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貧困・ホームレス
27才で無差別殺傷事件に巻き込まれPTSDに。仕事を失いホームレスに…。『ビッグイシュー オーストラリア』販売者ブルーイ
ブルーイは、長い間PTSDに悩まされ、自殺を図ったこともある。薬物に救いを求めたが、結局は仕事を失ってホームレスになった。ビッグイシューの販売を機に、再び社会とのかかわりを取り戻しつつある。 -
貧困・ホームレス
雇用主が破産し、仕事と家を失った…ドイツ・ハンブルク『ヒンツ&クンツ』販売者 ライナー
ライナーはずっと船が好きだった。だから趣味を仕事にできた時はうれしかったと言う。しかし雇用主が破産申請をしたことで、彼は仕事だけでなく、家まで失ってしまった。 -
貧困・ホームレス
災害で家を失った当時18歳の女子。いま、「恩送り」にホームレス状態の人々へ配る「バックパックセット路上配布プロジェクト」を立ち上げた
12年前、超大型ハリケーン・アイバンがフロリダを襲い、18歳のジェシカ・サーモンドの自宅や近隣を破壊した。家を失った彼女は複数の仕事を掛け持ちしながら、車での生活を余儀なくされた。見ず知らずの人々の親切に大いに助けられた […] -
貧困・ホームレス
息子を母国に残し、大学院で社会学を学ぶストリートペーパー販売者-オーストリア・ウィーン『アウグスティーン』誌販売者 フランシス・ディメ
オーストリアには今、地域ごとに7つの独自のストリート・ペーパーが存在する。その中の一つ、首都ウィーンを拠点に活動する『アウグスティーン』は、雑誌の発行だけでなく自前のコミュニティ・ラジオ局やコミュニティ・テレビ局をもち […] -
貧困・ホームレス
ロンドンで「ホームレス・アーティスト」のアート展を開催、大きな手応えを得た主催者、参加アーティストたちの声
セントラルロンドンで開催中のアートフェスティバル 「The One Festival of Homeless Arts」は、ホームレス経験者でアートの才能に恵まれた人たちの作品を展示するイベントだ。 -
貧困・ホームレス
アートプロジェクトに参加し路上の経験を詩につづる-英国、『ビッグイシュー』販売者 ダニエル・コリンズ
元シェフのダニエル・コリンズがソーシャルメディアや全国ニュースをにぎわせたのは昨年1月のこと。雑誌を買ってくれる常連客の一人に、毎回のおしゃべりや親切のお礼にサプライズで朝食をご馳走したのである。 -
貧困・ホームレス
ホームレス状態からアパート入居を目指す「ステップハウス」利用中の吉富さんに話を聞いた
現在の日本の路上生活者は約6200人(2016年厚生労働省調べ)。それに対し、日本に空き家は何戸あるかご存知ですか? 答えは820万戸(2014年総務省調べ)。 住宅困窮者やホームレス化の危険がある若者の住宅問題の解決に […] -
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長時間労働で家庭が崩壊、仕事中の事故で働けなくなった-スイス、『サプライズ』誌販売者 ロジャー・メイヤー
スイスの首都ベルンには、ユネスコ世界遺産にも登録された中世の古い街並みが残る。中心部の国会議事堂に近いベーレンプラッツ(熊の広場の意)には、毎日青空市が立ち、市民の憩いの場となっている。そのベーレンプラッツのトラム(路 […] -
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米国、毎年200万人以上の若者がホームレス状態に。飼い主がおらず保護される動物とホームレスの若者を有益につなぐ活動
フィラデルフィアにあるNPO団体Hand2Pawは、ホームレスの若者と保護動物を双方に有益な方法でつなぐ活動をしている。若者に自らの価値を認め職業訓練技能を習得するチャンスを与えつつ、飼い主のいない動物たちには相応のケア […] -
貧困・ホームレス
ホームレス、公共の場にいるだけで犯罪?! 緊縮財政下の英国で起きているホームレスへの対応、その歴史と現状
ケン・ローチ監督の最新映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』でも描かれている緊縮財政下の英国社会での社会的弱者に対する政府・自治体の冷やかな対応、そしてそれらに抵抗する動きについて、オープン大学(イギリスに本部を置く通信教 […] -
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慢性の孤立人間が今は、愛犬と一緒に“路上の親善大使”。-米国、ポートランド『ストリート・ルーツ』販売者 ノーム・チェンバレン
