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貧困・ホームレス
深夜の路上ホームレス人口調査ーARCHによる「東京ストリートカウント」
市民団体「ARCH」は2016年より、東京の路上で夜を過ごすホームレス人口をカウントする調査を行ってきた。その目的は何か? 共同代表の北畠拓也さんに取材した。 深夜0時30分。終電後の新宿駅、9つのエリアをグループで回る […] -
貧困・ホームレス
「路上で凍死する人をなくしたい」と支援して18年。稼げるようになる自立だけでなく、生き方を選択できる「自律」の支援へ
宮城県仙台市で、2000年から路上生活者や生活困窮者を支援してきた「仙台夜まわりグループ」。これまでの活動や東日本大震災後の路上の変化、路上生活者の健康状態を聞き、健康を取り戻すためのアンケート調査などについて、事務局長 […] -
貧困・ホームレス
「○○すればいいのに」と言うのは簡単。様々な要因が絡むホームレス問題に対して、できることとは?/「地域福祉パワーアップカレッジねりま」に出張講義
ビッグイシューでは、販売者を伴って出張講義を行うことがあります。今回の「地域福祉パワーアップカレッジねりま」という市民講座に東京事務所の佐野未来と長崎友絵、販売者が伺いました。 -
貧困・ホームレス
好きで路上生活をしているわけではない。必要なのは“他の選択肢”と“希望”-ウガンダのデザイナーが作品を通して訴えたいこと
ウガンダ出身のデザイナー、ジョシュア・ムグメ・ムプウガ(25)は初めてドイツを訪れた時、路上生活者がたくさんいることにとても驚いた。ウガンダのみならずドイツもがホームレス問題に直面していることを知った彼は、「希望」のメッ […] -
貧困・ホームレス
31歳で失業してホームレス状態になった彼の、再就職までの道のりとは
「これまで自分を支えてくれた人、この場にいる皆さんに感謝しています」 (C)Natsuki YASUDAこの言葉はホームレスワールドカップの元日本代表選手の佐々木善勝さんがダイバーシティカップの閉会式で語った言 […] -
貧困・ホームレス
どん底から1年。路上で実感した“つながり”の回復、自立への決意
ビッグイシューでは、ホームレス問題や、支援活動について知っていただくため、市民のみなさまを対象にさまざまな講義をしています。 2018年3月30日には大阪市総合生涯学習センターにて「ビッグイシュートークイベント in 梅 […] -
貧困・ホームレス
女性の貧困から介護、難民、社会的養護まで。時代を反映し、複雑・多様化する課題と若者支援-「中央ろうきん若者応援ファンド」選考委員座談会
2018年の「若者応援ファンド」の選考を終えた皆さんに、2017年の助成で感じたことや、応募に見られる傾向と若者支援の現場が抱える課題、「若者応援ファンド」と中央ろうきんに求めることを聞いた。 -
貧困・ホームレス
「全国のこども食堂を安心・安全な場所に こども食堂の保険加入をすすめたい!」のクラウドファンディングにビッグイシューも協力します
ビッグイシュー日本版 216号でゲスト編集長を務めていただいた湯浅誠さんが「全国のこども食堂を安心・安全な場所に こども食堂の保険加入をすすめたい!」のクラウドファンディングに挑戦中です。こども食堂が全国で2,200か所 […] -
貧困・ホームレス
企業が産業廃棄物処理のコストをかけてまで、フードバンクに寄付しない理由とは -「第3回大阪ホームレス会議~食のセーフティネットのいま~」3:トークセッションより
「第3回大阪ホームレス会議~食のセーフティネットのいま~」のパネルディスカッションをレポートします。「第3回大阪ホームレス会議~食のセーフティネットのいま~」2はこちら (5)会場とのトークセッション 第二部の会場トーク […] -
貧困・ホームレス
「利益を生まない事業」を続けることのモチベーションとは? -「第3回大阪ホームレス会議~食のセーフティネットのいま~」2:パネルディスカッションより
「第3回大阪ホームレス会議~食のセーフティネットのいま~」のパネルディスカッションをレポートします。「第3回大阪ホームレス会議~食のセーフティネットのいま~」1はこちら (4)当事者も参加のパネルディスカッション ■ディ […] -
