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貧困・ホームレス
【連載第12回】車中泊さえ禁止するロスの条例 岩田 太郎
そのホームレスの芸術家は2011年のある日、自分の「家」である車の中で雨宿りをしていた。 そこへ住民の通報で警官が現れ、運転席に座っているだけでも、「車を住居とすべからず」とする条例に違反するとして逮捕し、車も没収した。 […] -
ビッグイシューのご案内
願いは”なりわい”を柔軟に継続していくこと いま、国際的恩返しのネパール支援も
現在路上で発売中の「ビッグイシュー日本版」282号から、読みどころをピックアップいたします。 今回は、特集「住民の元気。6年目の被災地」より、個人参加のボランティアを積極的に受け入れながら、大槌町・釜石市・大船渡市・陸前 […] -
気候・自然
海だけは飽きない…自分の足元の石をひっくり返すと、愉快な仲間たちが迎えてくれる—-西野弘章さん
「海の近くに住みたい」と房総半島の富津市に移住して15年。磯遊びの達人、西野弘章さんに、磯遊びの指南を受けるべく一日弟子入り。 ナマコ&ムラソイ収獲!現地調達した道具で釣れる 房総半島に磯遊びの達人がいるという。日差しに […] -
貧困・ホームレス
【連載第11回】勤勉な物乞い青年、その未来を考えた 岩田 太郎
「ホームレスです。ご援助を!」 そう訴える手書きの看板を持ち、その白人の青年は筆者の住む街の大通りの角に立つ。気温が零下20℃近くまで下がっても、30℃を超える暑い日でも、彼は何時間でも立つ。 健康そうな20代後半から3 […] -
アート・文化
一人ひとりが家を持つという考えは理想論だった――『麦の穂を揺らす風』の名匠ケン・ローチ、英国の住宅問題を語る
英国の名匠、ケン・ローチ監督が1966年に制作したテレビ作品『キャシー・カム・ホーム』は、都会に出てきた主人公が家を失い、ホームレス状態に陥る過程をつぶさに描き、社会的な議論を呼び起こした。50年を経た今、英国の住宅事情 […] -
アート・文化
世界的ベストセラーとなった『モリー先生との火曜日』の著者ミッチ・アルボムが語る、その作品とホームレス支援を繋ぐもの
ミッチ・アルボムはアメリカのベストセラー作家、およびジャーナリスト、ミュージシャン。作品の売り上げは世界で3500万部以上。97年に発表した自伝的小説『Tuesdays with Morrie』(邦題:『モリー先生との火 […] -
イベントレポート
ありのままでいい、空間の大切さ(バーシティカップ)
こんにちは。ダイバーシティカップに参加したみなさんは、きっとこの冊子を手に取って、いろんなことを思い出されたかとおもいます。あの開放感、たくさん走ったこと、(きっと)あまりにすぐに来る体力の限界に出合ったこと、悔しかった […] -
ビッグイシューのご案内
ビッグイシュー日本版、3月1日発売の282紹介!特集は「住民の元気。6年目の被災地」
3月1日発売のビッグイシュー日本版282号の紹介です。 表紙は「コリン・ファレル」、特集は「住民の元気。6年目の被災地」。 スペシャルインタビュー コリン・ファレル 主演作『ロブスター』は、期限内にパートナーを見つけなけ […] -
貧困・ホームレス
ウィリアム王子「若者ホームレス問題は、複雑だけど、解決できない問題ではない。僕はそのことを強く信じているよ」
「ビッグイシュー日本版」281号から、読みどころをピックアップいたします。 今回は、10年前から若者ホームレスを支援する団体「センターポイント」の後継者として、ホームレス問題の解決に自ら尽力している英国のウィリアム王子へ […] -
健康・衛生
親からの虐待、精神疾患などが原因で生活習慣が身につけられなかったことが人間関係の悪化を招いている。
