admin 環境問題、災害、貧困・格差、病気、フードロス、差別、マイノリティへの偏見…多すぎる社会課題に、多くの人は気づいていないか、気づかないふりをする。またはあきらめ、慣れてしまっているかもしれない。
それどころか、社会課題に取り組もうとする若者に対して「生意気」「口の利き方がなってない」「やり方がまずい」などと批判する大人たちも多い（しかし「よいとすること」の基準が違うのか、批判者たちが社会に対して「よいやり方で」「よいこと」をしているというニュースは耳にする機会は少ない）。
そこで今回は、10代・学生時代から社会に対して「うまく」働きかけ、着実に仲間を増やしつつある若者たちの記事を紹介しよう。
イノベーション
▼家族との何気ない会話をきっかけに疑問を持ち、周囲の大人たちの理解・協力を得て常識を打ち破る発明をした１７歳の記事。
フードロス
▼大学のゼミ研究きっかけに、自分たちでできることをと地域に働きかけている大学生たちの記事。
環境問題
▼母親と見たドキュメンタリー映画をきっかけに、学校の友達に働きかけた小学生が、市長と市議会をも動かした事例。
▼オーストラリアの先住民族の声を届ける仕組みがないと気づき、仲間を集めて組織化。「ボブ・ブラウン若者環境活動家賞」、「オーストラリア地域若手環境保護家賞」など数々の賞に輝いている。
差別・偏見
▼ジョージー・ストーンと、周囲の大人たちの理解により、オーストラリアで10代以下の若いトランスジェンダーに関する法整備が進むこととなった。
▼１３歳の少年が、不当な差別の解消を訴えるキャンペーンで１１０万円を集め、難民の支援団体や社会事業に寄付した事例。
ホームレス問題
▼災害時に家を失い、困った経験と、それを助けてもらった恩義から、地域でホームレス支援を始めた女子の事例。
▼「社会が実際に必要とする製品（プロダクト）を生み出す」という大学の課題を受けて、仕事をもつくりだした芸大生のプロダクト紹介。
銃規制
SNSを駆使し、世界に訴え仲間を増やしつつあるエマ・ゴンザレス、デヴィッド・ホッグなどの影響力について。
上記で紹介した若者たちの多くは「社会を変えるのに年齢は関係ない」と話す。
活動するのに早すぎることも、遅すぎることもない。彼らのそんなメッセージや、日々見聞きするニュースを受け止め、応援できる大人でありたいものです。
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