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公正・包摂
自閉症の息子との接し方を変えたら楽になった/ベトナム出身の作家キム・チュイのインタビュー
ベトナム出身でカナダのケベック州に暮らす作家キム・チュイは、自身のルーツ(*1)や難民経験をもとにした5冊の小説(仏語)を発表、うち3冊は英語にも翻訳されている。彼女には16歳になる自閉症の息子がいて、彼は言 […] -
被災地から
震災後、各地に避難した人々が再会-福島県、浪江町の小学校校歌を歌う会
「あおげば西の山青く~海風通う~空晴れて~」「歌えよみんな ほがらかに 学びの窓に喜びを~」 東京都・新宿三丁目の「うたごえ喫茶 ともしび」にびっしりと集った人々の声が響き渡る。震災後、原発事故と放射能汚染で福島県浪江町 […] -
ビッグイシュー基金
秋冬衣料や防寒着を捨てる前に…服たちが最大限に感謝される場所へ送りませんか
11月に入り、朝晩冷え込むようになってきました。プライベートスペースを持たないホームレス状態の人々は、気温の変化が直撃しやすく、それでいて”気温の変化に備えて衣類を収納しておく”ということも難しいのが現実です。そこでビッ […] -
ビッグイシューのご案内
コメや野菜は「人間に食べられている」のではない。食べさせることで、進化・拡大している植物たち
現代の私たちが口にするコメや野菜は、長い歴史の中でより多くの人間に愛されるよう、品種改良されてきたものだ。しかしこれは果たして「人間のためにしてきたこと」なのだろうか。じつは、米や野菜たちが、自らの子孫を残すために、「よ […] -
ビッグイシューのご案内
11月1日発売の『ビッグイシュー日本版』346号、アレサ・フランクリン企画&特集は「食の原点2――歴史を変えた米や野菜たち」
2018年11月1日発売のビッグイシュー日本版346号の紹介です。 表紙、特集は「食の原点2―歴史を変えた米や野菜たち」。 -
アート・文化
「勝利至上主義でないスポーツ」の可能性とは/サッカー(スポーツ)大会運営勉強会レポート
アマチュアスポーツ界を中心に、パワハラや体罰などの問題が相次いでいる昨今。その多くが競争や勝ち負けを最優先される状況下の中で発生していますが、同時に不登校やホームレスの当事者など、スポーツとは無縁と思える人々にサッカーの […] -
ジェンダー
障害者のなかでも差別を受けやすいのはの女性と子どもたち
国連が発表した最近の報告によると、障害のある子どもは社会で最も疎外されているグループのひとつであり、そのなかでも差別を受ける可能性が高いのは女性や女児だという。障害のある子どもや女性が暮らす世界の現状について専門家に話を […] -
教育
メンター制度は、教える側にも教えられる側にも好影響。メンター販売者は市民向けスピーチも/モントリオールのストリート誌『リティネレール』
カナダのモントリオールで発行されているストリート誌『リティネレール』では、2018年から「メンター制度」を導入している。メンター(指導者)として選ばれた販売者は、一般市民向けにスピーチも行う。これまでに話されたテーマは、 […] -
まちづくり
「タウンシェア」という挑戦。町という公共空間を「誰もがシェアできる」場所に/千葉・松戸 寺井 元一さん
千葉県の松戸駅前エリアで「MAD Cityプロジェクト」を進める寺井元一さん(株式会社まちづクリエイティブ代表)に、寺井さんがここでシェアを目指すまちづくりについて聞いた。 創造的な人を後押しする機能なくした東京を脱出 […] -
公正・包摂
自動運転車の実用化に向けた技術的・倫理的・社会的課題とは
自動車はその発明以来、私たちを大いに興奮させ、イマジネーションを掻き立ててきた。そして今、「自動運転車」が路上を埋め尽くす未来が現実になろうとしている。自動運転車が日常風景になるまでに解決しなければならない技術的、倫理的 […] -
原発ウォッチ!