[この記事は「中央ろうきん若者応援ファンド」の提供でお送りしています] 雑誌ビッグイシュー247号では「BONDプロジェクト」の活動や成り立ちをご紹介しています。「妊娠しても頼る人がいなくて、援助交際を続ける子もいます」 […] -
貧困・ホームレス
【連載第10回】金利の差は貧富の差 岩田 太郎
中西部のセントルイス大都市圏へ出張した。昨年、白人警官による丸腰の黒人少年射殺事件や抗議の暴動が起こった貧困地域のファーガソン市を含むエリアだ。 目的は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を実行する12の地区連銀の […] -
健康・衛生
希少疾病を抱えて生きるのは、地雷原を歩いているようなもの
ヴェスナ・アレクソフスカは、マケドニアの希少疾病患者団体「ライフ・ウィズ・チャレンジ」の会長である。 彼女は7歳のときにゴーシェ病と診断された。細胞や特定の臓器に脂肪性物質が蓄積し、疲労や貧血、肝臓や脾臓の肥大、あざ、骨 […] -
健康・衛生
近年、ヨーロッパでもっとも自殺者が増加した国は?緊縮経済下のギリシャと世界各地の自殺予防対策について
近年、緊縮経済下で2010年以降自殺者が急増しているというギリシャ。その原因となる社会背景や、自殺者数を減少させた国々の取り組みについて、ギリシャ唯一のストリートペーパー(※)である『シェディア』のレポートをお届けします […] -
イベントレポート
大会にでることも社会参加のあり方の1つ~1人ひとりのポテンシャルの活かせる社会へ~
障がいのある方・引きこもり・生活保護受給者など社会で生きづらさを抱える方々に就労支援を通じて社会と「つながる」きっかけづくりを行っているNPO法人FDA。ダイバーシティカップにはスタッフと利用者の垣根を越えて「FDAフレ […] -
貧困・ホームレス
【連載第9回】ホームレスにされるハワイ人 岩田 太郎
自分の国にいながら、主権も土地も失い、その存在が「違法占拠者」にされたホームレス先住民、それが「楽園」ハワイの現実だ。 サモア系の元力士KONISHIKI氏の出身地、オアフ島南西部の人口4万人のワイアナエ地区は、低所得の […] -
アート・文化
ゴールンデン・グローブ賞とエミー賞で最優秀作品賞を受賞米国ドラマ「ホームランド」。主演女優クレア・デーンズ他が第4シーズン撮影現場のケープタウンの魅力を語る。
米国のテレビドラマシリーズ『ホームランド』は、国境を越えるテロリズムと現代社会が抱える矛盾を骨太な世界観でえぐり出し、高い評価を受けている。その第4シリーズは、主に南アフリカで撮影された。『ホームランド』主演のクレア・デ […] -
イベントレポート
第1回ダイバーシティカップ優勝!「フェアスタートと愉快な仲間たち」~スポーツや仲間があることで自分らしくいられる
児童養護施設など社会的養護を経験した若者達で結成された「フェアスタートと愉快な仲間たち」。第1回ダイバーシティカップを見事優勝。チームリーダーの中島さんにフェアスタートの出会いや大会へ参加しての感想を聞きました。 フェア […] -
公正・包摂
刑務所のアイドル「Paix2(ペペ)」【後編】夢は紅白。手弁当の日々を支えてくれたもの。
編集部より:元受刑者のライターであるイノシシさんが、刑務所を中心にコンサート活動を行っているPaix2にインタビューを行いました。後編ではPaix2の活動の今後の展望などについて伺っています。(提供:けもの道をいこう) […] -
ビッグイシューのご案内
ビッグイシュー日本版 2月15日発売 281号の紹介
2月15日発売のビッグイシュー日本版281号の紹介です。 表紙は「ウィリアム王子」、特集は「春への扉」。 スペシャルインタビュー ウィリアム王子 英国のウィリアム王子は、10年前から若者ホームレスを支援する団体「センター […] -
貧困・ホームレス
【連載第8回】「ホームレスデー」に考えた 岩田 太郎
