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貧困・ホームレス
[レポート] 企業、NPO、市民がつくった「東京ホームレス会議」
ビッグイシュー主催、NEC協賛でNEC・NPOサロンが、7月25日、NEC本社ビルで開催された。100名をこえる参加者が熱心に静かに耳を傾けた「東京ホームレス会議」とは? 企業、NPO、市民がつくった「東京ホームレス会議 […] -
貧困・ホームレス
メキシコ、麻薬組織に使い捨てにされる未成年 [世界短信]
「妹は何とか事件を忘れようとしています」と、16歳の少年が言う。彼は麻薬組織に「かっこいい車」を贈られ、メンバーの移動を手伝っていたが、今は組織に命を狙われる身となり、妹(12歳)とともに人権団体に保護されている。 母親 […] -
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居場所の限界。SOSを発せられる社会へ(雨宮処凛)
2012年2月、さいたま市で、60代の夫妻と30代の長男が亡くなっているのが発見された。所持金は数円。電気・ガスは止められ、半年ほど前から家賃も滞納していたという。遺体は死後2ヵ月が経った状況で、死因は餓死と見られている […] -
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「男性片働きモデル」から「夫婦共働きモデル」へ(湯浅誠)
以前、「東京で暮らす25~34歳の未婚女性が結婚相手に求める年収は?との問いに、70%が400万円以上と答えた」という調査結果を見た。同年代でその水準にある男性は、所定内給与(いわゆる基本給)で見ると1割にすぎない。 2 […] -
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いま求められる、人権としての「住宅保証」(稲葉剛)
「安心して暮らせる住まいを喪失する」ということは、生活に困窮している当事者にとってどういう経験だろうか。 住まいとは、ただ単に睡眠や食事、休息をする場所であるだけではなく、仕事や交友関係などの社会生活を営んだり、公的なサ […] -
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今、すれ違った若者はホームレスかもしれない—「不可視化」される若者ホームレス
リーマンショックによる派遣切り等で職を失い、その後、仕事を得られず、住居を維持できなくなって路上に……ということは想像に難くない。しかし、若く働き盛りの、20代、30代の若者がなぜホームレス状態にまでなってしまうのか、疑 […] -
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「若者ホームレス」と就職活動、生活保護
いつかは自立したいとほぼ全員思っているにもかかわらず、4人のうち3人は就職活動をしていない。その理由としては、住所、本人確認書類、携帯電話、保証人等がないため、実際に就職活動を行っても、採用段階で断られてしまうなどの理由 […] -
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「若者ホームレス」の8割は正社員経験あり
8割以上が正社員として就職した経験がある。その後、6割近くが「別の可能性を探るため」と仕事を辞めている。一方、会社の倒産やリストラ、派遣切りにあった人や過酷な労働に耐え切れず退職した人、職場の人間関係やイジメが原因で退職 […] -
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製造業派遣を転々として(Dさん、36歳)[若者ホームレス白書]
製造業派遣を転々として Dさん 36歳 東北地方出身。高校卒業後、就職。農産物加工会社、警備員等を経て、製造業派遣へ登録。2年ほどの間に7ヶ所の工場を転々とするが、人間関係がうまくいかず、派遣の寮を飛び出して以来、路上生 […] -
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「今でいう虐待、受けてたんです(Cさん、27歳)」[若者ホームレス白書]
ひどい家族から逃げ出して Cさん 27歳 東北地方出身。中学卒業後、上京。板前修業を経て、定時制高校に通うも中退。その後、地元に戻り製菓工場で派遣社員として働くが、工場閉鎖により職を失う。上京しネットカフェに泊まりながら […] -
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児童養護施設を経てホームレスへ(Bさん、23歳) [若者ホームレス白書]
児童養護施設を経て路上へ(Bさん23歳) 近畿地方出身。両親の離婚により、児童養護施設に預けられる。中学卒業と同時に大阪の工場へ就職し、工場の寮で暮らす。約7年勤めた後に退職。児童養護施設へ戻り、就職の相談をするが見つか […] -
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リストラに遭いバイト生活、親との関係が悪化しホームレスに(30歳) [若者ホームレス白書]
フリーター、ニート状態を経て路上へ(Aさん 30歳) 関東地方出身。両親、姉の4人家族。高校卒業後は、大手電気メーカーのグループ会社へ就職するが2年半でリストラに遭う。その後アルバイトと派遣を繰り返すが、その状態を家族は […] -
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「若者ホームレス」たちはどのように育ってきたのか?
