子ども・若者による社会変革活動ー「アクションする勇気」をくれる記事9選

環境問題、災害、貧困・格差、病気、フードロス、差別、マイノリティへの偏見…多すぎる社会課題に、多くの人は気づいていないか、気づかないふりをする。またはあきらめ、慣れてしまっているかもしれない。

それどころか、社会課題に取り組もうとする若者に対して「生意気」「口の利き方がなってない」「やり方がまずい」などと批判する大人たちも多い(しかし「よいとすること」の基準が違うのか、批判者たちが社会に対して「よいやり方で」「よいこと」をしているというニュースは耳にする機会は少ない)。

そこで今回は、10代・学生時代から社会に対して「うまく」働きかけ、着実に仲間を増やしつつある若者たちの記事を紹介してみよう。


 

<イノベーション>
乳がん患者の“残された乳房”を守る新発明「スマート・アーマー(Smart Armor)」。17歳の発明家マッキンリー・バトソン が語る「若者の強み」とは
家族との何気ない会話をきっかけに疑問を持ち、周囲の大人たちの理解・協力を得て常識を打ち破る発明をした17歳の記事。
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<フードロス>

大学のゼミ研究きっかけに、自分たちでできることをと地域に働きかけている大学生たちの記事。

<環境問題>
プラスチックストローの削減運動は「友達に話す」ことから始まった。市長と市議会を動かした小学生、TEDイベントにも登壇
母親と見たドキュメンタリー映画をきっかけに、学校の友達に働きかけた小学生が、市長と市議会をも動かした事例。
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気候変動問題で真っ先に被害を被るのは社会的弱者ー20代女性が”声を届ける仕組み”を変革し、数々の賞を受賞
オーストラリアの先住民族の声を届ける仕組みがないと気づき、仲間を集めて組織化。「ボブ・ブラウン若者環境活動家賞」、「オーストラリア地域若手環境保護家賞」など数々の賞に輝いている。
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<差別・偏見>
国内最年少、10歳でのホルモン治療でトランスジェンダーたちの道を拓く。「科学的なアプローチも含め、偏見をなくしていきたい」
ジョージー・ストーンと、周囲の大人たちの理解により、オーストラリアで10代以下の若いトランスジェンダーに関する法整備が進むこととなった。
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13歳の少年が、不当な差別の解消を訴えるキャンペーンで110万円を集め、難民の支援団体や社会事業に寄付した事例。

災害時に家を失い、困った経験と、それを助けてもらった恩義から、地域でホームレス支援を始めた女子の事例。

「社会が実際に必要とする製品(プロダクト)を生み出す」という大学の課題を受けて、仕事をもつくりだした芸大生のプロダクト紹介。

SNSを駆使し、世界に訴え仲間を増やしつつあるエマ・ゴンザレス、デヴィッド・ホッグなどの影響力について。

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上記で紹介した若者たちの多くは「社会を変えるのに年齢は関係ない」と話す。

活動するのに早すぎることも、遅すぎることもない。彼らのそんなメッセージや、日々見聞きするニュースをどう受け止め、行動するか(しないか)は、自分しだい。今年は、今までしたことのないことにチャレンジする一年にしてみませんか。

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「20代、生き方としての社会的起業」/『ビッグイシュー日本版』259号

『ビッグイシュー日本版』259号では、問題解決を目指して起業する20代の日本の若者たちを特集。
日本全国の職人と連携して0~6歳のための日用品ブランドを立ち上げ。
「ひとりぼっちがいないまち、石巻」を掲げる活動。
若手米農家集団を結成、作る人と食べる人をつなぐ。
バングラデシュに渡り、同国初の映像授業「e-Education」を立ち上げ。
旅という“メディア”を使って、社会の無関心を打破するため、スタディツアーを企画。
身近な食をきっかけに政治や社会問題を考えるユニークな雑誌を創刊・・・
 20代、生き方と働き方を一致させた社会的起業家に話を聞いた。(2015-03-15発売) 
259
https://www.bigissue.jp/backnumber/259/

その他、「市民がつくる希望の経済」としてシビック・エコノミーを特集した号:265号287号もおススメです。

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