-
イベントレポート
ハローワークでビッグイシューが研修!?鳥取県米子市への出張講義
ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、教育機関や団体などで出張講義をさせていただくことがあります。今回、スタッフの吉田が向かったのは鳥取県米子市。県立米子ハローワークから職員向けの“人権研修”のご依 […] -
イベントレポート
ホームレス問題にまつわる各国の状況の類似点とは? ソウル大学、台湾大学、京都大学の学生にビッグイシューが出張講義 @京都大学
2019年8月。京都に、ソウル大学、台湾大学、京都大学の学生たちが集まり、「東アジアジュニアワークショップ」が開かれた。 -
原発ウォッチ!
2020年4月導入の「新しい」検査制度は定期検査の間隔延長、検査は事業者任せ。新たな事故を待つのか?!
原子力規制委員会が「新しい」検査制度を来年4月から導入しようとしている。括弧書きにしているのは、この制度が実は福島原発事故前の原子力安全・保安院の時代に導入が承認されたものだからだ。当時、国内第1号の適用として、東北電力 […] -
アート・文化
ダンスは優れた身体能力を持つ人だけのものではない。車いすユーザーも受け入れる「インクルーシブ」なダンスカンパニー「オール・ボディーズ・ダンス・プロジェクト」
2019年の参院選では重度障害者2名が国会議員に選出され、話題を集めた。おかげで国会の物理的なバリアフリー化が急ピッチですすみ、働いている間の介護費を参議院が負担することになるなど、当事者の当選によって環境が […] -
公正・包摂
「血がつながった家族に育てられるのがいい」は本当か? 児童養護施設が舞台の映画「隣る人」から学ぶ“柔らかい責任”とは
音楽は一切なく、ナレーションもない。そこには親と暮らせない子どもたちと、その横で笑い、泣き、時には痛みに寄り添う保育士の生活が静かに描かれる。 観客動員数は7万人を超え、第9回文化庁映画賞・文化記録映画部門大賞、第37回 […] -
アート・文化
メディア編集者・記者・ライターの「ジレンマ」を解消する道!?「リトルプレス」という選択肢
ここ20~30年の間、新聞、週刊誌といった紙メディアは、どんどん縮小している。 -
アート・文化
9月15日発売の『ビッグイシュー日本版』367号、特集は「リトルプレス繚乱!」、スペシャルインタビューは「メリル・ストリープ」
2019年9月15日発売のビッグイシュー日本版367号の紹介です。 表紙・特集は「リトルプレス繚乱!」、スペシャルインタビューは「メリル・ストリープ」です。 -
まちづくり
困窮者を排除する限り、環境問題は解決しないーごみをエネルギーや堆肥にすることで、生活の質を向上させるサーキュラー・エコノミーの取り組み
モノがあふれかえる現代。「廃棄」という考え方を捨て、廃棄物を再資源化させる産業政策を「サーキュラー・エコノミー」といい、今、各国がその対応を問われている。 アルゼンチンのスラム街で実践されている事例をご紹介し […] -
気候・自然
「飼い主のストレスは犬にも伝染する」という研究結果ー愛犬のために、まずは自分のストレスを減らそう
あなたの愛犬がストレスを感じているように思えたら、実はそれはあなたが感じているストレスを映し出したものかもしれない。『Nature Research』に掲載された研究*によると、ペットの犬のストレスレベルは飼い主のそれと […] -
イベントレポート
人を不幸にして動くお金も「GDP」にカウントされるなら、GDP成長に意味はあるのか?/イベント「GNHとGPI(真の進歩目標)~タシ・コールマン博士を迎えて」レポート
各国の政府はGDP(国内総生産)の数字を重視しがちだ。しかしたとえば森を伐採し環境が破壊されても、戦争のための武器を販売して死者が増えようともGDPの数字は上がるということは、残念ながら重視されていない。つま […] -
被災地から
事故直後に簡素化された“初期被曝スクリーニング検査”。甲状腺がんと「因果関係なし」の結論に異議、福島県に経緯検証を要望
福島第一原発事故の直後、住民や避難者の放射能汚染を測定する福島県のスクリーニング検査の手続きが大幅に簡素化されていた。そのため、検査を受けた人やのちに甲状腺がんを発症した人が、自身の初期の甲状腺被曝量を把握できない状態に […] -
