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貧困・ホームレス
連帯保証人となった同僚が借金返済を放棄、直後に会社が倒産、夫も亡くした…クロアチア、『ユーリクニ・スイェルジェイク』誌の女性販売者ルジェーリャ
ビッグイシューオンライン編集部より。1月15日発売の303号から、毎号各地のビッグイシュー・ストリートペーパーの販売者を紹介している「今月の人」を転載します。 -
イベントレポート
大阪市立大学の授業「世界のマイノリティ」で販売者の吉富さんが講義。大学というレールが終わった時、本当に大切になることとは?
ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、高校や大学などで講義をさせていただくことがあります。 今回は大阪市立大学杉本キャンパスにお伺いし、総合教育科目Bの「世界のマイノリティ」の授業にビッグイシュー日 […] -
貧困・ホームレス
車社会の街で、車から『コントリビューター』誌を購入してもらうスタイルを生んだ販売者、がん治療をしながら販売を続ける
ミシシッピ川の支流の一つ、カンバーランド川に面したテネシー州ナッシュビルは、古くからの交通の要衝だ。数多くの偉大なミュージシャンを輩出したカントリーミュージックの本場でもある。 そんな街で7年前、カーティスは初めて車のド […] -
貧困・ホームレス
「どのくらいスウェーデン人らしくなれば買ってくれますか?」-迫害される少数民族ロマの女性販売者が動画で訴え
メイクアップのBefore/After動画はYouTubeの人気ジャンルのひとつですが、ロマである21歳の女性が、スウェーデン人風にメイクアップしていく動画がある。 ビッグイシュー日本版301号の「世界短信」でもお伝えし […] -
貧困・ホームレス
医療費の返済に悩む日々。「息子にはいい暮らしをさせてあげたい」-ドイツ、『ヒンツ&クンツ』誌の女性販売者 カルメン
ドイツ北部の街ハンブルクを中心に販売されている『ヒンツ&クンツ』誌は、多くのロマの人々を販売者として受け入れ、彼らがドイツで自立した生活を営めるよう、さまざまな支援を行っている。ルーマニア出身のカルメン(39歳)も、そん […] -
貧困・ホームレス
母国セルビアでの兵役で精神的な病にかかり、働けなくなった。-オーストリア、『クプファーマクン』誌販売者ゾラン
ゾランには「夜明け」という意味があるが、早起きの彼にはまさにぴったりの名前だ。いつも朝8時きっかりに、ストリートペーパーの販売を始めている。 現在37歳のゾランは、セルビアの出身だ。しかし彼が6歳の時に、暴力を振るう父親 […] -
貧困・ホームレス
「アップタウンはひどいことになっていた」米国『スピークアップ』誌販売者が目撃した、シャーロットの街の抗議デモ
エドワード・スモールズは、ノースカロライナ州シャーロットのアップタウンで、ストリート誌『スピークアップ』の販売をしている。そのため、9月20日に起きた警官によるキース・ラモント・スコット射殺事件に対し、21日に勃発した抗 […] -
貧困・ホームレス
思いきって参加した就労移行支援プログラム。フルタイムの仕事を得て、今では新人販売者のメンターに-米国、『ストリート・ワイズ』元販売者 ドン・スミス
ビッグイシューオンライン編集部より。11月1日発売の297号から、毎号各地のビッグイシュー・ストリートペーパーの販売者を紹介している「今月の人」を転載します。 時をさかのぼること1995年、シカゴ生まれのドン・スミスは […] -
貧困・ホームレス
新しい映画館「ホーム」の前で販売。いつか厨房やケータリングの仕事に戻りたい―『ビッグイシュー・ノース』販売者、 コリン
コリンはマンチェスターで『ビッグイシュー・ノース』を販売して7年になる。現在は街の映画館前で販売しており、ビッグイシューのフェイスブックページに日々のできごとを書きつづっているので、名前が知られるようになった。地元で撮影 […] -
貧困・ホームレス
家を手に入れて鍵を持っている男の記事を見た。それが俺に希望をもたらした。
