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イベントレポート
「家を失う前にSOSを」コロナ禍3年目の炊き出し現場から/TENOHASI 事務局長 清野賢司さんに聞く
長引く「コロナ禍」とそれに伴う経済の停滞で、困窮する人が減少する兆しが見えません。東京の炊き出し現場では、毎回400人を超える人が列を作っており、年代・性別を問わず人数が増え続けています。 -
貧困・ホームレス
ドイツでも起こっている、路上生活者への襲撃
2021年9月、土曜日の朝6時過ぎ。ハンブルク市のとあるホテルのフロント係として働くアレクサンドラ・キュヒラー(29歳)は、早番の仕事に出ようと職場に向かって歩いていた。すると前方で、2人の男が何かに火をつけ […] -
イベントレポート
「住まいは人権」。”ハウジングファースト”型住宅支援を実現するために必要なこと/稲葉剛&木津英昭-「ハウジングファースト型シェルター実践交流会」より
コロナ禍により、収入が激減し住まいを失う人が急増している。本来、生活保護制度はそのような人々にとってのセーフティーネットとなるはずのものだ。しかし、住まいのない生活困窮者に集団生活の施設への入所を誘導する自治体も多くある […] -
イベントレポート
コロナ禍で試行した支援のかたち―給付金・ワクチン接種支援について
2020年、新型コロナウイルスと緊急事態宣言による経済的な影響への対策として、一人につき10万円の特別定額給付金が給付された。給付世帯の99.4%に支給されたが、そもそも「住民基本台帳に記録がない」人は案内が […] -
イベントレポート
ホームレス当事者から見たビッグイシューの活動の意味
2003年から「有限会社ビッグイシュー日本」は路上での雑誌販売の仕事をつくり、2007年からは「NPO法人ビッグイシュー基金」が、住まいや健康面などでホームレス当事者を支える活動を行っている。 当事者にとっては、それらの […] -
イベントレポート
日本の「ホームレス問題」、これまでとこれから/「ビッグイシュー日本版」創刊18周年記念配信に雨宮処凛氏・稲葉剛が登壇
2021年9月11日、ビッグイシュー日本は18周年、NPO法人ビッグイシュー基金は14周年を迎えた。コロナ禍という厳しい社会情勢を踏まえ、「あらためて語る ホームレス問題」と題したオンラインイベントの様子を報告する。 -
貧困・ホームレス
データ活用でホームレス問題を解決!米ベーカーズフィールド市の取り組み
「ホームレスはいなくなれ」と考える人は、2種類に分けられる。路上生活者が自分の目の前からいなくなりさえすればいいと考える人と、望まぬ路上生活者には住まいを提供すべきと考える人だ。後者の視点で、本気の取り組みを […] -
健康・衛生
路上生活者がやる気を取り戻すにのに、まず“安全な寝場所”が必要な理由ー独のホテルステイプロジェクトより
ホームレスの人に向かって「とっとと働けよ」などと言ってしまう人が、少なからずいる。そのような発言は、就職活動以前に解決しなければならない「土台」が欠落していることへの理解不足から来るのではないだろうか。「今日 […] -
貧困・ホームレス
路上の雑誌販売者からフローリストに転身。アレンジメントのスキルを学び、人生を切り拓く米ストリート誌の取り組み
2020年12月、オクラホマシティのストリート誌『カーブサイド・クロニクル』(道端の物語、の意味)が長年構想を温めてきた花屋が、市内の繁華街にオープンした。雇用や住居が不安定な人たちが新たな才能を“開花”させ […] -
経済・産業
必要不可欠な働き手になれるホームレスの人々ー社会的企業Beamのクラファンプロジェクト
医療従事者や教育関係者、物流や飲食産業に従事する人など、私たちの生活に必要不可欠な仕事を担う人を「エッセンシャルワーカー」と呼び、多くの人が外出を自粛するコロナ禍では、社会を支える彼らの活躍ぶりに注目が集まっ […] -
ビッグイシューのご案内
雑誌・ビッグイシューを初めて路上で売った時の気持ちとは?【動画あり】ー『ビッグイシュー日本版』400号記念企画
雑誌『ビッグイシュー日本版』の販売者は全国に約110人。それぞれに想いを抱え「初めて販売した日」があります。今回は『ビッグイシュー日本版』400号を記念して、何人かの販売者に「初めて販売した日」について聞いてみました。 […] -
貧困・ホームレス
交通違反の罰金を払えず服役。「お客さんは、私の人生を豊かにしてくれる」ドイツ、ニュルンベルク『シュトラーセン・クロイツァー』誌販売者、カールハインツ
ビッグイシューオンライン編集部より。1月1日発売の302号から、毎号各地のビッグイシュー・ストリートペーパーの販売者を紹介している「今月の人」を転載します -
貧困・ホームレス
新しい映画館「ホーム」の前で販売。いつか厨房やケータリングの仕事に戻りたい―『ビッグイシュー・ノース』販売者、 コリン
コリンはマンチェスターで『ビッグイシュー・ノース』を販売して7年になる。現在は街の映画館前で販売しており、ビッグイシューのフェイスブックページに日々のできごとを書きつづっているので、名前が知られるようになった。地元で撮影 […] -
経済・産業
スマホ時代、ツイッターを駆使するホームレスの人々が増加中。オランダの事例「@straatvogels (路上の鳥たち)」に見る、その可能性
オランダでは、ツイッターを駆使するホームレスや元ホームレスの人たちが続々と出現している。そして新たに人と交流したり、ホームレスにまつわるサービス情報を入手したり、また路上生活についてフォロワーに語ったり。彼らをつなぐのが […] -
ビッグイシュー基金
就労支援だけで若者は自立できない。 生活を含めた複合的な支援が必要!