食・農
“漁業権の開放”で、日本の魚が食べられなくなる!?「漁業権」は、漁村にもともとあった共用資源(コモンズ)を守る仕組み― 鈴木 宣弘さん
またもや規制改革によって、漁業権を企業に開放しようとする動きが進んでいる。伊勢志摩の漁村で生まれ育った鈴木宣弘さん(東京大学教授)に、漁村の共同体の役割と漁業権開放の問題点などについて聞いた。 -
健康・衛生
酷暑が路上生活者にもたらすのは熱中症だけではないー冷たい無関心が引き起こすホームレスの人々の苦難
夏の暑さは誰にとっても厳しいものだが、路上生活者にとっては特に「危険」でもある。 ショッピングモールや図書館など冷房が効いた場所や、食事やシャワーなど生きていく上で必須のものを提供してくれるサービスを利用できないと、なお […] -
ビッグイシューのご案内
「作って捨てる」時代から「作り続ける」時代へ。マイクロプラスチック問題とサーキュラー・エコノミーという大きなビジネスチャンス
日本で深刻に捉えている人はまだほんの一部だが、プラスチックごみが起こす海洋汚染、生態系への影響は国際的な課題になっている。さらに、その危機に対し、イノベーションの力で超巨大かつ持続可能な環境にやさしいビジネスが世界では生 […] -
ビッグイシューのご案内
9月1日発売の『ビッグイシュー日本版』366号、表紙・特集は「プラスチック革命」、スペシャルは「クリスチャン・ベール」
2019年9月1日発売のビッグイシュー日本版366号の紹介です。 表紙・特集は「プラスチック革命」、リレーインタビューは道端アンジェリカさん、スペシャルインタビューは「クリスチャン・ベール」です。 -
公正・包摂
違法ビジネスから足を洗った2人のその後:身を助けるのは貯金の額ではなく、いかに人々のためのビジネスで工夫するか
犯罪組織に一度入ってしまうと、 “早死に” か “刑務所行き” 以外に人生の選択肢などほとんどないと思われがちだ。 しかし世界を見渡してみても、こうした先入観が当てはまるのはごく一部に過ぎず、その世界から足を洗った後は社 […] -
アート・文化
「ポケモンGO」をソーシャルワーカーが高齢者に勧める街もあるー健康増進、社会参加を促すために、これからのゲームが目指すべきこととは
2016年にリリースされるや、大きな社会現象を起こした「ポケモンGO」。当初の爆発的な利用はおさまったものの、今でもヘビーユーザーがしっかりと使い続けている*。さらに昨今では、社会的に孤立している人々を救う上でもこのゲー […] -
経済・産業
失業率・社会保障費増大への抑止効果はあるか? ベーシック・インカムについての住民投票を目指すオーストリアの動き
少し前、「不登校YouTuber」について賛否両論が巻き起こっていた。「いまの社会、大学を出たところでまともな仕事につけるとも限らないから、それもよいのでは」という意見もある一方で「(社会で自分が査定・選択されることに備 […] -
教育
自傷・摂食障害・性のトラブル…難しい年頃の子ども・若者への接し方とは? 児童・思春期を専門とする精神科医に聞く
どうすれば大人は、子どもや10代の若者たちが体験する苦しみを理解し、サポートできるのだろうか。オーストリア・ザルツブルクのストリート誌『Apropos』が、児童・思春期を専門とする精神科医であり子どもや10代の若者たちの […] -
気候・自然
日本が“世界で最もゾウに残酷な死に方をさせる国”にならないために-「ケニア&日本、アフリカゾウ保護最前線の現場から現状をとことんトーク in 渋谷」レポート
日本人には当たり前のように信頼されている「ハンコ」だが、ハンコが法的に意味を持つ国は稀であり、「象牙のハンコを使っている」などと言おうものなら、国際的には非難の対象になるということをご存じだろうか。象牙はワシントン条約で […] -
まちづくり
「店に利益のないトイレ利用」は禁止すべきか? ホームレスの人だけでなく店員もつらいトロントのトイレ事情
ちょっと、こんな状況を想像してみてほしい。あなたは街中にいて、急な便意を催してきた。しかし公衆トイレが見当たらない。あいにくその日はお金の持ち合わせも乏しく、買い物やカフェの利用もできない。あたりのお店にあたっても「こち […] -
原発ウォッチ!