ホームレス支援をやっていると、「ホームレスって好きでやっている人もいるんでしょ?」という質問をされることがあります。外で寝るということは常に危険と隣り合わせ。警官や警備員に追い払われることもありますし、夏は熱中症、冬は凍 […] -
イベントレポート
ほしいのは、ハウスじゃなくて、ホームなんだ 一夜のホームレス体験会、販売者さんたちの感想まとめ
2016年のホームレス体験会に参加した、ビッグイシュー販売者たちの感想をお届けします。 自信満々だった(!?)スタッフたちとは対照的に、販売者さんサイドは当初この企画に半信半疑だった様子。でも本番では、みなさん手ごたえを […] -
貧困・ホームレス
二人の結婚のニュースは世界をかけめぐった。英・ブリストルのビッグイシュー販売者、路上生活時代に出会った女性と結婚。
その婚約のニュースは新聞の見出しとなり世界を駆けめぐった。ビッグイシューの販売者ジャックとその妻トニが、2016年3月、互いの故郷であるブリストルで結婚式を挙げたのだ。 二人の愛の物語に触発された地域の人々は、二人の結婚 […] -
貧困・ホームレス
郊外の園芸用品店が私の持ち場。お客さんの手伝いをしたり、植物を選ぶアドバイスも-ドイツ、『bodo』誌販売者ジェシカ
ジェシカはドルトムントの町外れにある園芸用品店で『bodo』を販売している。彼女のお客さんや友人たちは、わざわざ電車やバスを使ってでも、出向く価値があると思っているのだ。その理由を探るため、筆者はジェシカの一日に密着した […] -
貧困・ホームレス
住まいは友人宅、生活再建用ホステル、公園、高架下のテント。英国、ビッグイシュー販売者たちの24時間
社会の縁にいる非力な人間にとって、英国はどんな風に見えるのでしょうか? 今まで幾度も繰り返されてきたこうした質問に、正直な答えを得られたことはほとんどありませんでした。 今回は、社会の一員となるべく忙しく働きながらも依然 […] -
貧困・ホームレス
カナダのストリート誌『リティネレール』のアラン・ルパージュさんより、日本の読者に向けたメッセージ!
本誌の288号(6月1日発売)で、カナダ東部のストリート誌『リティネレール』の販売者、アラン・ルパージュさんのストーリーを紹介しているのですが、そのアランさんから、日本の読者に向けてビデオメッセージが届きました。 アラン […] -
アート・文化
路上生活者から聖火ランナーへ。オリンピックを目指す元ビッグイシュー販売者が波乱万丈の人生を語る
路上生活者から聖火ランナー、そして次の目標へ ジョエル・ホッドソンは若いながら、その人生はすでに波乱に満ちている。ベリーズ(中米のユカタン半島東部に位置し、メキシコとグアテマラと国境を接し、カリブ海に面した国)の狭い児童 […] -
INSPニュース
販売者対談:「靴を脱いで、どうぞ中に入って」
2015年INSPグローバル・ストリートペーパー・サミットでは、世界中からストリートペーパーの代表者らが何百人とシアトルに集結し、情熱的に意見や改革案を出し合った。その中に、デンマークの『フス・フォービ(Hus Forb […] -
公正・包摂
私はテキサスの死刑囚監房で働いていた:元受刑者の手記
薬物注射と電気椅子を使った2つの死刑執行方法は囚人を違法に「残虐で異常な刑罰」に処しているのか――テネシー州は、死刑の違法性を問う訴訟に直面している。 そんな中で、同州の州都ナッシュビルのストリートペーパー『コントリビュ […] -
貧困・ホームレス
路上生活を脱した元ホームレス・入沢さん。「野武士ジャパン」を裏方からサポートする理由
ホームレスサッカーチーム「野武士ジャパン」のメンバーだった入沢さん(35歳)。現在は、食品の仕分けの会社に勤めながら、2か月に一度の頻度で野武士ジャパンの活動に参加。今回のダイバーシティカップには誘導のボランティアとして […] -
貧困・ホームレス
いじめ、リストラ、突然の神経障害と失職。度重なる試練を経て「生活保護のリアル」を伝えるみわよしこさん
