5月15日発売のビッグイシュー日本版263号の紹介です。
表紙はジュリアン・ムーア。特集は「どこでも、誰でも、雨水利用!」。

スペシャルインタビュー ジュリアン・ムーア

高名な言語学者が若年性アルツハイマーにかかったら――。新作『アリスのままで』でオスカーを手にしたジュリアン・ムーア。役作りの方法や、監督と共演女優、人生について語ります。

リレーインタビュー いっこく堂さん

2体の人形を同時に操り、唇をまったく動かさない技術などで腹話術界をリードするいっこく堂さん。過去には、ものまね芸人や役者、カラオケ大会の司会など、さまざまな仕事を経験してきましたが、腹話術師に転向したのは、まったくの独学でした。

特集 どこでも、誰でも、雨水利用!

日本中どこにでも雨は降ります。降り始めて30分以上たった雨水の水質は蒸留水に近く、生活用水に使え、溜めれば非常時の水源となり、ゲリラ豪雨などの水害も緩和します。 そんな雨水利用をすすめる市民や団体を紹介したい。

建築家の黒岩哲彦さんは、自然の恵みを生かすエクセルギーハウスを開発してきました。市民と行政・大学の共同で建てた「雨デモ風デモハウス」は、雨水を利用して冷暖房もします。

東京墨田区にあるNPO法人「雨水市民の会」は20年にわたって、地域のあちこちに雨水タンクを設置し、そこで溜めた水を生活や野菜づくりや災害対策に利用してきました。

また、雨水を資源化する「UN(ユニバーサル)地下貯留システム」を開発する株式会社「トーテツ」、ドイツ・ドレスデン「クンストホーフ・パッサージュ」にある“雨水アート”も紹介。 集めるエネルギーがいらず、無料でいくら使ってもいい。雨水利用の時代がやってきた。

国際 イタリア、ミラノ中央駅。毎日300人、半年で5万2千人以上の難民が通過

シリアからの大量の難民にとって、ミラノ中央駅はヨーロッパへの中継地点。ドイツのストリート・マガジン『ヒンツ・ウント・クンスト』が取材しました。 この他にも、「ホームレス人生相談」やオンラインでは掲載していない各種連載などもりだくさんです。詳しくはこちらのページをごらんください。

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ビッグイシューについて

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ビッグイシューは1991年ロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊したストリートペーパーです。

ビッグイシューはホームレスの人々の「救済」ではなく、「仕事」を提供し自立を応援するビジネスです。1冊450円の雑誌を売ると半分以上の230円が彼らの収入となります。