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経済・産業
必要不可欠な働き手になれるホームレスの人々ー社会的企業Beamのクラファンプロジェクト
医療従事者や教育関係者、物流や飲食産業に従事する人など、私たちの生活に必要不可欠な仕事を担う人を「エッセンシャルワーカー」と呼び、多くの人が外出を自粛するコロナ禍では、社会を支える彼らの活躍ぶりに注目が集まっ […] -
イベントレポート
生活保護申請に伴う扶養照会、効果は少なく当事者・親族・職員に悪影響の現状
現在、コロナ禍に伴う不況により生活に困窮する人が増え、貧困が急拡大している。日本には、生活困窮状態に陥った人々のために生活保護制度があるものの、当事者のなかには生活保護の申請に拒否感を示す人が少なくない。生活 […] -
健康・衛生
コロナ対策における「民度」頼りは的外れ、と海外研究者。日本とスウェーデンの「例外意識」とは
世界で猛威を振るい続ける新型コロナウイルス感染症だが、その対策は国によって大きく異なる。2020年初め、ウイルスについて分かっていない状況ではそれもやむを得なかったが、今では研究論文や学ぶべき事例が数多く共有 […] -
ビッグイシューのご案内
3月1日発売の『ビッグイシュー日本版』402号、表紙は「ナオミ・ワッツ」、特集は「ふくしま、10年という時間」
2021年3月1日発売のビッグイシュー日本版402号の紹介です。 表紙は「ナオミ・ワッツ」、特集は「ふくしま、10年という時間」です。 -
イベントレポート
社会課題を発信するときに気をつけたいこととは?―「ソーシャル×ライティング」の教室@Zoom イベントレポート
「書くことで社会に役立ちたい」「NPO広報のコツを知りたい」-。そう考えるNPO職員・社会課題を扱うライターなどを中心に、個人事業主や主婦なども含めた約40名が、Zoomで開催された「ソーシャル×ライティング […] -
気候・自然
古着市場がファストファッションを凌駕する? 一般アパレル市場の21倍のスピードで拡大中
今、古着市場がすごい勢いで伸びている。古着市場に関する最新の報告書*1によると、米国の古着市場は一般のアパレル市場の21倍のスピードで拡大し、市場規模は今後10年で金額ベースで3倍以上拡大すると予測されている […] -
気候・自然
本当のエシカルとは何か? アパレル業界が時価総額より大切にすべきものとは
服をどこで買うにしても、できるだけ人や環境に配慮した“エシカル”な服を選びたいものだ。しかし、エシカルファッションの定義は多岐にわたり、製品の認定や認証を行う機関も複数あり、エコを装ったマーケティング戦略やうわべだけ取り […] -
原発ウォッチ!
大飯原発への再稼働許可は違法ー大阪地裁の判決は画期的、今後の裁判に影響も
昨年12月4日、大阪地方裁判所(森鍵一裁判長)は大飯原子力発電所3、4号機(福井県)に対する原子力規制委員会(以下、規制委)の再稼働許可が違法であると断じた。規制委の審査のあり方を問う画期的な判決で、再稼働に反対する各地 […] -
気候・自然
飲料容器の環境負担ワーストランキング5
プラスチックごみが環境にもたらす深刻な影響から、使い捨てのプラスチック製品をなるべく避けたいと感じている人も増えているだろう。 しかしプラスチック以外の容器は本当にプラスチックより良いものなのだろうか?この点を明らかにし […] -
気候・自然
アリも「ソーシャルディスタンシング」を知っているー太古の昔から生き残る生物たちが取ってきた戦略
「ソーシャルディスタンシング(対人距離の確保)」が感染拡大を抑える上で大切なのは常識となりつつあるが、「コロナ慣れ」しがちな昨今でもある。疾病生態学の研究者ダナ・ホーリーとジュリア・バックが、動物たちが取る「 […] -
ビッグイシューのご案内
2月15日発売の『ビッグイシュー日本版』401号、表紙は「ムハマド・ユヌス」、特集は「アリ、1億5000万年の生き方」
2021年2月15日発売のビッグイシュー日本版401号の紹介です。 表紙は「ムハマド・ユヌス」、特集は「アリ、1億5000万年の生き方」です。 -
教育
絵本・児童書から無意識に刷り込まれる人種差別に敏感になろう
10年前、当時8歳だった娘に、寝る前の読み聞かせをしていた。『オオカミ少年』のような物語だったが、主人公はつい嘘をついてしまう少女ルーシーだ。ルーシーは、友達のポールから借りた自転車を壊してしまう。盗賊が飛び […] -
ビッグイシューのご案内
雑誌・ビッグイシューを初めて路上で売った時の気持ちとは?【動画あり】ー『ビッグイシュー日本版』400号記念企画
雑誌『ビッグイシュー日本版』の販売者は全国に約110人。それぞれに想いを抱え「初めて販売した日」があります。今回は『ビッグイシュー日本版』400号を記念して、何人かの販売者に「初めて販売した日」について聞いてみました。 […] -
アート・文化
プロサッカー選手たちがチームを超え、貧困支援活動ーアンドリュー・ロバートソンの場合
このところ、貧困支援に力を入れるサッカー選手の活躍が目覚ましい。『ビッグイシュー日本版』397号では、マンチェスター・ユナイテッド所属のマーカス・ラッシュフォード選手による食料貧困への熱心な取り組みを紹介した […] -
健康・衛生
児童性的虐待の被害者は何十年も苦しみ続ける。オリンピックメダリスト、パトリック・ショーベリの告白に学ぶべきこととは