「ダイヤモンド・オンライン」に掲載されているみわよしこさんの「生活保護のリアル」が連載100回を迎えました。生活保護問題について継続的に情報発信を続けている、稀有な連載です。 -
貧困・ホームレス
毎日自分が稼いだお金で弁当を買う。一時は失っていた生きる気力を取り戻せた気がする
毎日自分が稼いだお金で弁当を買う。一時は失っていた生きる気力を取り戻せた気がする 「できるだけ早く仕事に行きたいから、取材時間は短いほうがありがたいな」。今、ビッグイシューの販売が楽しくて仕方ないという柳原裕伸さん(44 […] -
貧困・ホームレス
「普通であること」が 認められるオランダ。 これからもここで暮らしたい
(2012年9月15日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 199号より) 「普通であること」が 認められるオランダ。 これからもここで暮らしたい—アムステルダム『Z!』誌販売者、パンチョさん オランダの首都、ア […] -
貧困・ホームレス
写真家になる日を夢見る20歳。ベオグラードで「LiceUlice」を売るロマの青年・ミルコ
人生を生き抜くために大切なことは、「信じること」 写真家になる日を夢見る20歳。ロマの青年・ベオグラード『LiceUlice』誌販売者、ミルコさん クネズ・ミハイロヴァ通りで最も楽しそうな笑顔を探せば、それがミルコだ。こ […] -
貧困・ホームレス
アンドレイさん「世界で最も民主主義の進んでいると言われるような国でも、人身売買が行われている」(5/5)
<part1を読む> <part2を読む> <part3を読む> <part4を読む> リトアニアに帰国、イギリスでの新しい生活 アンドレイさんはその後、無事リトアニアに帰国し、家族に再会して、リトアニアで1から生活をス […] -
ビッグイシュー基金
製造業派遣を転々として(Dさん、36歳)[若者ホームレス白書]
製造業派遣を転々として Dさん 36歳 東北地方出身。高校卒業後、就職。農産物加工会社、警備員等を経て、製造業派遣へ登録。2年ほどの間に7ヶ所の工場を転々とするが、人間関係がうまくいかず、派遣の寮を飛び出して以来、路上生 […] -
ビッグイシュー基金
「今でいう虐待、受けてたんです(Cさん、27歳)」[若者ホームレス白書]
ひどい家族から逃げ出して Cさん 27歳 東北地方出身。中学卒業後、上京。板前修業を経て、定時制高校に通うも中退。その後、地元に戻り製菓工場で派遣社員として働くが、工場閉鎖により職を失う。上京しネットカフェに泊まりながら […] -
ビッグイシュー基金
児童養護施設を経てホームレスへ(Bさん、23歳) [若者ホームレス白書]
児童養護施設を経て路上へ(Bさん23歳) 近畿地方出身。両親の離婚により、児童養護施設に預けられる。中学卒業と同時に大阪の工場へ就職し、工場の寮で暮らす。約7年勤めた後に退職。児童養護施設へ戻り、就職の相談をするが見つか […] -
ビッグイシュー基金
リストラに遭いバイト生活、親との関係が悪化しホームレスに(30歳) [若者ホームレス白書]
フリーター、ニート状態を経て路上へ(Aさん 30歳) 関東地方出身。両親、姉の4人家族。高校卒業後は、大手電気メーカーのグループ会社へ就職するが2年半でリストラに遭う。その後アルバイトと派遣を繰り返すが、その状態を家族は […] -
貧困・ホームレス
「一度しかない人生、楽しまなくっちゃ」 [販売者ストーリー]
おしゃれなカフェや雑貨屋が立ち並び、歩くだけでも楽しい街、神戸。ビッグイシューの販売を始めて半年になる武蔵さん(仮名・53歳)が立つのは、学生でにぎわう阪急岡本駅。 雨の日以外は、朝10時から夕方6時まで立ち続け、1日の […] -
貧困・ホームレス
試練の連続を経て、ようやくたどり着いた幸せ [販売者ストーリー]
渋谷の東急プラザ前にあるロータリーで、プロペラのついた帽子をかぶった男性を見かけたら、その人が下谷芳男さん(59歳)だ。多彩なファッションの若者が行き交う渋谷でも一際目につく帽子を指さし、くすくす笑う女子高生たちがいる。 […]