ノーム・チェンバレンと愛犬ハイジは、一心同体の路上の親善大使だ。「ハイジは、私や他の人たちにとって、とてもいいセラピーなんです」とノームは言う。「たとえば朝、アパートの階段で出会った誰かが悩んでいるような表情をしていたら […] -
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子どもの貧困問題:イギリスの貧困状態の子どもの数を50万人減らした仕組みを視察。日本との違いは5つあった:一般社団法人Collective for Childrenの英国視察報告会より
18歳未満の子ども6人のうち1人が貧困状態に置かれ、先進国の中でも4番目の高さとなる日本(*1)。貧困層の子どもは、自己肯定感を喪失しており、その44%は「夢がない」と回答する(*2)。「どうせ叶わないから」 […] -
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子どもの貧困問題について本気で考える会:ビッグイシュー×Teach for Japan【イベントレポ】2017/3/22
昨今話題に上がることが多くなった「子どもの貧困」。なぜそのような状況が起こるのでしょうか?子どもは子どもだけで生きておらず、一生子どものままではいません。 子どもの貧困問題解決には、その先に繋がる「大人の貧困」について知 […] -
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3人の子ども、2人の孫。離婚で生活苦しくなり…カナダの『メガフォン』誌販売者 フレッド・ウィリントン
ブリティッシュ・コロンビアの州都ヴィクトリア市は、カナダの最南端に位置し、温暖な気候に恵まれた街だ。近くにある大都市バンクーバーに比べると、落ち着いた美しい街並みが広がっている。フレッド・ウィリントンは2015年10月、 […] -
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小さな住まいがホームレスに希望と安心をもたらす:シアトルのトランジショナル・ハウジング・プロジェクト
2016年の夏、ワシントン州キング郡の民主党副党首オマハ・スタンバーグ氏がとあるオンライン討論に加わり、大きな論争を巻き起こした。それというのも、「シアトル市内のホームレスを島に送って生活させる」という提言に関する討論だ […] -
貧困・ホームレス
孤独なストリート・ペーパーの路上販売を支える犬たち
世界中を魅了しハリウッド映画にもなった『ボブという名のストリートキャット』では、ホームレス状態という孤立と貧困の中でジェームスが野良猫のボブと出会い人生を取り戻す姿が描かれている。(ジェームスはボブと出会った後、生活を立 […] -
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夫婦でストリートペーパー『ストリート・ルーツ』を路上で販売。米国ポートランドのジュリアンとドミニク
米国の北西海岸に位置するオレゴン州ポートランドは、環境保護への取り組みでは米国で第1位の評価を受けている。さまざまなアウトドアスポーツが盛んであり、また市内に点在するクラフトビールの醸造所や自家焙煎珈琲店などに惹かれて、 […] -
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うつ病を発症した看護師が、治療中に家族を亡くし『ビッグイシュー オーストラリア』の販売者に。「今、光の中に出ようとしている」
フェイはシドニー市の中心部にある人通りの多い交差点で『ビッグイシュー オーストラリア』を販売している。 Photo:Peter Holcroft -
貧困・ホームレス
『ビッグイシュー』の常連客が旅支度を支援。現在はフィンランドでソリ犬との冒険の日々-英国『ビッグイシュー』販売者 ラルフ
ビッグイシューオンライン編集部より。2月1日発売の304号から、毎号各地のビッグイシュー・ストリートペーパーの販売者を紹介している「今月の人」を転載します。 -
貧困・ホームレス
シンポジウム『ホームレス問題から日本の未来を考える-私がホームレス支援に関わる理由 -』
【開催案内】 ホームレス状態となってしまう人を生まない社会。ホームレス状態に陥ったとしても再チャレンジできる社会。ホームレス状態にある人々の支援を通して、そうした社会に近づくことが、ホームレス問題を根本的に解決していくこ […] -
貧困・ホームレス