若くから才能に恵まれた陸上競技選手パトリック・ショーベリ(56)は、1987年に男子走高跳の世界新記録を樹立。オリンピックで3度メダルを獲得、現在でも世界歴代3位の記録を持ち、ヨーロッパ最高記録2m42cmはいまだに破ら […] -
健康・衛生
パンデミック終息を見据えて取るべき4つの行動ー世界的な科学者57人の提言に共通していることとは
新型コロナウイルス感染症のワクチン開発が進んでいるものの、パンデミック終息までにはまだしばらくかかるだろう。 長期化が避けられないコロナ禍に私たちはどう耐え忍べばよいのだろうか? ウォータールー大学心理学准教 […] -
ビッグイシューのご案内
ビッグイシューの感想ツイートまとめと雑誌の編集方針
「ビッグイシューって時々駅とかで見かけるけど、どんな内容なの?」と聞かれることが度々あります。 そこで今回は、1月に見かけた「ビッグイシューを読んだ感想ツイート」をいくつかピックアップしてまとめてみました。 -
アート・文化
2月1日発売の『ビッグイシュー日本版』400号、表紙は「奈良美智」、特集は「希望へ――英国、米国、ドイツからの報告」
2021年2月1日発売のビッグイシュー日本版400号の紹介です。 表紙は「奈良美智」、特集は「希望へ――英国、米国、ドイツからの報告」です。 -
気候・自然
安くてエコな建築資材としてのペットボトルの可能性ープラごみ問題と住宅不足を一挙解決するウガンダのアップサイクル事例
ペットボトルが自然分解するには450年以上かかると言われている*。それを逆手にとって、ペットボトルが安価で丈夫な建築資材「エコれんが」として使われ始めているのをご存じだろうか。首都だけで年間35万トン以上の固形廃棄物が発 […] -
公正・包摂
知的障害や精神疾患のある人たちが毎日殺されている米国の現状ー警察の訓練だけでなく社会全体の理解と支援体制が必要
知的障害や精神疾患のある人が、年間何百人も殺されているーーしかも米国警察によって。とんでもない話だ。ワシントン・ポスト紙によると、2019年に警察による発砲で命を落とした999人のうち、197人が精神疾患を患 […] -
気候・自然
「強靭な国」は食糧生産から。農業の生物多様性と短いバリューチェーンが鍵
2020年のノーベル平和賞に輝いたのは、世界各地で食糧支援を行っている国連機関、WFP(国連世界食糧計画)だった。しかし、環境保全・農業の生物多様性の専門家であるエミール・フリソンは「まだまだやるべきことがあ […] -
教育
アプリで若者の就労支援。インセンティブ付きオンライン講座「ドリームキット(Dream Kit)が米国で話題
地方の若者が仕事に就けず、自活できない状況になっていくのは日本もアメリカも似た状況だ。そんな状況を打破しようと、米コネチカット州ニューヘイブン(人口約13万人)で開発されたアプリ「ドリームキット(Dream […] -
健康・衛生
「食品ロス」と「ホームレス支援」は同時にアプローチ可能/コロナ禍の米国支援団体の今
「食品ロス」と「ホームレス」は別々の社会問題と見られがちだが、米国には両課題に一度にアプローチする団体が数多くある。コロナ禍の困難に見舞われながらも、廃棄処分になっていた大量の食品を“レスキュー”し、食料が必 […] -
イベントレポート
「ソーシャルフットボール」をご存じですか? うつ病や統合失調症、パニック障害などの精神疾患・精神障害のある人など、多様な人が集いフットサルを楽しむ場
「中学校でうつ病と摂食障害を発症し、なくしていた自信を取り戻せた。それが、就職にもつながったと思う」「統合失調症で人と関わるのが苦手だけど、夢中で楽しんでいる間にキャプテンを任されるようになった」精神疾患・精 […] -
原発ウォッチ!
廃炉作業終盤の「ふげん」使用済み核燃料731本、フランスに運ぶ?!
廃炉作業中の「ふげん」の使用済み核燃料をフランスに運ぶ計画が進行している。福井県が使用済み核燃料を県外に持ち出すよう強く迫った結果だろう。 -
お知らせ
2021 新春読者プレゼント
いつもご愛読いただきありがとうございます。再びの緊急事態宣言を受け、家で過ごす時間が長くなる方もいらっしゃるかと思います。今回はビッグイシューの活動を応援してくださる団体・企業さまのご協力のもと、プレゼントをご用意しまし […] -
ビッグイシューのご案内
1月15日発売の『ビッグイシュー日本版』、表紙は伊藤詩織さん、特集は「『PFAS』。永遠の汚染」
2021年1月15日発売のビッグイシュー日本版399号の紹介です。 表紙は「伊藤詩織さん」、特集は「『PFAS』。永遠の汚染」です。 -
虐待・暴力
「ペットがいるとDVから逃れにくい」問題を軽減する必要性:カナダの調査より
カナダでは身近なパートナーによる虐待死が増え続けており、その被害者は圧倒的に女性たちだ*1。暴力を振るうパートナーの元から逃れたくても、そこにはさまざまな難題や障壁があり、その中でもあまり認知されていないもの […] -
被災地から
福島県川俣町。来訪者と語り続けるタクシー運転手 一人ひとり、立ち向かっている状況は違う
東日本大震災から間もなく10年。福島の被災地の住民は、日常生活が言葉では言い表せないほど変化し、今も激動の中で模索しながら日々を過ごす人もいる。来訪者に自分自身の言葉で福島を語り続けるタクシー運転手、橋本百夏さんに話を聞 […] -
健康・衛生
高齢者がペットを飼うことはリスク?それともメリット? 地域でできる支援とは
寂しさをまぎらわすためにペットを飼う高齢者は多いが、「最後まで愛情を持って世話ができるのか」「多頭飼育が崩壊してしまうと地域の負担が大きくなる」など、高齢者がペットを飼い始めることに反対する人も多い。一方で、高齢者がペッ […]