貧困・ホームレス
「食料品の個別配達を通して見える貧困問題のいま」-「第3回大阪ホームレス会議~食のセーフティネットのいま~」1:基調講演より
2017年12月10日、梅田センタービルにて、ビッグイシュー基金と認定NPO法人フードバンク関西との共催で、『路上脱出・生活SOSガイド』の発行を記念した「第3回大阪ホームレス会議」が開かれました。 -
貧困・ホームレス
日本の貧困問題について考える-上智大学公開講座より、「もやい」・「みらいの森」・「ビッグイシュー」からのメッセージ
「日本における貧困は絶対的に自己責任」と主張する人もいるが、果たしてそれは本当だろうか。2017年11月15日、上智大学グローバルコンピテンシープログラムで「日本の貧困問題について考える」と題した公開講座が行われ、最前 […] -
貧困・ホームレス
ヨーロッパでも深刻化するホームレス問題。EU要人に聞く「EUレベルでできること」と「各加盟国レベルですべきこと」
国際ストリートペーパーネットワーク(INSP)と欧州のホームレス支援NGO「FEANTSA」のコラボにより、ホームレス問題におけるEU政策立案に大きな影響力を持つコミッショナー2名へのインタビューが実施された。「ホームレ […] -
貧困・ホームレス
図書館司書がオススメする「貧困」「ホームレス問題」関連書籍
2018年2月に開催された「千里コラボ大学校」でのビッグイシュー出張講義を機に、豊中市立千里図書館が、講義の理解を深める関連書籍を紹介してくださいました。 司書の方が口頭で説明していただいた本や講演当日配布されたリストに […] -
貧困・ホームレス
デトロイトの芸大生が考案した「寝袋にもなるコート」。ホームレス女性に仕事を提供する「エンパワーメント・プラン」がスゴイ
2013年に財政破綻した自動車の街デトロイト。一人の大学生のアイディアから生まれた防寒コートが、女性たちに仕事の場を提供し、ホームレス状態から抜け出すチャンスを作っている。 -
貧困・ホームレス
「子ども食堂」の運営パターン例4つ-豊中市の子ども食堂(居場所)フォーラムのシンポジウム「子ども食堂で大人がかわる 地域がかわる」より
大阪府の豊中市社会福祉協議会が主催で12月18日に行われた「子ども食堂(子どもの居場所)フォーラム」での湯浅誠さんの基調講演の後は、豊中市で広まりつつある「子ども食堂」のうち、運営母体に特長のある4つの子ども食堂の事例が […] -
貧困・ホームレス
湯浅誠さんが解説、「子どもの貧困」に対してあなたができること-子ども食堂(居場所)フォーラム基調講演「なんとかする」子どもの貧困 より
“日本では、子どもの7人にひとりが貧困状態にある”-メディア等でたびたび取り上げられることもあるため、その事実をご存知の方は多くなってきたと思う。 しかし、「確かにそのくらいの割合だと思う」と実感を持っている人は、相当子 […] -
貧困・ホームレス
取締役からホームレス状態に。経理の知識があっても、ビッグイシューの販売者をしている理由とは
熊本の通町筋で『ビッグイシュー日本版』を販売する中西さんは、九州で唯一の販売者だ(2017年12月現在)。 穏やかなジェントルマン風の中西さんは、サポーターのボランティアによると「誠実で、マジメで、きちんとし […] -
貧困・ホームレス
「格差は社会に悪影響」を客観的データで証明した『平等社会』の著者リチャード・ウィルキンソン教授、格差社会の是正について語る
リチャード・ウィルキンソン教授は、深く根付いた社会の格差をあらわにし、より平等な社会であれば人々の暮らし向きがいかに向上するかを示す研究に熱心に取り組んでいる。 -
貧困・ホームレス
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』 鑑賞会を米国ポートランドで開催。路上生活でペットがいることの安らぎを共有する販売者たち
『ストリート・ルーツ』(米国ポートランドで発行されているストリートペーパー)の販売者と彼らのペットが集まり、映画『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』の鑑賞会を開催した。この作品は、ペットと一緒に路上生活を送 […] -
貧困・ホームレス
