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教育
パフォーマンスという子ども支援ー性別・年齢不詳のクラウン(道化師)だからこそできること
43歳の彼女の仕事には、パソコンもユニフォームも要らない。緑色のオーバーオールに、ポケットからは小さなぬいぐるみをのぞかせ、三角帽や野球帽をかぶって働く彼女の仕事は、学校や病院、難民センターを訪れて、子どもをサポートする […] -
平和・協同
八百屋さんがビッグイシューを売る理由を「真澄屋」に聞いてみた(千葉県流山市)
野菜づくりを通じて、環境や体にやさしい「食」を届けるため、自然と向き合っている店がある。千葉県流山市にある「街を耕す八百屋&カフェ 真澄屋」だ。夫の吉田篤さんが野菜を作り、妻のまささんが八百屋を運営している。併設 […] -
教育
米国のPBT(課題解決型学習)の例:スニーカー制作授業
米国のスニーカー市場は数十億ドル規模におよび、大手企業が若者の心や文化に絶大なる影響力をふるっている。コロラド州オーロラにあるウィリアム・スミス高校では、この「スニーカー文化」に目を付けた授業が行われている。 -
イベントレポート
「ビッグイシュー販売だけで生きていける?」 大学生から直球の質問/関西大学出張講義レポート
有限会社ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や貧困問題、ビッグイシューの活動への理解を深めるため、高校や大学などで講義をさせていただくことがあります。今回の行き先は、関西大学千里山キャンパス。学内で年に2回開催される「 […] -
ビッグイシューのご案内
6月1日発売の『ビッグイシュー日本版』456号、表紙は「是枝裕和」、特集は「『抗震力』究極の地震対策」
2023年6月1日発売のビッグイシュー日本版456号の紹介です。 表紙は「是枝裕和」、特集は「『抗震力』究極の地震対策」です。 -
平和・協同
「夜のパン屋さん」のはじめかた-地域の人と “フードロス削減”に取り組もう
パン屋さんから「営業時間内で売りきることができなかったパン」を卸してもらい、「営業時間外にパンを食べたいお客さん」に販売する「夜のパン屋さん」の取り組みをビッグイシューが始めて3年目。 phot […] -
公正・包摂
独裁により100以上のラジオ局が閉鎖に―「情報の砂漠化」ベネズエラの現状
ベネズエラではこの1年で、政府によって100以上のラジオ局が閉鎖に追い込まれている。メディアの衰退に拍車がかかり、市民の情報アクセスはますます難しくなっている。ジャーナリズム学教授で、メディア監視機関「メディアナリシス」 […] -
アート・文化
車上生活を選ぶ12の理由ーキャンピングカーでノマドライフを送る85人に聞いた
車上生活者の生きざまを描いた映画『ノマドランド』が突きつけたように、2008年の金融危機以降、高い住居費を節約する手段として「車上生活」を選ぶ人が増えている。パンデミックによって、その数はさらに増えている。トンプソン・リ […] -
貧困・ホームレス
スコットランドが生理用品の無償提供を法律化。その現状と課題について
2022年8月、スコットランドは世界で初めて、生理用品の無償提供を認める法律を施行させた。この施策の現場の様子や、昨今の物価高騰の影響について、国際ストリートペーパーネットワーク(INSP)が取材した。 月曜日の夕方5時 […] -
原発ウォッチ!
2年ぶり、福島第一原発を見学、使用済み核燃料392体。取り出し作業10年遅れ
3月20日に2年ぶりに福島第一原発の施設内を見学した。筆者含め9人が参加した。集合場所は東京電力廃炉資料館で、そこから東電のバスに乗って、第一原発へ行き、所定の手続きを経て、構内バスで見回った。 -
アート・文化
芸術家の男女の所得格差
世界的に芸術家(アーティスト)の収入は、教育や資格を必要とする他の職業のプロよりもかなり低い。女性となると、さらに不利な状況にある。オーストラリアの芸術家をとりまく環境について、豪マッコーリー大学の経済学教授デイヴィッド […] -
まちづくり
地域の人と人をつなぐ中間支援の拠点、みのお市民活動センターの取り組み
市民と行政・企業、行政と企業などの間に立ち、活動や連携を支援する”中間支援“の機能を持った施設は全国にある。大阪府箕面市にある、みのお市民活動センター(以下、同センター)もその一つだ。 箕面市より指定管理者として指定を受 […] -
ビッグイシューのご案内
5月15日発売の『ビッグイシュー日本版』455号、表紙&特集は「静かに消えゆく昆虫たち」、スペシャル「ルイス・キャパルディ」
2023年5月15日発売のビッグイシュー日本版455号の紹介です。 表紙&特集は「静かに消えゆく昆虫たち」、スペシャル「ルイス・キャパルディ」です。 -
健康・衛生
バイオソリッドで「永遠の化学物質」PFASが農場に入り込むおそれ
料理が焦げつかないフライパン、汚れにくい衣服やカーペット、泡消火剤……さまざまな用途に使われてきた「永遠の化学物質」は、その便利さゆえに危険を広めてきた。 PFAS(ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合 […] -
まちづくり
フードロス削減と人のつながり…「夜のパン屋さん」、札幌でも展開中
パン屋さん「美味しいパンをつくったけれど、営業時間内に売り切れなかった」--お客さん「パンがほしかったけれど、営業時間内にお店に行けなかった」-- この2者をつなぐ「夜のパン屋さん」は、営業時間内では販売しきれなかったパ […] -
