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アート・文化
英国で立ち上がった「アーツ&ホームレス国際賞」。2023は日本の「ココルーム」が入賞
英国の慈善団体「アーツ&ホームレス インターナショナル」が、「アートとホームレス問題」の分野における卓越したプロジェクトや個人の貢献をたたえる国際賞を立ち上げた。賞は6つの部門から成り、受賞者(プロジェクト)は、各分野の […] -
経済・産業
災害から「逃げられない人」を減らしたい。東日本大震災の経験から誕生、世界初の車椅子・補助装置「JINRIKI」
2011年の東日本大震災時、被災3県での障害者手帳保持者の死亡率は全住民の約2倍で、死者数の約6割を占めていたのは65歳以上の高齢者だ。 災害時に支援が必要な人をどう避難させるかが大きな課題となっている中、その手段の一つ […] -
まちづくり
「自然災害だから」と諦めない。犠牲者を激減させたバングラデシュの地域住民主導の取り組み
世界中がコロナ対策に苦闘しているなか、台風シーズンが到来した。日本の避難所は世界的に見ても何十年と進化がないと批判されがちだが、アジアの最貧国の一つとされるバングラデシュは災害対策で着実な進化を遂げている。 […] -
ビッグイシューのご案内
生活用水に、冷暖房に、飲み水に…事例に学ぶ「雨水」を活用する方法
『ビッグイシュー日本版』263号より、読みどころをピックアップいたします。 ※以下は2015/05/18に公開した記事を加筆・修正した記事です。 どこでも、誰でも、雨水利用! 263号、表紙はジュリアン・ムーア、特集は「 […] -
まちづくり
ハワイ先住民の文化を大切にしたホームレス対策「カウハレ」と住宅デベロッパーたちの工夫
リゾート先として人気のハワイだが、実はホームレス状態にある人の割合が全米トップレベルにある。そんなハワイで最近、この危機に立ち向かおうとするムーブメントが広がりつつある。ワシントンD.C.のストリートペーパー『ストリート […] -
ビッグイシューのご案内
長期停電、断水、物流ストップは他人事ではない。我が家とまちのサバイバル力を上げる方法
大規模な停電や断水を伴う地震・豪雨・台風、そしてインフラの老朽化など、想像を超える事態が起こる頻度が高まってきている。 “備え”を「自分ではない誰かがやってくれること」と切り分けてしまうのではなく「自分たちですること」と […] -
ビッグイシューのご案内
2024年1月1日発売の『ビッグイシュー日本版』470号、表紙は「トーベ・ヤンソン」、特集は「沖縄、百年の食卓」
2024年1月1日発売のビッグイシュー日本版470号の紹介です。 表紙は「トーベ・ヤンソン」、特集は「沖縄、百年の食卓」です。 リレーインタビュー 私の分岐点:ミュージシャン ISEKIさん 「キマグレン」を結成し、20 […] -
気候・自然
ビジネス界に「ネイチャーポジティブ」は定着するか
いま急速に広まっている「ネイチャーポジティブ(自然再興)」という言葉を聞いたことはあるだろうか。自然破壊を続けるのではなく、今よりもっと豊かな自然が存在する未来を描いていこう、いたってシンプルなコンセプトだ。 環境分野で […] -
原発ウォッチ!