連帯保証人となった同僚が借金返済を放棄、直後に会社が倒産、夫も亡くした…クロアチア、『ユーリクニ・スイェルジェイク』誌の女性販売者ルジェーリャ
ビッグイシューオンライン編集部より。1月15日発売の303号から、毎号各地のビッグイシュー・ストリートペーパーの販売者を紹介している「今月の人」を転載します。 -
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交通違反の罰金を払えず服役。「お客さんは、私の人生を豊かにしてくれる」ドイツ、ニュルンベルク『シュトラーセン・クロイツァー』誌販売者、カールハインツ
ビッグイシューオンライン編集部より。1月1日発売の302号から、毎号各地のビッグイシュー・ストリートペーパーの販売者を紹介している「今月の人」を転載します -
貧困・ホームレス
車社会の街で、車から『コントリビューター』誌を購入してもらうスタイルを生んだ販売者、がん治療をしながら販売を続ける
ミシシッピ川の支流の一つ、カンバーランド川に面したテネシー州ナッシュビルは、古くからの交通の要衝だ。数多くの偉大なミュージシャンを輩出したカントリーミュージックの本場でもある。 そんな街で7年前、カーティスは初めて車のド […] -
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「どのくらいスウェーデン人らしくなれば買ってくれますか?」-迫害される少数民族ロマの女性販売者が動画で訴え
メイクアップのBefore/After動画はYouTubeの人気ジャンルのひとつですが、ロマである21歳の女性が、スウェーデン人風にメイクアップしていく動画がある。 ビッグイシュー日本版301号の「世界短信」でもお伝えし […] -
貧困・ホームレス
医療費の返済に悩む日々。「息子にはいい暮らしをさせてあげたい」-ドイツ、『ヒンツ&クンツ』誌の女性販売者 カルメン
ドイツ北部の街ハンブルクを中心に販売されている『ヒンツ&クンツ』誌は、多くのロマの人々を販売者として受け入れ、彼らがドイツで自立した生活を営めるよう、さまざまな支援を行っている。ルーマニア出身のカルメン(39歳)も、そん […] -
貧困・ホームレス
母国セルビアでの兵役で精神的な病にかかり、働けなくなった。-オーストリア、『クプファーマクン』誌販売者ゾラン
ゾランには「夜明け」という意味があるが、早起きの彼にはまさにぴったりの名前だ。いつも朝8時きっかりに、ストリートペーパーの販売を始めている。 現在37歳のゾランは、セルビアの出身だ。しかし彼が6歳の時に、暴力を振るう父親 […] -
貧困・ホームレス
新宿55HIROBA前の販売者「吉澤豊二さん」を下田昌克さんが描いた
新宿駅から都庁方面、新宿三井ビルやアイランドタワーへ出勤する人にはおなじみかもしれない、新宿55HIROBA前に立つ「吉澤豊二」さん。 雨の日も風の日も必ず販売している彼が気になり、ビッグイシューを初めて吉澤さんから購入 […] -
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「アップタウンはひどいことになっていた」米国『スピークアップ』誌販売者が目撃した、シャーロットの街の抗議デモ
エドワード・スモールズは、ノースカロライナ州シャーロットのアップタウンで、ストリート誌『スピークアップ』の販売をしている。そのため、9月20日に起きた警官によるキース・ラモント・スコット射殺事件に対し、21日に勃発した抗 […] -
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思いきって参加した就労移行支援プログラム。フルタイムの仕事を得て、今では新人販売者のメンターに-米国、『ストリート・ワイズ』元販売者 ドン・スミス
ビッグイシューオンライン編集部より。11月1日発売の297号から、毎号各地のビッグイシュー・ストリートペーパーの販売者を紹介している「今月の人」を転載します。 時をさかのぼること1995年、シカゴ生まれのドン・スミスは […] -
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アメリカ、ホームレスになったことを周囲に隠して仕事を続けようとする「普通の人」たちを追った映画『Something You Can Call Home(家と呼べるもの)』
イギリス人監督による、アメリカのノースカロライナ州でホームレス状態となりながらも、そのことを仕事仲間や家族・知人に隠して仕事を続けようとしている人たちの現実を追ったドキュメンタリーです。彼女がアメリカとイギリスのホームレ […]