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INSPニュース
「2024年ジャーナリズム、メディア、テクノロジーの動向と予測」を踏まえ、ストリートペーパー事業への影響を考察する
世界は常に変化している。とくに近年、政治、経済、社会、テクノロジーの変化は速度を増し、“変化こそ唯一不変”とも言える状況だ。ジャーナリズム界においても、変化を恐れるのではなく、これからの展望をしっかりと見極め […] -
健康・衛生
「タバコ同様、ギャンブル広告は禁止されるべき」人々を不幸に誘い込み、サンタのふりをするのはひどい-デンマーク
充実した社会福祉制度で知られるデンマーク。近年、高利息の消費者金融の借金返済に苦しむ人が増え、その原因のひとつはギャンブル障害だとみられる。デンマークの政治家セーレン・ゲイド氏は「莫大な借金や依存のリスクをもつギャンブル […] -
ジェンダー
人身取引で強制結婚させられるインドの女性たち
「カシミール地方の手工芸産業の仕事をあっせんする」と“嘘の約束”に騙されたラフィカ(32歳、仮名)が、とある村人のもとに売られて10年以上が経つ。インド東部、西ベンガル州の貧しいイスラム教徒の家庭で、両親と3人のきょうだ […] -
健康・衛生
ギャンブル依存症の夫に振り回されています [ホームレス人生相談]
結婚18年目で、子どもが2人。夫は上場企業に勤め、はたからみれば何不自由のない暮らしですが、結婚前から夫がパチンコとスロットにはまる、ギャンブル依存症。お金を使い果たしてしまうと、家にこもり私にべったりの「妻依存症」に。 […] -
気候・自然
気候変動で毎年25万人以上が死亡するとの予測
気候変動が人間の健康におよぼす影響への懸念が高まっている。WHO(世界保健機関)は、気候変動による死者は毎年25万人に達すると予測、うち4人に1人は「回避可能な環境的要因」による死になるとされている。直接的な健康被害をお […] -
健康・衛生
疑似カジノ化している日本 ギャンブル依存症はどういうかたちの社会問題か?
世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、2016年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。ビッグイシュー日本版309号で帚木蓬生さん( […] -
ビッグイシュー基金
人とギャンブル-<ギャンブル依存症からの生還 回復者12人の記録>より 帚木蓬生
世界で最も多いギャンブル依存症者、536万人(有病率4.8%/2014年発表)を抱える日本。これへの何の対策もないまま、2016年12月、国会は「IR推進法」を成立させました。ビッグイシュー日本版309号では、帚木蓬生さ […] -
INSPニュース
商工会議所の支援でキャッシュレス決済を導入した オーストリアのストリートペーパー『アウグスティーン』
オーストリア・ウィーンのストリートペーパー『アウグスティーン』は、2023年10月よりキャッシュレス決済を導入した。この取り組みを実現させたのは、ウィーン商工会議所(Vienna Chamber of Labour)から […] -
教育
小学生の作曲を通して、ホームレス問題への偏見をなくす取り組み
ワシントンD.C.の北西地区にあるナショナル・プレスビテリアン小学校では、5年生の生徒たちがホームレス問題をテーマに作曲し、演奏する取り組みを行っている。きっかけは、一人の教師と長年ホームレス状態にあった男性との交流だ。 -
ビッグイシュー基金
高卒で就職後、リストラに遭いホームレスになった販売者が現役高校生に伝えたこと/大阪府立豊島高校出張講義レポート
認定NPO法人ビッグイシュー基金では、会社や学校などからのご依頼を受け、ホームレス問題やビッグイシューの活動への理解を深めるための講義をさせていただくことがあります。今回の行き先は、大阪府立豊島高等学校。認定NPO法人ビ […] -
アート・文化
3月15日発売の『ビッグイシュー日本版』475号、表紙は「ケイリー・スピーニー」、特集は「生きのびるデザイン」
2024年3月15日発売のビッグイシュー日本版475号の紹介です。 表紙は「ケイリー・スピーニー」、特集は「生きのびるデザイン」です。 -
原発ウォッチ!
