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気候・自然
「生分解性のビニール袋」は埋め立て地で分解されない!? 生ごみや犬のフン処理はコンポストがオススメ
もはや家族の一員となっている犬も珍しくない昨今だが、皆さん、犬のフン処理はどうしているのか。トイレに流す人もいるかもしれないが、ビニール袋に取って生ごみに出す、が主流だろう。日本でペットとして飼われている犬は879万頭を […] -
気候・自然
格安ジーンズ、9ヵ国を旅して届く。 大量の農薬、過酷な労働、砂漠化する湖……他国に押しつける「本当のコスト」
世界で売られるジーンズは、毎年約20億本。しかし、その多くの製造工程は環境や社会、人間に配慮しているとは言いがたい。店に並んだジーンズたちは、労働や生産コストの低い国を旅してやって来る。 -
アート・文化
ゾクゾクしてトランス状態になれる!?「ASMR」動画のYouTube検索が止まらない
YouTubeの検索ワード数ランキングで世界第3位*1となった「ASMR(エー・エス・エム・アール)」というワードをご存知だろうか? 自律感覚絶頂反応(Autonomous Sensory Meridian […] -
気候・自然
世界最大の温室効果ガス排出者は米軍。気候変動報告書では記載なし、情報公開請求で明るみに
加速する気候危機に対し、世界で最も温室効果ガスを排出している組織「米軍」の存在はあまり知られていない。京都議定書の合意により、最も信頼される気候変動の報告書でも計算対象外とされ、米国も排出量を公開していない。 […] -
まちづくり
「異世代ホームシェア」。 ひとり暮らしの高齢者と、手頃な住居を求める人がハウスメイトになって語り合い、孤立を予防
今日、孤立に苛まれる高齢者は増え、賃貸物件の価格上昇で手頃な住居を見つけられる人は減っている。こうした二つの課題を、シンプルかつ心温まる方法で一挙に解決しようとするのが「異世代ホームシェア」だ。先進国で広がる […] -
アート・文化
11月1日発売の『ビッグイシュー日本版』、表紙は「浅香航大」、特集は「いよいよ、短歌」
2020年11月1日発売のビッグイシュー日本版394号の紹介です。 表紙は「浅香航大」、特集は「いよいよ、短歌」です。 -
健康・衛生
メンタル治療としてのスポーツ:サッカーで抗うつの効果があるとの研究
健康維持を兼ねてサッカーをプレイする人は多いが、精神的な問題を抱えている人たちが定期的にサッカーをすると健康状態はどうなるのだろうかーー。英国では、心を病む人が急増し、公衆衛生上の大きな懸念事項となっている。 […] -
公正・包摂
オリンピックはアスリートの政治行動を認めるべきか否か
国際オリンピック委員会(IOC)は政治的に中立であろうと努めてきてはいるが、オリンピックを含むスポーツには常にさまざまな問題がつきまとうものだ。 IOCも、アスリートたちによる “ささやかな” 政治的主張は容 […] -
アート・文化
「ホームレス・ワールドカップ」18年目の大会は初のオンライン開催。その対戦方法とは?
「ホームレスの人たちがサッカーをする」と言うと、「ホームレスのくせにスポーツなんて」「そんな暇があれば働けばいいのに」という反応が返ってくることがある。しかしホームレスになる人たちは、路上に至るまでに著しく自己肯定感をそ […] -
原発ウォッチ!
20ミリシーベルト超えるのに飯舘村長泥地区、一括で避難指示解除へ?
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教育
韓国の高校はどのくらいオンライン化が進んだのかー高校生3人にインタビュー
新型コロナウイルス感染症によって「オンライン授業」の需要がかつてないほど高まった。日本では、ごく一部の学校がオンライン化を急速に進めたものの、多くの学校では早期終息に期待を込めているのか、旧態依然のところが多いようだ。一 […] -
アート・文化
一流アスリートの育成だけでなく、国民のスポーツ促進に予算を回す必要性ーポルトガルのスポーツプログラム
ポルトガルで一番人気のスポーツはサッカーだ。クリスティアーノ・ロナウドはじめ、世界的に活躍する選手を輩出してきた。そんなトップアスリートの芽を発掘するための学校スポーツプログラムが長年展開されてきた。「平等」 […] -
アート・文化
アスリートも「ストライキ権」を行使できる労働者?ー 穏便な対話では変わらない社会に実力行使を
「スポーツに政治を持ち込むな」「スポーツ選手は粛々とプレーしてろ」そう主張する声も少なくない。だがこれは、いつも通りスポーツ観戦できれば、自分の知らない誰かが死のうと構わないということなのか。多くの命が理不尽 […] -
ジェンダー
トランスジェンダーやノンバイナリーの人たちが医療や緩和ケアで受ける差別をなくすために
病院にかかる時に気にすることといえば、アクセスや待ち時間の長さ、保険の適用範囲といったことだろうか。だがトランスジェンダー(生まれもった性別と自認の性が一致しない人)やノンバイナリー(身体的な性に関係なく、男 […] -
アート・文化
10月15日発売の『ビッグイシュー日本版393号』表紙は「レディオヘッド」、特集は「変われ、スポーツと社会」
2020年10月15日発売のビッグイシュー日本版393号の紹介です。 表紙は「レディオヘッド」、特集は「変われ、スポーツと社会」です。 -
ジェンダー