ALPSで5人が被曝事故、事故を小さく見せようとする国・東電・下請け企業
2023年10月25日に福島第一原発内のALPS(多核種除去設備)施設内で、配管の清掃作業を行なっていた作業員5人が汚染水を浴びて被曝する事故が起きた。東京電力によれば5人の被曝線量はベータ線量で最大6.6ミリシーベルト […] -
気候・自然
ワイヤー罠、弓矢で傷ついた野生動物たちを救うーシマウマ、ヌー、バッファロー、キリン、インパラ、そしてハイエナ
ケニアのマサイマラ保護区(※)で小型飛行機を自ら操縦し、象牙・銃器の探知犬、密猟者の追跡犬とともに、ゾウ密猟対策活動や野生動物の保護に奔走する滝田明日香さん。今年1月、ケニア政府から麻酔銃の所持許可証を得て、野生動物治療 […] -
貧困・ホームレス
「ファンクショナル・ゼロ」とは、コミュニティとしてホームレス問題をどれだけ実質的に解消しうるかを測る指標
「ファンクショナル・ゼロ」とは、必要な人に住まいや支援を実質的にどのくらい行き渡らせられるかを測る指標である。関係する組織がバラバラに動くのではなく、互いに連携し、地域密着型の支援を行うことがポイントとなる。 […] -
気候・自然
生のモミの木と人工クリスマスツリー、環境負荷が高いのはどちらか
日本でも「返却可能な手ごろなサイズの生のモミの木」が家具メーカーから販売されているが、そもそもクリスマスツリーは生木のものと人工のもの、どちらが環境に良いのかー 環境意識が高い消費者からたびたび質問されるこの問いについて […] -
アート・文化
12月15日発売の『ビッグイシュー日本版』、表紙は「からすのパンやさん」、特集は「行ってみたい、あの町この町」エッセイ10編
2023年12月15日発売のビッグイシュー日本版469号の紹介です。 表紙は「からすのパンやさん」、特集は「行ってみたい、あの町この町」エッセイ10編です。 -
ジェンダー
中絶禁止から、合法化・無料化へ。より安全な処置が可能になったアルゼンチン
首都ブエノスアイレスの総合病院で働くヴィヴィアナ・マズル医師は、女性がまっとうな権利を手にするまでの変化を目の当たりにしてきた。2020年まで大きな制約があった人口妊娠中絶が、現在は妊娠14週目までなら、本人の要望に応じ […] -
イベントレポート
ビッグイシュー販売者が600人の高校生を前に体験を語る/県立西宮北高校出張講義レポート
有限会社ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や貧困問題、ビッグイシューの活動への理解を深めるため、企業や学校から依頼を受け、出張講義をさせていただくことがあります。今回の行き先は、兵庫県西宮市にある兵庫県立西宮北高等学 […] -
教育
スポーツ界の指導は暴力と紙一重? 被害者を支える仕組みの必要性について
男子ラグビーのウェールズ代表ヘッドコーチ、ウォーレン・ガットランドは、世界有数のスポーツ指導者として知られている。彼が編み出した激しいトレーニングメニューには、頭巾をかぶせられる、赤ん坊の泣き声にさらされ続けるといったも […] -
健康・衛生
甲状腺がん患った若者たち、原告となって東電を提訴──井戸謙一弁護士(弁護団長)に聞く
2011年3月の東京電力福島第一原発事故後に甲状腺がんになったのは、原発事故による被曝が原因だとして、事故当時、福島県内在住だった当時6歳から16歳の6人が今年1月、東京電力に総額6億1600万円の支払いを求める訴えを東 […] -
ジェンダー
セクハラはれっきとした人権侵害。加害者だけでなく組織全体の検証を
日本ではセクシュアル・ハラスメント(以下「セクハラ」)や性暴力のニュースを聞かない日はなく、その対策は遅々として進んでいないように思える。他の先進国ではどうだろうか。カナダ・アタバスカ大学で組織行動論を専門とするアンジェ […] -
ビッグイシューのご案内
12月1日発売の『ビッグイシュー日本版』468号、表紙は「趣里」、特集は「廃屋DIY」
2023年12月1日発売のビッグイシュー日本版468号の紹介です。 表紙は「趣里」、特集は「廃屋DIY」です。 -
気候・自然
麻酔銃で眠らせた野生動物は、リバース剤で起き上がる。そして、何もなかったように群れに戻っていく
ケニアのマサイマラ保護区(※)で小型飛行機を自ら操縦し、ゾウ密猟対策活動や野生動物の保護に奔走する滝田明日香さんは、象牙・銃器の探知犬、密猟者の追跡犬とともに保護活動をしている。今年になってようやくケニア政府から麻酔銃の […] -
健康・衛生
飲食店業界に蔓延する肉体的・心理的・性的な暴力
2023年4月、有名シェフ、バーバラ・リンチ*1のもとで働く従業員による告発記事が『ニューヨーク・タイムズ』紙と『ボストン・グローブ』紙に掲載された。職場で暴力が常態化しているとの内容だが、飲食店業界で働いたことのある人 […] -
イベントレポート
「自立とは何だと思いますか」生徒自ら企画したビッグイシュー講義/きのくに国際高等専修学校講義レポート
有限会社ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や貧困問題、ビッグイシューの活動への理解を深めるため、企業や学校から依頼を受け、講義をさせていただくことがあります。今回の講義を企画したのは、和歌山県のきのくに国際高等専修学 […] -
原発ウォッチ!
