8月1日発売のビッグイシュー日本版268号の紹介です。
表紙はビッグバード! 特集は「平和へ――米軍基地のたたみ方」です。
(スペシャルインタビュー)キャロル・スピニー(ビッグバード)
パペット遣いのキャロル・スピニーは、ビッグバードの“中の人”として、最初期から『セサミストリート』に携わってきました。数えきれない子どもたちと一緒に英語の読み書きを学び、マイケル・ジャクソンやレイ・チャールズをはじめ多くのゲスト共演者を迎え、81歳にして今も現役。スピニー氏が、番組の尽きない思い出を語ります。
俳優 笹野高史さん
山田洋次監督作品をはじめ、数々の映画、テレビ、舞台と、幅広い活躍を続ける笹野高史さん。実は、本格的に俳優業を始める前、はるか外国まで旅をする貨物船の船員だったといいます。そんな笹野さんが船を下りる決心を固めたのは、なぜだったのでしょう?
(国際)路上で暮らす人々をアーティストに変える、「ホームレスフォント」
約3000人のホームレスの人々が暮らす、スペイン・バルセロナ。地元のNPOの画期的なアイディアによって、彼らの手書き文字が、販売用のフォントになりました。
(特集)平和へ――米軍基地のたたみ方
“独立国”日本には、戦後70年たった今も外国基地が残っています。
住民が辺野古での基地新設に反対しても、それが「唯一の解決策」と日米両政府によって工事が強行され、米軍の管制下にある首都圏上空では、日々、羽田空港から西に向かう旅客機が危険な“急上昇”“急旋回”を強いられています。米兵による犯罪や軍用機の墜落の被害者も、いまだ正当な裁判に訴える権利を奪われたままです(本誌196号、特集参照)。
今、私たちにできることは何でしょうか?
屋良朝博さん(ジャーナリスト)に「沖縄にある米軍基地の実態」について、前泊博盛さん(沖縄国際大学大学院教授)に「米軍の治外法権を許す日米地位協定」について聞きました。また、アートで平和のメッセージを伝える「佐喜眞美術館」の物語を、館長の佐喜眞道夫さんにインタビュー。
米軍基地のたたみ方、そして平和への歩み方をともに考えてみませんか?