能登半島地震、ずれた150kmの断層-志賀原発は電源3系統に異常発生
1月1日16時6分から始まった能登半島地震は、これまでに新潟地方まで含めて1400回を超える地震を記録し(1月16日8時58分現在)、今も余震が続いている。うち1月1日16時10分には震度7の巨大な地震が石川県志賀町で記 […] -
健康・衛生
家具を再生させ、人々の人生も回復させる。依存症の回復見守る、希望のリサイクルショップ
一風変わったリサイクルショップがある。使われなくなった家具や家電に再び命を吹き込むのは、薬物やアルコール依存症の克服に奮闘している人たちだ。依存症を抱える人に修理技術を習得してもらい、廃棄物を減らして環境問題にも寄与する […] -
健康・衛生
大学生の自殺防止対策に必要なものとは―イタリアの取り組み
イタリアではこの3年間で、計11人の学生(19〜30歳、男性9人と女性2人)が自ら命を絶った。試験に合格したと嘘をつく、学位を取得できていないのに卒業パーティーを計画する等、学生を取り巻く成功へのプレッシャーが高まってい […] -
アート・文化
ベストセラー本『Poverty, By America』の著者マシュー・デズモンドにインタビュー
社会学教授でピュリッツァー賞受賞作家のマシュー・デズモンドは、人生の大半を貧困の“そば”で生きてきた。2023年3月に刊行された著書『Poverty, By America(米国による貧困)』では、貧困者を取り巻く実態と […] -
食・農
100万種類以上のタネ冷凍保存、「スヴァールバル全地球種子庫」ー気候危機や飢饉、紛争に備え、食糧安定生産めざす
世界的な食糧不足が懸念される中、永久凍土に囲まれたノルウェーの「スヴァールバル全地球種子庫」が人類を救う“最後の砦”になるかもしれない。『ビッグイシュー英国版』が潜入取材した。 -
ビッグイシューのご案内
3月1日発売の『ビッグイシュー日本版』474号、表紙は「ノバク・ジョコビッチ」、特集は「ふくしまの13年」
2024年3月1日発売のビッグイシュー日本版474号の紹介です。 表紙は「ノバク・ジョコビッチ」、特集は「ふくしまの13年」です。 -
まちづくり
「回避された災害」から学べること:Disasters Avoided研究プロジェクトより
1970年11月、巨大なサイクロンが東パキスタン(現在のバングラデシュ)を襲った。ガンジスデルタ*1の水位は10メートル上昇、いくつもの町が水没し、少なくとも30万人が亡くなったとされる、過去最大級の犠牲者を出した熱帯低 […] -
公正・包摂
ディープフェイク技術が選挙戦にあたえる影響ーフェイクニュースの新たな潮流
米共和党の候補者指名争いに出馬していたフロリダ州知事ロン・デサンティスが、対抗馬であるドナルド・トランプにしかけた攻撃は、トランプ自身が政治に持ち込んだ「フェイクニュース」を駆使したものだった。デサンティス陣営は、保守層 […] -
まちづくり
老朽ホテルを買い上げ「福祉住宅」に改修へ。バンクーバー市が進める、低所得者向け住宅政策
カナダでは住宅政策として、ホテルを買い上げ福祉住宅へと転用する動きがある。バンクーバーのストリートペーパー『Megaphone』によるレポート。 -
アート・文化
著名デザイナーとコラボのチャリティ靴下企画などで15万足もの靴下が困窮者へ
『ビッグイシュー・ノース』(英国北部で販売)が、マンチェスター出身の著名アーティスト、スタンリー・チョウと、オンライン靴下専門店スタンドフォーソックス(Stand4Socks)とタッグを組み、チャリティー靴下を発売してい […] -
貧困・ホームレス
英国で深刻化する貧困。“ホームレス問題は政治的選択” 人々の意識を変えていく必要性
2023年1月にジョセフ・ラウントリー財団が発表した英国貧困報告書「UK Poverty 2024 *1」に指摘されているとおり、英国の貧困問題は悪化の一途をたどっている。2021/22年度、困窮状態にある人 […] -
ビッグイシューのご案内
2月15日発売の『ビッグイシュー日本版』473号、表紙は「ボーイジーニアス」、特集は「生きもの道、生きものの巣」
2024年2月15日発売のビッグイシュー日本版473号の紹介です。 表紙は「ボーイジーニアス」、特集は「生きもの道、生きものの巣」です。 -
平和・協同
出版業界にいた夫婦が定年後の小商いとして選んだ「図書室のある焼き芋屋」ー金沢の「ハレオトコ」に聞く
“図書室”と “焼き芋屋”という場所を通じて、地域の様々な年代の人々がいろいろな目的で立ち寄る店がある。石川県金沢市にある「図書室のある焼き芋屋 ハレオトコ」だ。夫婦で切り盛りするお店への想いや、能登半島地震に関する現状 […] -
原発ウォッチ!
原発容量3倍を宣言した米英両国ー沈みつつある世界の原子力産業界が反撃開始か!?
2023年12月3日の朝刊で目に飛び込んできたのは、原発を3倍に増やすという記事だった。アラブ首長国連邦のドバイで開催されている気候変動枠組条約締約国会議(COP28)で米国と英国が呼びかけて、2050年までに世界の原発 […] -
ジェンダー
アセクシュアル(無性愛者)ーー他者に性的欲求を抱くことが少ない・ない人たちへの社会的認知を
ここ数年で、「アセクシュアル(無性愛者)」への理解を求める社会運動が急速に広がっている。Netflixドラマ『ハートストッパー』や『セックス・エデュケーション』などにも、他者に性的欲求を抱かない登場人物が出てくるが、まだ […] -
アート・文化
2月1日発売の『ビッグイシュー日本版』472号、表紙は「サヘル・ローズ」、特集は「マンガで、社会の問題を読む」
2024年2月1日発売のビッグイシュー日本版472号の紹介です。 表紙は「サヘル・ローズ」、特集は「マンガで、社会の問題を読む」です。 -
経済・産業
AI機械翻訳の可能性と限界
ChatGPTなどの生成AIツールの登場により、他の分野同様、翻訳の世界も根底から揺さぶられている。しかし、AIを活用した機械翻訳による誤訳が、米国への亡命申請に大きな混乱をもたらしている事実をご存じだろうか。人の名前が […] -
公正・包摂
英国の入管収容施設の実態
ここ数年、日本の入管収容施設(以下、「入管」)のあり方に光が当たるようになったが、国外でも同様の問題が浮上しているようだ。戦争・紛争後などのトラウマ研究を専門とし、入管施設の被収容者についての調査も続けている英国ノッティ […] -
アート・文化
世界が滅亡しても生き残る?「プレッパー」たちの「非常時ごはん」
2020年3月、新型コロナウイルスが猛威を振るい世界が“停止”したとき、何を食べて過ごしただろう? 多くの街が封鎖され、大半の飲食店が臨時休業となり、スーパーには食料品や生活必需品を買い込む人々が殺到。スーパ […]