新潟県・柏崎刈羽原発をめぐり、続く攻防-東電は全基再稼働が目標。地元は「福島原発事故の検証なければ再稼働はない」
新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は、柏崎刈羽原発6・7号機の再稼働と引き換えに1〜5号機の廃炉計画を提出することを2016年に東京電力に求めた。東電は要請に応じ、2年以内に廃炉計画を策定すると回答していた。期日厳守が困難とみら […] -
アート・文化
漢字の書き順やトメハネで減点されたことのある方へ、京都大学名誉教授・日本漢字能力検定協会「漢字文化研究所」所長から心強いメッセージ
突然だが、難読漢字クイズ。あなたはいくつ読めるだろうか。 -
公正・包摂
日本には難病の子どもが14万人以上。子どもたちと家族が希望を持てる環境、学びの支援を。/ベネッセこども基金
医療の進歩と共に助かる命が増えた。一方で、重い病気や障害を持ちながら生きる子どもたちが地域の中で学び・育つ環境がほとんど整っていない中、NPOや市民団体が子どもたちや家族の支援を進めている。公益財団法人ベネッセこども基金 […] -
まちづくり
無医村で人の命を救うには?巡回医療、保健衛生、有機菜園とコミュニティ・ガーデン–NPO法人 ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会
「栄養不良の患者さんを治療してよくなっても、数ヵ月したら同じ病気で戻ってくる苦い経験をしました。そこで現在は、ミャンマーのデルタ地域・エーヤワディー管区の無医村を中心に、現地の医師・看護師・ドライバーと共にひ […] -
アート・文化
8月15日発売の『ビッグイシュー日本版』365号、表紙は「ライオン・キング」、特集は「漢字を包摂した日本語」
2019年8月15日発売のビッグイシュー日本版365号の紹介です。 表紙は「ライオン・キング」、特集は「漢字を包摂した日本語」です。 -
公正・包摂
「宗教」と「カルト」の違いとは:信者への虐待、労働搾取がある団体は「カルト」。『隔離』して『コントロール』するその手口
ロナウド・ソアレスの携帯に、4年間全く音沙汰がなかった 19歳の娘から “予期せぬ” メッセージが届いたのは2018年12月のことだ。「助けて、ここから出して」カルト宗教の拠点で監禁・強制労働させられていた娘が、他メンバ […] -
貧困・ホームレス
高すぎる葬儀費用で借金を強いられる人々/ローン完済まで遺灰すら受け取れない英国の葬儀事情
日本ほどではないにせよ、英国では葬儀費用がジワジワと上昇しており、葬儀業界の価格に政府が目を光らせ始めている。これまで、低所得者や貧困者が大切な人を亡くし見送る際には、政府からの給付金に頼るしかなかった。しかし近年では、 […] -
アート・文化
映画『ロケットマン』はエルトン・ジョンの半生を赤裸々に描いたミュージカル作品-主演のタロン・エガートンと監督のデクスター・フレッチャーにインタビュー
英国の伝説的ロックバンド「クイーン」のボーカリスト、フレディ・マーキュリーを主人公とした伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』が大ヒットしたのはまだ記憶に新しい。そして今夏はと言うと、同じく英国のミュージシャン、エルトン・ジ […] -
アート・文化
「犯罪者は充実した時間など望んではならない」? “加害者になる道”に生まれてしまった受刑者たちの「対話と演劇」のセラピー
「加害者の人権だと?ふざけるな」という意見をよく見かけるが、この記事は「被害者より加害者の人権」という話ではない。「誰にでも等しく人権はある」という観点から、加害者がなぜ加害者となってしまったのかを考え、犯罪を防止するに […]