汚染水100万トンに、トリチウム1000兆ベクレル-経済産業省が海洋放出を計画。福島県の漁業関係者・市民は反対
福島第一原発の事故処理で発生している汚染水の量はこれまでで約100万トンにおよぶ。経済産業省はこれを薄めて海へ流してしまう計画について、8月30日に福島県富岡町で、31日に同県郡山市と東京で公聴会を開催、応募に当選した漁 […] -
貧困・ホームレス
カナダの大麻合法化・住宅問題・難民などについて、販売者が首相に独占インタビュー/モントリオールのストリート誌『リティニエール』
カナダのホームレス問題対策向けの連邦予算は22億ドル(約1870億円)。ジャスティン・トルドー首相は今後10年でホームレスを「半減」させたいとの意思を示している。この度、カナダ・モントリオール(ケベック州)のストリート誌 […] -
まちづくり
政府が壁で隠した街の空き地にオーガニック菜園。女性たちが育てる持続可能プロジェクト
ブエノスアイレスの「隠された街」に緑が芽吹き、ぐんぐんと成長している。 ビジャ・ルガーノ地区(*1)の住民たちが、廃墟となった病院の裏手に、有機野菜の菜園を立ち上げたのだ。 「菜園の運営」という持続可能な取り […] -
公正・包摂
知られていない「憲法改正国民投票」のルール。莫大な資金、広告に支配される危険性ー求められるCM規制、均等配分、第三者機関の設置― 本間 龍さん
憲法改正などをめぐる国民投票が行われる際、有権者がより公平な情報に基づいて判断を下せるよう、欧州諸国では広告規制が行われている。しかし、日本の「国民投票法」には広告規制がほぼ存在せず、与党が圧倒的に有利な状況 […] -
まちづくり
空き地をシェア。台東区・谷中の貸はらっぱ「音地(おんぢ)」
台東区谷中の街に12坪ほどの小さな空き地がある。実はここ、「音地」と名づけられた貸はらっぱなのだ。 私たちが訪れた日は、手作りの陶器やバック、アクセサリーなどを販売するフリーマーケットが開かれていた。イベントの主催者であ […] -
まちづくり
税金もインフラもフル活用してモトを取る!遊休公共スペース活用のススメ
遊休公共スペースと聞くと、何を思い浮かべるだろうか。ぱっと思い浮かぶのが「廃校」という方も多いだろう。少子化による児童数減少で、毎年500近くの学校が廃校になる昨今。 (※)平成14年度から平成27年度に発生した廃校の数 […] -
教育
子ども・若者の孤立を防ぐ1対1の伴走支援者「コミュニティユースワーカー」を育成ーNPO法人 PIECES(ピーシーズ)
子ども・若者の孤立を防ぐ「コミュニティユースワーカー」の育成に力を注ぐNPO法人PIECES。その役割と全国への普及に向けた取り組みについて、代表理事の小澤いぶきさんに聞いた。 -
ビッグイシューのご案内
10月15日発売のビッグイシュー日本版345号、表紙は「ボブ・ディラン」、特集は「みんなで使おう! 遊休公共スペース」
2018年10月15日発売のビッグイシュー日本版345号の紹介です。 表紙は「ボブ・ディラン」、特集は「みんなで使おう! 遊休公共スペース」。 -
イベントレポート
雨天でも観客が見守り続ける、新人Hソケリッサ!のダンス。- 10周年企画 東京近郊路上ダンス「日々荒野」ツアー ファイナル(#15) 夏まつりダンス レポート
路上生活者および路上生活経験者のメンバーで構成されたダンスグループ、「新人Hソケリッサ!」。10周年企画 東京近郊路上ダンス「日々荒野」ツアー最終公演でのパフォーマンスをレポート。 -
ビッグイシューのご案内
職場のいじめから人間不信に陥りホームレスとなった販売者が、貧困をテーマにした神戸市のセミナーで出張講義。協働の可能性を探る
ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動への理解を深めるため、学校や団体などで講義をさせていただくことがあります。 今回の訪問先である、神戸市所管の「協働と参画のプラットホーム」は、行政・NPO・地域団体・企 […] -
公正・包摂
イタリア産のトマトソースは経済移民の奴隷的な苛酷労働で作られている!?