アート・文化
写真を仕事にする人へ―社会的弱者を撮影するときの心がけ
米国コロラド州のストリートペーパー『デンバー・ボイス』で15年前から写真家として働くジャイルス・クラセン。社会的弱者を撮影する際の心得、ストリートペーパー事業との出会いなどにについて、国際ストリートペーパーネットワーク( […] -
公正・包摂
移民が流入すると不安は高まりがちだが、実際の犯罪率は増えない:チリの研究より
「移民」は、現代の政治や学者間での議論において、避けては通れない重要なテーマだ。しかし、世界中どの国においても、政治家や世間一般に移民を敵視する人は一定数いる。移民反対派の多くは「移民が増えると犯罪が増加する」と主張する […] -
平和・協同
吉祥寺の商店街でビッグイシューのポップアップストアが開店したわけ
2023年の市議会選挙で、議員の半数が女性となり話題となっている武蔵野市。これからの市政がどう変わるのか注目を浴びているなか、吉祥寺の商店街サンロードでは新たな試みが始まっている。 人通りの多い商店街の一角で、“ビッグイ […] -
ビッグイシューのご案内
5月1日発売の『ビッグイシュー日本版』454号、表紙は「ケイト・ブランシェット」、特集は「笑賛!へんな研究」
2023年5月1日発売のビッグイシュー日本版454号の紹介です。 表紙は「ケイト・ブランシェット」、特集は「笑賛!へんな研究」です。 -
気候・自然
水が飲めずに死んでいくアフリカゾウ――共存のために人間ができること
アフリカゾウの数は、1800年代には2600万頭いたが、今や41万5千頭にまで減少している。ヨーロッパ諸国による植民地化、密猟、開発がすすみ人間に生息地が奪われていることが主な原因だ。そして近年、この大きな動物は、また別 […] -
気候・自然
遺伝子検査の危険性―遺伝子は生命の本質ではない
かつて『英ガーディアン』紙が「幸福な遺伝子が恋愛がうまくいく可能性を高めるかも」という記事を、『米タイム』誌は「致死性の高い前立腺がんの原因となる遺伝子を発見」との記事、『ニューヨーク・タイムズ』誌は「遺伝子に潜む浮気性 […] -
公正・包摂
音嫌悪症(ミソフォニア)の症状と対応策
リンゴを丸かじりする音、ニンジンをボリボリかみ砕く音。他人が物を食べるときに立てる音に過敏で、拒否反応を覚える人たちは、「ミソフォニア(音嫌悪症)」なのかもしれない。息子の発症を機に、2016年から音嫌悪症の専門家となっ […] -
ジェンダー
漁業の世界で男女格差は是正できるかー世界の公平・持続可能なケースに学ぶ
小規模漁業に従事する女性は 世界的に約450万人、全漁業労働者の4割を占めるとされる。しかし、女性たちは、漁場や沿岸資源へのアクセスにまつわる意思決定プロセスからは外されがちだ。漁業に関する政策、法律、プログラムは歴史的 […] -
原発ウォッチ!
進む原子力回帰、原子力基本法改悪ー事故の教訓を顧みない愚策、60年超の運転可能に
政府は原発回帰を進めるための法案類を、束ねて(※)今国会に上程する。束ねられるのは以下の5つの改正法案だ。このうち、「電気事業法」と「原子炉等規制法」については -
ビッグイシューのご案内
4月15日『ビッグイシュー日本版』、表紙は「エディ・レッドメイン」、特集は「わたしの隣人、人権はどこに」
2023年4月15日発売のビッグイシュー日本版453号の紹介です。 表紙は「エディ・レッドメイン」、特集は「わたしの隣人、人権はどこに」です。 -
平和・協同
ビッグイシュー販売者はどのようにビッグイシューを知るのか?
ビッグイシューの出張講義でスタッフが販売のしくみを解説すると、参加者から「しくみはわかったけれど、そもそもビッグイシューの販売者はどのようにビッグイシューの存在を知るのですか?」と聞かれることがあります。 そこで今回は、 […] -
ジェンダー
“女性であること”で健康リスクが大きい現状
世界保健機関(WHO)によると、女性であること、あるいは女性としてのアイデンティティを持つことは、その人の健康に大きな影響を与える。これには、生物学的な要因もあれば、社会的な性差に起因するものもあるが、とりわけ懸念される […] -
公正・包摂
選挙活動がビッグイシュー販売者に与える影響
街角で雑誌販売をするビッグイシュー販売者は、人通りが見込める場所に立つことが多い。そのため、その場所は、選挙時には選挙活動にも使われることもよくある。選挙期間になると、ビッグイシューを応援してくださる方の中に […] -
イベントレポート
筑波大学附属駒場中・高等学校でビッグイシューの話を聞いた高校生からの反応とは
有限会社ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や貧困問題、ビッグイシューの活動への理解を深めるため、高校や大学などで講義をさせていただくことがあります。 今回の行き先は、全国でも有数の進学校である筑波大学附属駒場中・高等 […] -
イベントレポート
筑波大学附属駒場中・高等学校の生徒からビッグイシュー販売者への質問「親ガチャという言葉をどう思いますか?」
有限会社ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や貧困問題、ビッグイシューの活動への理解を深めるため、高校や大学などで講義をさせていただくことがあります。 今回は筑波大学附属駒場中・高等学校の高校2年生の皆さんへ、ビッグイ […]