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健康・衛生
男性被害者からのDV相談窓口の必要性ーコロナ禍で相談件数が倍増
DV(ドメスティックバイオレンス)被害者といえば女性を想像してしまいがちだが、近年は男性が被害者となるケースへのサポート体制も必要性が高まっている。実際、ドイツで男性のためのDV被害ホットラインを設けたところ、相談件数が […] -
ジェンダー
スウェーデンのDV被害の実態と女性支援施設の入居者インタビュー
2022年4月の警視庁発表によると、日本国内の年間のDV相談は8,011件(うち8割は女性から)だという*1。人口約1000万人のスウェーデンでは、その4倍以上の相談があるようだ。現地のストリートペーパー『ファクトム』誌 […] -
虐待・暴力
「ペットがいるとDVから逃れにくい」問題を軽減する必要性:カナダの調査より
カナダでは身近なパートナーによる虐待死が増え続けており、その被害者は圧倒的に女性たちだ*1。暴力を振るうパートナーの元から逃れたくても、そこにはさまざまな難題や障壁があり、その中でもあまり認知されていないもの […] -
ジェンダー
スイス、DV被害の4人に1人は男性。「男らしさ」に縛られ、孤立する被害者たちのシェルター
家庭内暴力(DV)というと、加害者は男性で被害者は女性─そんな構図で語られることが多い。しかし、スイス国内でDV被害者の4人に1人は男性だ。男性の被害者保護に特有の課題とは? ベルンにある男性保護施設を訪ねた […] -
健康・衛生
“自宅待機”が危険をもたらすーロックダウンによる家庭内暴力の増加と各国の対策
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、終わりの見えない自宅待機が続くーー米国各地で大勢の人々がトイレットペーパーや缶詰を求めて店に押し寄せる様子が報じられる一方、また別の大きな不安を感じている人々が数百万人規 […] -
被災地から
福島市内で、生後5ヵ月の子どもと被災。別居中の夫が暮らす米国へ避難、DV、子宮がんを経て、米国でステップアップを目指す
福島市から米国に避難し、DV(ドメスティック・バイオレンス)被害者保護シェルターで暮らした母子がいる。福島市から避難した加藤美智子さん(48歳)と息子の正義くん(9歳)親子に、2018年3月、カリフォルニア州ロサンゼルス […] -
健康・衛生
1日250回のメール、盗み見、アドレス消去の強制…ケータイトラブルも「DV」?
DVは、特別な男女間のトラブルではない。ケータイの覗き見や強い束縛意識、セックスの強要など…。その種のことはどんな恋愛の中にも潜んでいる。お互いの恋愛経験を話し合って自らの恋愛観を見つけるプロジェクト「恋愛ism」(注) […] -
健康・衛生
[インタビュー] 「みずら」事務局長・阿部裕子さんに聞く、DV被害者の現状
法律の保護は、すべてを捨てて逃げる人だけに 大決心が求められる被害女性 「みずら」(NPO かながわ女のスペースみずら)はドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者などを一時的に保護するシェルターなど、被害女性の自立支 […] -
虐待・暴力
[インタビュー] メンズサポートルーム・中村正さんに聞くドメスティック・バイオレンスへの対応策
「脱力する」生き方が、男の暴力を未然に防ぐ必要な加害男性側の再発防止方策 DVへの対応の一つは、DV防止法の保護命令(退去命令や接近禁止命令)によって、家庭内に介入して加害者と被害者を分離することにある。しかし、分離した […] -
虐待・暴力
なぜ、妻や彼女を殴ったのか?DV加害男性たちの脱暴力化を追う
加害男性たちは、なぜ一番大事なはずの妻や彼女を殴り続けたのか? そして、自らの暴力を乗り越えることはできるのか? 過去のあやまちを償いながら、暴力をふるった自分を見つめ直す「男たちの脱暴力化」を追った。 DV繰り返した2 […] -
虐待・暴力
[インタビュー] 中原俊監督「これはDV?それとも愛?映画の中で探してもらいたい」
モンスターに出会ってしまった不幸な女の話にだけはしたくなかった。 男女の恋愛、性愛を撮り続けてきた中原俊監督は語る。 男女両方の視点から描かれた映画『DV ドメスティック・バイオレンス』。 夫の暴力、妻の復讐 男女両方の […] -
健康・衛生
人間の暴力性と可能性—「ドメスティック・バイオレンス(DV)」を描く映画たち
相手を思っての「愛」と勘違い、コンプレックスと背中合わせの歪んだ暴力、煩悩とともに生き右往左往する人間。人間の暴力性と可能性を問い直す映画たちのご紹介。 シャーリーズ・セロン主演『スタンド・アップ』(2005) スタンド […] -
ジェンダー
「デートDV」とは何か?—暴力=愛情という理屈がデートDVを生む
DVというと夫婦だけの問題と考えられがちだが、結婚していない若いカップルの間でも「デートDV」と呼ばれる暴力行為が行われている。2002年に「アウェア」(aware)を設立し、加害者の男性が自分のDV行動に気 […]