『若者政策提案書』より、「若者が生きていく生活基盤づくり」についての政策提案です。 -
貧困・ホームレス
スラム街、犯罪、報復、そして「サッカー」が人生を変えた:ホームレス・ワールドカップ、スター選手のストーリー
ビッグイシュー・オンライン編集部より:ホームレスワールドカップのスター選手、マービン・ドゥドラさんの取材記事です。貧困状態を脱するために、スポーツは何ができるのか。ヒントにあふれたストーリーをお楽しみください。(提供:w […] -
貧困・ホームレス
やまちゃんのはなし(山友会・薗部富士夫)
[編集部より:現在クラウドファンディングプロジェクト「無縁仏となってしまうホームレスの人々が入れるお墓を建てたい!」を実施中のNPO法人山友会、相談室長の薗部富士夫さんの文章を掲載させていただきます。プロジェクトのきっか […] -
貧困・ホームレス
ホームレス化しない「絆原理主義の国」の若者たち(稲葉 剛)
編集部より:ビッグイシュー基金と住宅政策提案・検討委員会が実施した調査「『若者の住宅問題』-住宅政策提案書[調査編]-」を通して、低所得かつ独身の若者の多くは、親と同居することで貧困から逃れようとしている実態が明らかにな […] -
貧困・ホームレス
無料診療所を運営する「山友会」・油井和徳さんと山谷を歩く
こんにちは、ビッグイシューオンライン編集部のイケダです。先日、「山友会」の油井和徳さんにご案内いただき、山谷地域をご案内いただきました。 -
貧困・ホームレス
日本企業よ、体を張っていけ:ホームレス支援に見る外資系企業と日本企業の差
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貧困・ホームレス
ホームレスのおじさんと小学生の女の子が、自然と一緒に練習する:人を巻き込むサッカーの力
<part.7に続く> —- -
貧困・ホームレス
一度ボールを蹴ったら、仲間になった:「ホームレス」への偏見を解くホームレスサッカー
<part.6に続く> —- -
貧困・ホームレス
米倉誠一郎氏が語る:ホームレスがサッカーをする。その多様性を認められるのが、豊かで強い社会
<part.4に続く> —- -
貧困・ホームレス
女性ホームレス、若者ホームレス。「ホームレス・ワールドカップ」に見るホームレス問題の多様性
<part.3を読む> —- -
貧困・ホームレス
社会的弱者を排除しない五輪を。そして、ホームレス・ワールドカップ日本開催を
編集部より:2014年7月4日に開催された「野武士ジャパン出版記念パーティ ~いま、サッカーが社会にできること~を開催」の講演の模様を書き起こし形式でご共有いたします。 長谷川:皆さんこんばんは。ビッグイシュー基金でホー […] -
貧困・ホームレス
親世代の人たちに、わかってもらえない
親世代の人たちに、わかってもらえない 20歳で結婚し、小3と4歳の子どもがいます。子どもの手がかからなくなり、最近パート勤めやボランティアを始めたのですが、そこで出会う50歳前後の自分の親世代の人たちからは、「家庭や子育 […] -
ビッグイシュー基金
居場所の限界。SOSを発せられる社会へ(雨宮処凛)
2012年2月、さいたま市で、60代の夫妻と30代の長男が亡くなっているのが発見された。所持金は数円。電気・ガスは止められ、半年ほど前から家賃も滞納していたという。遺体は死後2ヵ月が経った状況で、死因は餓死と見られている […] -
ビッグイシュー基金
「男性片働きモデル」から「夫婦共働きモデル」へ(湯浅誠)
以前、「東京で暮らす25~34歳の未婚女性が結婚相手に求める年収は?との問いに、70%が400万円以上と答えた」という調査結果を見た。同年代でその水準にある男性は、所定内給与(いわゆる基本給)で見ると1割にすぎない。 2 […] -
ビッグイシュー基金
いま求められる、人権としての「住宅保証」(稲葉剛)
「安心して暮らせる住まいを喪失する」ということは、生活に困窮している当事者にとってどういう経験だろうか。 住まいとは、ただ単に睡眠や食事、休息をする場所であるだけではなく、仕事や交友関係などの社会生活を営んだり、公的なサ […] -
貧困・ホームレス
今、すれ違った若者はホームレスかもしれない—「不可視化」される若者ホームレス
リーマンショックによる派遣切り等で職を失い、その後、仕事を得られず、住居を維持できなくなって路上に……ということは想像に難くない。しかし、若く働き盛りの、20代、30代の若者がなぜホームレス状態にまでなってしまうのか、疑 […]