筆者の住む街には毎年2月上旬、恒例の「ホームレスデー」がある。 元ホームレスの男性が始めたイベントで、人々が市役所近くのダウンタウン一帯で、寒空の下、段ボール製の「仮設住宅」に一泊しながら、道行く人に募金を呼びかける。 […] -
公正・包摂
刑務所のアイドル「Paix2(ペペ)」【前編】当事者じゃないからこそできることがある
元受刑者のライターであるイノシシさんが、刑務所を中心にコンサート活動を行っているPaix2にインタビューを行いました。 提供:けもの道をいこう 刑務所には、年に数回歌手や団体が訪問し、歌や催し物を通して受刑者達を励ます「 […] -
アート・文化
アンジェリーナ・ジョリー「映画ではお説教をしない 結論は見る人に委ねたい」
「ビッグイシュー日本版」280号から、読みどころをピックアップいたします。 今回は、女優としてだけではなく映画監督としても活躍し始めているアンジェリーナ・ジョリーへのスペシャルインタビューを紹介します。 映画全体に関与で […] -
イベントレポート
勝負事としてのサッカーから、自分や相手と付き合うサッカーへ~他者の存在を尊重することでしかサッカーは始まらない~
シューレ大学や新宿シューレ、ネモネットといった混合のフリースクールメンバーで結成した「フリースクール合同チーム」。ダイバーシティカップに参加し、サッカーの新たな可能性を感じたという小池さんに大会に参加しての感想を聞きまし […] -
公正・包摂
「人生の半分は塀の中」4度の刑務所生活を経て独立した男・立花太郎。
編集部より:元受刑者でブロガーのイノシシさんからの福岡の出所者支援を行っている会社ヒューマン・ハーバーで、実際に働いている方へのインタビュー記事です。(提供:けもの道をいこう ~元受刑者が実名起業するまでの記録~) 人生 […] -
貧困・ホームレス
【連載第7回】元ホームレスとごみ屋敷 岩田 太郎
家を失うトラウマは、ホームレスになった人を、一生苦しめる。 また、強制退去させられるのではないか。路上生活者になって、子どもの親権を再び失ってしまうのではないか。いつ、またすべてを失うのか。 最近、米国で注目されているの […] -
公正・包摂
「あえて昔のつながりは切らない」元ヤクザ・中川さんの持論。
編集部より:元受刑者でブロガーのイノシシさんからの福岡の出所者支援を行っている会社ヒューマン・ハーバーで、実際に働いている方へのインタビュー記事です。(提供:けもの道をいこう ~元受刑者が実名起業するまでの記録~) ヒュ […] -
イベントレポート
ダイバーシティという言葉がなくても、多様性を自然に受け入れる社会にしていきたい
地球一周をはじめとする「国際交流の船旅」を企画し、これまでに5万人をこえる人が参加したピースボート。ダイバーシティカップには、サッカーをテーマに国際協力を行う「ピースボールプロジェクト」のメンバーが参加。ピースボールプロ […] -
公正・包摂
福岡「ヒューマンハーバー」(後編)「100人の経営者を」創業者 副島勲の挑戦
編集部より:元受刑者でブロガーのイノシシさんからの福岡の出所者支援を行っている会社へのインタビュー記事です。(提供:けもの道をいこう ~元受刑者が実名起業するまでの記録~) 今日の後編では、約17年間保護司(※注)として […] -
ビッグイシューのご案内
ビッグイシュー日本版 2月1日発売 280号の紹介
2月1日発売のビッグイシュー日本版280号の紹介です。 表紙は「アンジェリーナ・ジョリー」、特集は「異なる色世界」! スペシャルインタビュー アンジェリーナ・ジョリー ジョリーの監督第2作『不屈の男 アンブロークン』は、 […] -
公正・包摂
福岡「ヒューマンハーバー」(前編)「就労・教育・宿泊」出所者の総合的な支援を目指す。
編集部より:元受刑者でブロガーのイノシシさんからの福岡の出所者支援を行っている会社へのインタビュー記事です。(提供:けもの道をいこう ~元受刑者が実名起業するまでの記録~) 「福岡に素晴らしい取り組みをしている会社がある […]