7月1日発売のビッグイシュー日本版314号の紹介です。
表紙・特集は「夏、雲をつかめ」、スペシャルインタビューはマイケル・キートンです。

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スペシャルインタビュー:マイケル・キートン

ふさわしくない移民なんていないはず。
この国は、移民によってつくられ成り立っているんだ

『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』でマクドナルドの創業者を演じたマイケル・キートン。アメリカンドリームと移民、トランプ大統領とゴルフ場について語ります。



リレーインタビュー。私の分岐点:マザーハウス取締役副社長・山崎大祐さん

僕を救ってくれた下町の大人たち。今、自分もマイノリティの力になりたい

バングラデシュやネパールなど、途上国の素晴らしい人材や素材に光をあてて、バッグなどのものづくりを行う、株式会社マザーハウス取締役副社長の山崎大祐さん。人生最初にして最大の分岐点は、母が離婚し、苦しかった「子ども時代」だと語ります。

特集:夏、雲をつかめ

青い空に湧き立つ入道雲。梅雨が明ければ、本格的な夏。見上げれば浮かんでいる「雲」は、最も身近な自然です。人々は、昔から四季折々の雲の美しさに魅了され、天気も予測してきました。

“雲の中で起こっていること”に興味をもち雲の研究者になった、荒木健太郎さん(気象研究所予報研究部研究官)は、地球上の熱バランスと水のめぐりに大きな働きを果たす雲の謎や正体に迫りながら、「災害ゼロの未来」をめざしたいと言います。

 日本で唯一の「ストーム・チェイサー」(嵐の追跡者)である写真家の青木豊さんは、雷や嵐を呼ぶ雲などを撮影。人に被害を与えることもある自然にあえて「スポットライトを当てて、自然のパワー、地球の生きた姿を表現したい」と言います。

「雲」について知ることは、人の生物本能と感性を覚醒させることにもなるでしょう。
今年の夏、雲を眺め、雲の声を聞き、雲をつかみたい。

テーマ
1)雲を見分ける。虹色に染まる「美しい雲」、嵐を呼ぶ「危険な雲」
2)激しい気象現象は地球の営み。撮影は「自然との知恵比べ」


国際:エチオピア、矛盾する空港の風景。
荷下ろしの緊急援助食糧、一方で、海外輸出を待つ国産農産品

世界銀行の開発プログラムが、政府にとっての“アリバイ”に

エチオピアでは、政府による外国資本への土地の売却によって、先住民の人々が土地を失い、飢餓に直面しています。スウェーデンのドキュメンタリー映画監督ホアキム・デメルは、世界銀行にその責任の一端があると語ります。

ビッグイシューアイ:今、多様な趣旨の確保と「食料主権」を考える時

住民から見直しを求める声も。しかし「国の対応は計画通りの実施ありき」

4月14日、「主要農作物種子法」の廃止法案が国会で可決されました。米や麦などの安定供給体制を根底から覆す可能性がある同法の廃止は、私たちの生活にどんな影響をもたらすのでしょうか。種子システムにくわしい西川芳昭さん(龍谷大学経済学部教授)に話を聞きました


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