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イベントレポート
中学時代から親の借金返済、そして難病…ビッグイシュー販売者が高校生に語った半生/筑波大学附属駒場中・高等学校へ出張講義
有限会社ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や貧困問題、ビッグイシューの活動への理解を深めるため、高校や大学などで講義をさせていただくことがあります。 今回の行き先は、日本有数の進学校である筑波大学附属駒場中・高等学校 […] -
ジェンダー
育児や介護で離職したあげく、家庭内暴力で家を追い出される高齢女性たち
オーストリアで家を失う恐れが急速に高まっているのが「55歳以上の女性」だ。いったいどんな事情があって、高齢女性がホームレス状態に至るのか。『ビッグイシュー・オーストラリア』が、3人の女性の住まいを失うまでの経緯を聞いた。 -
ビッグイシューのご案内
4月1日発売『ビッグイシュー日本版』452号、表紙は「カズオ・イシグロ」、特集は「非戦のリアル」
2023年4月1日発売のビッグイシュー日本版452号の紹介です。 表紙は「カズオ・イシグロ」、特集は「非戦のリアル」です。 -
公正・包摂
脳内で視覚的イメージを描けない「アファンタジア」の長所と短所
視覚的なイメージ化がむずかしい「アファンタジア」という認知特性について、ドイツ・シュトゥットガルトのストリート誌『トロット・ヴァー』の記事を紹介する。 -
まちづくり
地域ジャーナリズムはヘイト・偽情報・分断に対抗する有効な手段
「地域ジャーナリズムの未来が危うい」ー 英国のデジタル・文化・メディア・スポーツ省(DCMS)の最新報告書が警告を発している*1。全国メディアに対する世間の信頼度が低下し、ネット上では差別やヘイト、分断を煽る発言が増え続 […] -
教育
貧困家庭の子どもは学校教育で配慮されるべき
子どもの貧困が人生観に与える影響や学校でできる支援について、独オスナブリュック大学の社会学者アラディン・エル・マファラニに『ヒンツ&クンスト』誌(ドイツ・ハンブルク)が話を聞いた。 -
原発ウォッチ!
汚染土を各地へ拡散か。環境省、東京・埼玉・茨城で実証実験を計画
環境省は福島原発事故で発生した汚染土を、東京都新宿区の新宿御苑の花壇で使用する実証事業を行うと発表した。そして、昨年12月21日に極めて限られた周辺住民に対して説明会を開催した。住民からはこの限定した進め方や事業の内容に […] -
貧困・ホームレス
毎日20人以上が路上で亡くなる米国の真の悲劇
米国では毎日少なくとも20人が、路上やテント、車中など、ホームレス状態で亡くなっている*1。ストリートペーパーの国際的ネットワーク「INSP(International Network of Street Papers) […] -
ビッグイシューのご案内
3月15日発売の『ビッグイシュー日本版』451号、表紙は「きかんしゃトーマス」、特集は「装いサステナブル」
2023年3月15日発売のビッグイシュー日本版451号の紹介です。 表紙は「きかんしゃトーマス」、特集は「装いサステナブル」です。 -
ジェンダー
企業は「社会的調達」の検討を!即効性のある社会インパクトをもたらす豪ビッグイシューの女性支援事業「ウィメンズ・ワークフォース」
家庭内暴力に苦しむ専業主婦にとっては、「暴力に耐える」か「家を出る」かの二択になりがちだ。そこでビッグイシュー・オーストラリアでは、路上での雑誌販売と並行して、ホームレス状態の女性支援「ウィメンズ・ワークフォース(Wom […] -
アート・文化
巨大企業が隠蔽するPFAS汚染を暴いた映画『ダークウォーターズ』。モデルとなった弁護士ロバート・ビロットに聞く
環境汚染と深刻な病との因果関係を暴露し、巨大化学企業デュポン社に数億ドルの賠償金を支払わせた弁護士ロバート・ビロット。巨大企業との闘いは、映画『ダークウォーターズ―巨大企業が恐れた男』にもなった*1。昨今、沖縄や東京・多 […] -
イベントレポート
「お金がないなら、罪でも犯して刑務所に入ろうとは思わなかったのですか」―高校生からビッグイシュー販売者へ質問
有限会社ビッグイシュー日本では、ビッグイシューの活動やホームレス問題への理解を深めるため、高校や大学へ出張講義をさせていただくことがあります。 今回ビッグイシュー日本スタッフ・吉田と、販売者の進藤さんが向かったのは、大阪 […] -
平和・協同
ウクライナに留学していた学生たちの今
ドイツに入国したウクライナ難民は、一時的な在留許可を取得でき、就労または教育が可能となる措置が取られている。だが、この権利を享受できていない人たちがいる。“ウクライナのパスポートを所持していない人”たちだ。ドイツ連邦内務 […] -
ビッグイシューのご案内
3月1日発売の『ビッグイシュー日本版』、表紙は「スティーヴン・スピルバーグ」、特集は「ふくしまの12年」
2023年3月1日発売のビッグイシュー日本版450号の紹介です。 表紙は「スティーヴン・スピルバーグ」、特集は「ふくしまの12年」です。 -
原発ウォッチ!