東海村での臨界事故から24年、繰り返される原発事故の教訓から学ぶべきこと
1999年9月30日、株式会社JCOが起こした核燃料加工工場での臨界事故。それから24年を経て、同工場のある茨城県東海村で集会が開催された。主催者は「臨界事故を語り継ぐ会」など6団体。筆者の所属する原子力資料情報室も連名 […] -
アート・文化
ピカチュウが引退しても続くポケモンアニメの世界的人気
ポケモンは25年以上にわたり、任天堂が世界に誇るタイトルであり続けてきた。海外ではポケモン人気はどう解釈されてきたのだろうか。英ポーツマス大学にてメディア文化について教鞭をとるリンカーン・ジェラティ教授が、『The Co […] -
アート・文化
11月15日発売の『ビッグイシュー日本版』467号、表紙は「奈良美智」、特集は「ジェンダーの生物学」
2023年11月15日発売のビッグイシュー日本版467号の紹介です。 表紙は「奈良美智」、特集は「ジェンダーの生物学」です。 -
ビッグイシューのご案内
美弥るりかさん表紙のビッグイシュー日本版・466号購入ポストまとめ
2023年11月1日に発売された「ビッグイシュー 日本版」466号の表紙を、元宝塚歌劇団月組の美弥るりかさんが飾っています。 美弥さんは4年前から『ビッグイシュー日本版』を購入してくださっていたそうで、ビッグイシューや当 […] -
教育
米国の音楽教育における5つの変化
学校での音楽の時間といえば、大人数での合唱やクラシック音楽を思い浮かべる人が多いだろう。しかし、それも時代とともに変わりつつある。米国の音楽教育には、1920年代に吹奏楽が取り入れられ、1950年代にマーチングバンド(行 […] -
イベントレポート
“怖い”、“話しかけたら怒られそう”から“ボランティアをしようと思う”に変わる講義ー/九州産業大学オンライン講義レポート
有限会社ビッグイシュー日本では、ホームレス問題や貧困問題、ビッグイシューの活動への理解を深めるため、企業や学校から依頼を受け、講義をさせていただくことがあります。 今回講義を企画してくださったのは、九州産業大学 地域共創 […] -
貧困・ホームレス
Facebookを介した個人間の金銭貸借サービスの是非
光熱費や食費、金利の高騰により、生活費の工面に苦しむ世帯は増える一方だ。とくに深刻な影響を受けているのは、低所得者、および各種経済支援を受けている人たちだ。Facebookグループを介した新たな支援のあり方について、スウ […] -
原発ウォッチ!
原発事故から12年、市民の声ー原発事故による分断をどう乗り越えるか
9月2、3日に第6回「原発と人権」全国研究・市民交流集会「人間・コミュニティの回復と原発のない社会をめざして――事故から12年のいま」が、福島大学を会場にして開催された。主催は研究者、弁護士団体、市民団体など18団体で構 […]