養育環境、実家を出た理由 半数が両親に育てられている一方、3人に1人は片親に育てられている。両親の離婚、死別、育児放棄など理由はさまざまだが、養護施設で育った人も6人いた。 実家を出た理由については、半数近くが就職を挙げ […] -
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「若者ホームレス」の生活—歩き疲れて道路で倒れ、救急車で搬送された人も
終夜営業店舗と路上の往復 路上のみで過ごすという人はごく少数に限られ、大半の人がネットカフェ、マンガ喫茶、ファーストフード店、サウナ、コンビニエンスストアなど、終夜営業店舗と路上の行き来を繰り返していることが明らかになっ […] -
貧困・ホームレス
若者ホームレスはどんな人たち?—平均年齢、路上へ出た理由、依存症傾向
若者ホームレス50人聞き取り調査 ビッグイシュー基金では、2007年以降、若い販売者が増加していることから、その実態を知るため、2008年 11 月から聞き取り調査をスタートさせた。東京と大阪のビッグイシュー販売者から聞 […] -
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“ホームレス”の定義とは? [若者ホームレス白書]
「ビッグイシューの販売者が若年化している」、「若者ホームレス」が増加傾向にあると言われてもピンと来る人はほとんどいないかもしれない。 路上にいるよりも、ネットカフェやファーストフード店などの終夜営業店舗などに滞在している […] -
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「一度しかない人生、楽しまなくっちゃ」 [販売者ストーリー]
おしゃれなカフェや雑貨屋が立ち並び、歩くだけでも楽しい街、神戸。ビッグイシューの販売を始めて半年になる武蔵さん(仮名・53歳)が立つのは、学生でにぎわう阪急岡本駅。 雨の日以外は、朝10時から夕方6時まで立ち続け、1日の […] -
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マラウイ、自由もたらす風車 [世界短信]
マラウイのマシタラに住むウィリアム・カムクワンバは、貧困のため14歳で学校に通うことができなくなったが、地元の図書館に通っては、独学で科学の勉強を続けていた。そして、そこでエネルギーに関する書物に出合い、風によって、水を […] -
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試練の連続を経て、ようやくたどり着いた幸せ [販売者ストーリー]
渋谷の東急プラザ前にあるロータリーで、プロペラのついた帽子をかぶった男性を見かけたら、その人が下谷芳男さん(59歳)だ。多彩なファッションの若者が行き交う渋谷でも一際目につく帽子を指さし、くすくす笑う女子高生たちがいる。 […] -
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晩年はどこかの国の片田舎で畑を耕し、のんびりと自給自足の生活をしてみたいね。 [販売者ストーリー]
ボールを追いかけているうちに仲間たちとの輪ができて、気持ちも前向きになってきた 「この左耳のピアス? 若くして亡くなった恋人との思い出がつまった宝物なんだ。だから、生きている限り、ずっと外さないつもり」 そう言って人なつ […] -
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「ビッグイシュー始めて、人見知りもなおった。今は人と話すのが何より楽しい」[販売者ストーリー]
アスファルトの照り返しが厳しい渋谷の路上で、佐々木善勝さん(35歳)の頭に巻かれた、いなせなタオルが通行人の目を引く。今年5月半ばに代々木で販売を始めたが、翌月、もっと売れそうな渋谷へと移動してきた。 平日は朝8時から夜 […] -
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「大好きだったスロットよりも、ビッグイシューにハマってる」[販売者ストーリー]
若者文化の発信地としてにぎわい、ひっきりなしに人が行き交うJR中野駅。その北口のガード下に、田中光彦さん(37歳)は今年5月下旬から立っている。朝9時から夕方4時までの間に10冊前後が売れていく。本音をいえばもう少し部数 […] -
貧困・ホームレス
お客さんの言葉を胸に焼きつけ、就職した今も笑顔を絶やさない [販売者ストーリー]
「本がほしいから買うんじゃなくて、あなたの笑顔が好きだから買うのよ」 渋谷の東急プラザ前で一昨年6月から昨年の初めまで、ビッグイシューを販売していた石橋孝三さん(65歳)は昨年2月に、ビルの清掃管理を行っている会社への就 […]