失われた規制庁の独立性-原発の運転延長、経産省と規制庁が事前協議
原子力発電所の運転制限にかかわる条項を「原子炉等規制法(炉規法)」から経産省所管の「電気事業法」に移す計画について、前回(446号)の原発ウォッチで報告した。この計画について、経産省と原子力規制庁(以下、規制庁)の間で事 […] -
貧困・ホームレス
ホームレスの人を減らし続けているフィンランドの本気-まず住まいを提供する「ハウジングファースト」施策の成功
ヨーロッパでは、多くの都市でビルの入り口にホームレスが寝そべっている光景が街並みの一部になっている。だがフィンランドの首都ヘルシンキでは、街中や駅周辺から港の近くへと足を延ばしても、特にホームレスらしき人は見当たらない。 […] -
公正・包摂
ニュージーランドの元首相、ジャシンダ・アーダーンのレガシー「優しさの政治」
英バース大学のジェンダー政治学の授業で、「現代社会で人の心を動かす政治指導者は誰か」と学生たちに尋ねると、必ずジャシンダ・アーダーンの名が挙がる。歴代のニュージーランド首相たちはどうかと尋ねると、学生たちは沈黙する。従来 […] -
イベントレポート
「ホームレスになっても生きたいのはなぜ?」-工科高校定時制課程の生徒からビッグイシュー販売者へ率直な質問
有限会社ビッグイシュー日本では、ビッグイシューの活動やホームレス問題への理解を深めるため、高校や大学へ出張講義をさせていただくことがあります。 今回ビッグイシュー日本スタッフ・吉田と、販売者の吉富さんが向かったのは、大阪 […] -
健康・衛生
男性被害者からのDV相談窓口の必要性ーコロナ禍で相談件数が倍増
DV(ドメスティックバイオレンス)被害者といえば女性を想像してしまいがちだが、近年は男性が被害者となるケースへのサポート体制も必要性が高まっている。実際、ドイツで男性のためのDV被害ホットラインを設けたところ、相談件数が […] -
ビッグイシューのご案内
2月15日発売の『ビッグイシュ―日本版』449号、表紙は「ミシェル・ヨー」、特集は「街にやってくる野生動物」
2023年2月15日発売のビッグイシュー日本版449号の紹介です。 表紙は「ミシェル・ヨー」、特集は「街にやってくる野生動物」です。 -
貧困・ホームレス
ホームレス、シェルターに住む人、元受刑者……分け隔てなく雇用する「地域清掃会社」
米国中部コロラド州の大都市、デンバーの並木道。タミー・ヴォーンの朝は、コルファクス・アベニューとブロードウェイ・ストリートの交差点から始まる。出勤日は毎日欠かさず歩道をほうきで掃き、ごみ箱を空にして、このキャピトルヒル地 […] -
公正・包摂
信仰心があるからこそ、不正を糾弾するーカトリック信者による「マリア2.0」運動
2019年、ドイツのミュンスターで、カトリック教信者の女性たちが草の根運動「マリア 2.0」を立ち上げた。長い歴史を持つカトリック教会が起こしてきた数々の不祥事や問題に、もうこれ以上耐えられないと、ミサをボイコットするな […] -
イベントレポート
桃谷高校定時制課程の生徒がビッグイシュー販売者へ質問「なぜ生活保護を受けないのですか?」
有限会社ビッグイシュー日本では、ビッグイシューの活動やホームレス問題への理解を深まるため、高校や大学へ出張講義をさせていただくことがあります。 ビッグイシュー日本スタッフ・吉田と、販売者の近藤さんが向かったのは、大阪府立 […] -
原発ウォッチ!
原発の運転期間、延長へ議論-経産省が狙う、電気事業者への権限強化
原子力規制委員会は2022年10月5日、松山泰浩資源エネルギー庁電力・ガス事業部長を招き、原子力利用政策における運転期間についての意見を聞いた。 -
ジェンダー
国家が父権主義を守りたがる理由―反フェミニズム運動について社会学者が解説
日本における同性婚制度の導入について、2023年1月、岸田首相は「わが国の家族のあり方の根幹に関わる問題であり、極めて慎重な検討を要する」と答弁した。しかし世界的には、私たちの社会に深く根ざず家父長的構造に異議を唱える動 […] -
健康・衛生
薬物依存。“回復の機会をつくる農場ー自分が食べるものを自分たちで育て、より健康的に生きること
薬物依存症に苦しむ人々に農業を中心としたさまざまな仕事を提供することで、依存症からの回復を手助けするドイツの「フレッケンビュール農場」。自身も当事者の一人で、役員のロルフ・シュテルクがこのユニークな回復施設について語った […] -
ビッグイシューのご案内
2月1日発売の『ビッグイシュー日本版』448号、表紙は「ブランディ・カーライル」、特集は「フェミニズムの来た道」
2023年2月1日発売のビッグイシュー日本版448号の紹介です。 表紙は「ブランディ・カーライル」、特集は「フェミニズムの来た道」です。 -
公正・包摂
暴力を“病”と捉える警察のアプローチ。スコットランド、犯罪減少を導く“希望と機会”
かつて暴力犯罪率の高さで悪名高かったスコットランド・グラスゴー。しかし15 年前に、警察が「暴力」に対する見方を変え、貧困の改善をすすめて社会福祉との連携を始めると、事件数は減少。画期的な事業のモットーは「人生の厳しいカ […] -
イベントレポート
ビッグイシュー誌販売者が、全国をつなぐオンラインクリスマスパーティを企画・開催、2022年を振り返る
認定NPO法人ビッグイシュー基金では、ビッグイシュー誌販売者を中心とした実行委員会を立ち上げ例年、クリスマスパーティを企画・開催している。 コロナ禍以前は当事者や市民・スタッフなど約200名が大阪市中央公会堂に集まり、出 […] -
ジェンダー
15歳で教師から性暴力被害に遭ったグレース・タメによる、被害者支援と性暴力防止のための活動
学童保育施設やフリースクールの指導員、そして学校教師…本来子どもたちの安心を守るはずの人間による忌まわしい性犯罪が毎日のように報道されているが、それらの被害者の声がメディアで紹介されることは少ない。心無い人により「被害者 […]