南イタリアでは、アフリカなどから流れ着いた「経済移民」*が貧しい暮らしを送り、ギャングたちに搾取され、トマト農園でこき使われている現状がある。そこに誕生したコミュニティプロジェクト「サンカラの家」が、約200 […] -
アート・文化
囚人たちは過去の自分へと手紙を綴り、人生を見つめ直す トレント・ベルの 『リフレクト』プロジェクト
2013年、商業写真家のトレント・ベルは、友人が懲役36年の判決を受けたという衝撃的な知らせを聞いた。教養もあり、専門家として活躍し、夫であり、4人の子がいる友人。その後数ヶ月、ベルは不安に取り憑かれた。友人が過ちを犯し […] -
ジェンダー
7人の仲間を女性議員に。新憲法に女性の権利導入目指し、国際会議「ワン・ボイス」を開催 ─ 「リビア女性の声」創設者、アラア・ムラビト
2011年の「リビア革命」以降、リビアは民主化への移行過程にある。しかし、女性の政治参加や地位向上を目指すNGO「リビア女性の声」を設立したアラア・ムラビトにとって、仕事はまだまだこれからだ。 -
アート・文化
ラジオの普及度99%。異常気象、健康、教育、時にリスナーが議論 ―インド全域に200局、村民がつくるコミュニティラジオ放送
人口12億5千万、公式言語は18、母語として登録されている言語は1652を数えるインドには、現在200ほどのコミュニティラジオ局が存在する。農村のニーズに密着し、全国メディアにも地方メディアにも取り残された地域に浸透して […] -
ビッグイシューのご案内
「多数派のリスナーを集める事業モデル」の限界を越える!?パーソナリティが月会費を「払い」、つながるネットラジオ
聴く習慣のない人にとってはやや縁遠く感じる「ラジオ」だが、調査によると首都圏・関西圏で約55%、中京圏で61%(*ビデオリサーチ2018年6・8月調査より)の人がラジオを聴いているという。 -
ビッグイシューのご案内
ビッグイシュー日本版、10月1日号(344号)表紙は「羽生善治さん」、特集は「ネットラジオ『ゆめのたね放送局』」
10月1日発売のビッグイシュー日本版344号の紹介です。 表紙は「羽生善治さん」、特集は「ネットラジオ『ゆめのたね放送局』」です。 -
貧困・ホームレス
妻と左腕をなくした男。犬と猫と一緒に路上で絵を描きながらヨーロッパを10年めぐり、スイスで本を出版
路上生活がどんなものか、よく知ってるさ。毎日、絵を描きながら、路上をすみかにしてる人たちとたくさんつきあってきたからね。 -
INSPニュース
デザイナー業界からも注目を集める『ビッグイシュー台湾』のクールな表紙デザイン: ストリートペーパーならではの表紙づくりとは
ホームレスの人々の路上脱出を支援するため、1991年に英国で生まれた『ビッグイシュー』。今では、その意義に賛同した有志達が、それぞれに独立した団体・企業として各国版の『ビッグイシュー』を立ち上げ、雑誌発行を行っている(英 […] -
アート・文化
「ホームレスの人にも図書館は開いた場所であるべき」or「他の利用者はどう思うか?」/「ホームレス支援とアート」イベントより(3)
「ホームレス支援とアート」イベント、続いて、参加者も交えた質疑応答がなされました。 イベントレポート2「アートを通して、ホームレスの人々はつながりを取り戻せる。「創造は、希望」/「ホームレス支援とアート」イベントより(2 […] -
アート・文化
アートを通して、ホームレスの人々はつながりを取り戻せる。「創造は、希望」/「ホームレス支援とアート」イベントより(2)
「ホームレス支援とアート」イベント、続いて新人H ソケリッサ!代表であるアオキ裕キさんが登壇。 「アートはホームレス支援や多様性に向けてのプロセスの一部になりえる/「ホームレス支援とアート」イベントより(1)」を読む ア […]