「全力で働かないなら、議員になる資格はない」コロラド州初のトランスジェンダー議員の着実な活動
コロラド州下院議員として初めてトランスジェンダーを公表*したブリアンナ・ティトーネは、目下、任期1期目を務めているところだ。育ちはニュー・ヨーク州のハドソン・バレー、地質学者として世界各地を転々とした後、コロラドにやって […] -
気候・自然
福島第一原発の「汚染水」、1日180トン増加、タンク1千基
経産省“海や大気中への放出処分”を計画強まる、漁業者、住民の反対 東京電力福島第一原発事故直後から毎日発生し続け、敷地内の巨大タンクに保管されている大量の汚染水。今、政府は地元の圧倒的な反対を押し切って、環境投棄に踏み切 […] -
公正・包摂
代理出産の道義性:代理母に金銭を払うべきか否か
「代理出産」という物議を醸してきた問題、とりわけその行為にまつわる金銭授受について、英国の法律は見直しが必要―― そう主張するのは2017年までイングランド・ウェールズの高等法院家事部の主席判事を務めたジェー […] -
ジェンダー
米連邦最高裁が「LGBTを理由とした不当解雇は違法」と判断。その意義と次なる課題
2020年6月15日、米連邦最高裁は「LGBTの職場差別は違法」との判決を下した。性的マイノリティに関しては、2015年6月に同性婚を合法とする判決が最高裁で下されたが(オーバーグフェル対ホッジス裁判)、さら […] -
アート・文化
ゲイを公表したスケート選手アダム・リッポン、美しさに隠された葛藤を語る
米国のフィギュアスケート選手として数々の実績を残してきたアダム・リッポン*1。2018年5月にはダンスリアリティ番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』(シーズン26)でも優勝を果たした。同年11月に現役を引 […] -
アート・文化
双子で同性愛者の人気ミュージシャン「ティーガン&サラ」自叙伝『High School』執筆での気づき
身内と一緒に仕事をするのはどんな感じだろう。さらにそれが双子で、人生の半分以上となったら。生活のあらゆる面で濃くかかわり合うこととなり、どこからどこまでが姉妹としてなのか仕事なのか、わからなくなりそうだ。そして二人とも同 […] -
アート・文化
「20世紀に、野菜の種の94%が失われた」という事実:映画レビュー『シード~生命の糧~』 、種の自由は私たちの自由
「20世紀に、野菜の種の94%が失われた」という事実は衝撃的だ。たとえば、キャベツは544品種あったものが28品種に、カリフラワーは158品種が9品種に、アーティチョークは34品種が2品種になった […] -
ジェンダー
10月1日発売の『ビッグイシュー日本版』392号、表紙&特集は「アップデートしたい『LGBT』」、スペシャルは蒼井優さん
2020年10月1日発売のビッグイシュー日本版392号の紹介です。 表紙&特集は「アップデートしたい『LGBT』」、スペシャルは蒼井優さんです。 -
公正・包摂
「郵便投票」の弊害ー「秘密性」が確保できない投票のあり方について
米国ではすでに「郵便投票」は広く普及しており、多くの国民に好評で、不正選挙にも強く、どちらかの政党に有利に働くこともない、とされている*1。とはいえ、郵便投票ならではのリスクもある。それは「投票の秘密性」が完全ではないと […] -
健康・衛生
鬱病や不安障害について、世界中の先進的研究者たちにリサーチしたジャーナリストの主張
「鬱病や不安障害について、これまで教えられてきた考え方は間違いだと思う。」 ジャーナリストのヨハン・ハリは言う。鬱病は脳内物質の機能不全が原因なのではなく、私たちの生き方に対する反応だというのが彼 […] -
健康・衛生
アルコール依存症について精神科医に特徴と必要なサポートを聞いた
日本には、アルコール依存症の疑いのある人が440万、治療の必要なアルコール依存症の患者は80万人いると推計(*)されている。それぞれおよそ27人に1人、150人に1人の割合だ。「人はいとも簡単に依存症になるが […] -
健康・衛生
コロナ禍は地層にどう残るのかー環境に配慮した痕跡を未来に残すために
世界全体に大きな衝撃を与え、私たちの生活を一変させた新型コロナウイルス感染症を、「地球の歴史」という壮大なスケールで見るとどう捉えられるだろうか。人間ドラマの数々も長期的な視点でみれば、未来に重要となるものが見えてくるか […] -
原発ウォッチ!
汚染樹皮で木質バイオマス発電-灰の放射能量は数万ベクレル?
再生可能エネルギーとして注目されているバイオマス発電だが、その燃料によっては要注意だ。特に、福島第一原発事故で汚染された材木を燃料にした木質バイオマス発電計画には賛成できない。しかも、固定価格買取制度(FIT ※)を活 […] -
健康・衛生
「ワクチンを買い占める国」は“頼れる国”か“非人道的な国”かー「ワクチン・ナショナリズム」の実態
新型コロナ感染症に効果があるとされる治療薬を確保しようと躍起になっている国々のありさまが、「ワクチン・ナショナリズム」と非難されている。その実態と道徳的に問題とされている点について、法律と世界の健康問題の専門 […] -
健康・衛生
経済優先で12万人の死亡者を出しているブラジル。「沈黙」で抗議する国民の切なる思い
新型コロナウイルスの感染者400万人超と世界最悪レベルの感染拡大が起きているブラジル*1。この背景には、パンデミックの危険性を軽視するボルソナーロ大統領の姿勢が大きく加担している。感染防止策を巡って、約1ヶ月 […]