全国の「フードバンク」一覧2017:「もったいない」を「ありがとう」に。
ビッグイシュー日本版321号の特集は「フードバンク」、誌面ではスペースの都合で国内の3団体しか紹介できていませんが、全国でフードバンクの活動が展開されています。誌面で紹介しているフードバンクのリンク集をご用意しました。 -
貧困・ホームレス
人生を生き抜くために大切なことは、「信じること」写真家になる日を夢見る20歳、ロマの青年 ベオグラード『LiceUlice』誌販売者、ミルコさん
クネズ・ミハイロヴァ通りで最も楽しそうな笑顔を探せば、それがミルコだ。この20歳の青年は、朝は笑顔とともに起き、一日中笑顔を絶やさない。おそらく夜寝ている間も笑っているに違いない。写真家になる夢を見ながら—。 -
貧困・ホームレス
「ホームレス状態で困ること」例5つ&その解決をサポートするボランティアの人々
毎日、暑い日も寒い日も、自立を目指して路上に立つビッグイシューの販売者。ホームレス状態である彼らは、普段の生活においてどんなことに困っているのでしょうか。「ホームレス状態で困ること」のいくつか代表的な例と、そ […] -
貧困・ホームレス
「脱ホームレス」のきっかけは、図書館でつくれる。たったひとつの館から始まった、「図書館でのホームレス支援」。
はじまりは、ひとつの図書館から ホームレス状態になってしまった人に、そこから抜け出すために必要な情報を届ける『路上脱出ガイド』。ビッグイシュー基金が事務局となって発行しているこのガイドの中には、「食べものがないとき」、「 […] -
貧困・ホームレス
社会的投資の先駆け、マイクロファイナンス「オイコクレジット」。貧困層への投融資額は10億ユーロ超え
マイクロファイナンスと言えば、ノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行の創設者ムハマド・ユヌス氏が有名ですが、本日紹介する「オイコクレジット」は、何と1975年に設立されました。西側諸国で集めた出資金を発展途上国の貧困層を対 […] -
貧困・ホームレス
「格差が大きい社会こそ問題である」公衆衛生学者のリチャード・ウィルキンソン教授が基調講演 INSPサミット報告その2
8月21日〜24日に、イギリス・マンチェスターで行われた国際ストリートペーパーネットワーク(INSP)主催の年次総会「グローバル・ストリートペーパー・サミット2017」。ビッグイシュー日本のスタッフも参加した […] -
貧困・ホームレス
「米国の黒人は親戚の6割がホームレス状態なのに空き家は路上生活者よりも多い」!?「プロフェッツ・オブ・レイジ」インタビュー後編
インタビュー前編を読む 2016年8月19日、「Make America Rage Again (アメリカに再び怒りを、の意)」をスローガンとしたプロフェッツ・オブ・レイジのツアーが初日を迎えた。ライブ開始前 […] -
貧困・ホームレス
「ホームレス問題は自然発生するのではなく、犯罪的非情さから生まれる」-米ロック・バンド「プロフェッツ・オブ・レイジ(Prophets of Rage)」インタビュー(前編)
「ホームレス問題はもはや戦争犯罪」強い口調でそう言い張るのは、活動休止中のロックバンド「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(以下RATM)」のギタリスト、トム・モレロだ。2016年の米大統領選に合わせるかたちで、アメリカ […] -
貧困・ホームレス
「ストリートペーパーを売る仕事のおかげで、交友関係が限定されず、たくさんのオーストリア人とつながることができた」
彼女の名前はチオマ。「聞きなれない響きでしょう?」とは本人の弁だ。アフリカ出身のチオマは、ヨーロッパ随一の音楽と芸術の都、ウィーンを拠点にするストリート誌『アウグスティーン』のベテラン販売者だ。Photo: Andrea […] -
貧困・ホームレス
祖父母と4人の子どもたちをルーマニアにおいて、『ビッグイシュー・ノース』を販売ーエイドリアン
ルーマニア出身のエイドリアンは、イングランド北部の町フォーンビーで『ビッグイシュー・ノース』を販売している。フォーンビーはビートルズを輩出した港町リバプールのすぐ北に位置する、人口2万5千の海沿いの小さな町だ。現在31歳 […]