に活動する加藤ひろあきさん。
人生最初の分岐点は、東京外国語大学でインドネシア語を専攻したこと。大学3年生の時に留学したインドネシアで、渡航3ヵ月目に大地震が発生。自身も被災し、他の学生たちとともに救援活動を始めたと言います。そんな中、ギターを弾くようにうながされ、躊躇しながらも演奏したという加藤さん。現地の人々の思いがけない反応とは?

(スペシャルインタビュー)寺尾紗穂
シンガー・ソングライターとして琴線に触れる数多くの曲を手がけ、文筆家としてはエッセイや歴史をたどる聞き書きルポルタージュなどの著作を生み出し続けるなど、枠にはまらない独自の活動を続ける寺尾紗穂さん。
音楽、言葉、りんりんふぇす開催に込めた思いなどを聞きました。

(特集)仕事とケア 働く時間とジェンダー平等
4月から新年度が始まった今、自分の働き方について考えてみませんか?
“東アジアの奇跡”と言われた1990年代までの日本の社会経済。しかし、その後の“失われた30年”で非正規労働者が4割まで増える中、賃金水準は長期的な低迷を続け、貧困世帯が年々増加し、男女格差を表すジェンダーギャップ指数は118位(2025年)となりました。
労働経済史を専門とする田中洋子さん(筑波大学名誉教授)は言います。「なんという逆転であろうか。日本が1990年〜2000年代に進めた政策の転換が日本の社会と経済を損ない、働く人々の生活や仕事を苦しめるものとなったことが改めて認識される必要がある」と。
そんな田中さんが注目するのがドイツです。ドイツは戦後長らく男女の働き方が日本ときわめてよく似た状況にありましたが、多様な働き方改革を実行した結果、今日では正規・非正規の格差はほとんど存在せずジェンダー平等も大きく前進させてきました。
その鍵は、仕事とケアが同等の価値をもつという考えにありました。ドイツの改革を参考に、日本が停滞する原因を探り、それを克服していくための方策について田中さんに聞きました。

(国際)ダンスに見いだした“喜びと生きがい”
英国ウエストエンドの舞台で成功を収めた南アフリカ出身の人気ダンサー、ヨハネス・ラデベ。
いじめに遭った子ども時代やホームレス体験、ジェンダーにまつわる苦しみを経て、自分らしい生き方がかなえられた喜び、そしてNGOの支援活動に帯同し、視察の旅で感じたことを語ります。

(地球市民)ブランドン・クレーマーさん(映画監督)
ベルリン国際映画祭で、最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した映画『ホールディング・リアット』の監督、ブランドン・クレーマーさんが米国から来日。公開された作品について、映画人としての思い、そして今、私たちの生きる世界についてビッグイシューの読者に伝えたいことを語ります。

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