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イベントレポート
貧困は自己責任?お金優先で人権に興味を持たない人に、格差解消の重要性を伝える方法を考える/関西学院大学でのビッグイシュー出張講義レポート
ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、学校や団体などで出張講義をさせていただくことがあります。今回の行き先は兵庫県西宮市にある関西学院大学。 同大学では全学部に開かれた人権教育科目の一環として「人権 […] -
原発ウォッチ!
北東アジアを非核兵器地帯に!「日韓プルトニウムシンポジウム」開催
2018年11月、「日韓プルトニウムシンポジウム」を韓国の平和協同研究所(IPC)と共催した。お互いの国の再処理計画に反対していくための2年プロジェクトの初回シンポジウム。外務省の職員や内外の専門家を招いて、朝鮮半島の非 […] -
まちづくり
都市空間デザインに必要な視点とはー車優先の社会からすべての人に住みよい街へ
アルヤン・イェーガーはいわば「都市のシナリオライター」だ。オランダに生まれ、都市空間デザイナーの顔を持つ彼は、自身の仕事を映画の脚本作りに例える。大枠が決まったストーリーのなかで、細部の微調整や全体の見直しを行うのが彼の […] -
イベントレポート
社会課題を広く知らせたい全ての人へ-「ソーシャル×ライティングの教室」@大阪 イベントレポート
社会課題に取り組むNPO・企業にとって、広報は欠かせない存在。だが、その業界の広報ライティングについて体系的に教えてもらえる機会は少ない…そんなニーズを受けて、2018年12月26日、「ビッグイシュー・オンライン」による […] -
経済・産業
臓器提供を有償にすることで、望ましい未来は訪れるかー髪の毛、血液、精子、卵子、皮膚、そして臓器が売買される市場
日本では臓器移植の希望者がおよそ14,000人。そのうち、移植を受けられるのは年間およそ400人(※日本臓器移植ネットワークの調査より)。ニーズは高いが提供者が少ない、これは海外でも見られる傾向だ。では、臓器提供を有償に […] -
平和・協同
教育は平時の贅沢品などではなく「権利」:世界の紛争地で学校が標的にされている現実
世界中の紛争下にある国々では、学齢期の子どもたちのおよそ4人に1人が「権利」であるはずの教育を受けられていない。その数2,700万、女子は男子の2倍以上だ。紛争地において、なぜ学校や生徒達が標的とされるのか『The Co […] -
ジェンダー
女性の路上生活者も激増している米ポートランド、男性より苛酷なこととは
米オレゴン州マルトノマ郡(*)で2017年に行われたホームレス人口統計調査によると、1,355人の成人女性がホームレス状態と特定され、全ホームレス人口の36%を占めるに至った。これは2015年度の1,161名より16%増 […] -
INSPニュース
路上脱出支援の日米比較!? ポートランドの『Street Roots』と『ビッグイシュー日本』
ホームレスの自立支援を目的とした雑誌販売といえば日本では『ビッグイシュー日本版』のみ。しかし、海外に目を向けると、国ごとや都市ごとなど数多くのストリートペーパーが発行されており、その数は34ヶ国100誌以上にものぼる(* […] -
アート・文化
「路上生活になっても持ち歩く大切なもの」と「ホームレス人生すごろく」を展示 – ポートランド美術館の挑戦
社会的な問題に挑む美術館が増えている。昨秋、オンライン編集部スタッフが訪れた米オレゴン州ポートランドでも、この街を代表するアートスポット「ポートランド美術館(*)」にて興味深い展示が行われていたのでご紹介したい。*189 […] -
貧困・ホームレス
米国の人気の街・ポートランドで深刻化しているホームレス問題の実態
米オレゴン州ポートランドは、環境に優しい街づくりが行われ(公園、橋、自転車専用道路などの整備)、リベラルな街として知られる。ファーマーズ・マーケットなど健康的な食生活が送りやすく、都会でありながら自然に近い暮らしができる […] -
アート・文化
ダンサーが「踊る暇があれば働け」と言われる空気のなかで、「アートで生きていく」には?
あなたは最近、どんなアートに触れる機会があっただろうか。そう聞かれると、美術館や展覧会、話題のアート展示のことかと想像し「いや、そんな余裕はなく、行ってない」と答える人は多いかもしれない。日本では「特別な才能を持った一握 […] -
教育
家庭内にいられない若者の自立・進学を支援。自立に不安を抱える成人の「ステップハウス」も開設-認定NPO法人 青少年の自立を支える会 シオン
非行、ひきこもり、児童養護施設出身などの事情で家を離れる必要のある若者の自立や進学を支援している、茨城県の「認定NPO法人 シオン」。その活動と新たに始まった成人対象のアフターケア「ステップハウス」について聞いた。 -
ビッグイシューのご案内
1月15日発売の『ビッグイシュー日本版』、表紙は「フレディ・マーキュリー」、特集は「アートで食べていく!」
2019年1月15日発売のビッグイシュー日本版351号の紹介です。 表紙は「フレディ・マーキュリー」、特集は「アートで食べていく!」 -
貧困・ホームレス
路上生活の防止にも救出にもなっていないハンガリー政府の新たなホームレス対策の余波
2018年10月15日、ハンガリー政府は路上生活を事実上禁止する憲法修正案を可決した。スロバキアのストリート誌『ノータ・ベネ』はこれに真っ向から対抗、ハンガリー国内のホームレスの人々への支援を表明している。 今回の憲法修 […] -
イベントレポート
女性のホームレスはなぜ少ない? 単身女性の貧困が考慮されていない社会デザインについて/岡山ウィズセンターに出張講義
ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、学校や団体などで講義をさせていただくことがあります。今回の訪問先は岡山県の男女共同参画推進センター(ウィズセンター)。“社会的包摂”をテーマにした企画講座として […] -
イベントレポート
『あの人かわいそうだな』と思うための授業ではなく、様々な立場の人の目線を身につけるための授業/関西大学社会学部の「人間開発論」にビッグイシューが出張講義
ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、学校や団体などで講義をさせていただくことがあります。 今回は関西大学社会学部社会システムデザイン専攻の「人間開発論」(担当:草郷孝好)の授業で、ビッグイシューの […] -
アート・文化
中学の文化祭を思い出すギター。高中正義さんの音色を聴くと、「今日も頑張ろう」と思える。
ビッグイシューも参加する、国際ストリートペーパー・ネットワーク(INSP)で「Vendor Playlist」なる、世界中のストリートペーパー販売者のお気に入りの楽曲とストーリーを集める特集企画があった。 日本からは、入 […] -
被災地から
原発事故、真っ先に被害を受ける障害者ー車いすを持って、核・原発のないニュージーランドへ。14年に帰国後、講演会や執筆活動で問題を訴える
身体の骨が折れやすい特質のある身体を抱えながら、子どもを連れ、電動、手動の車いすを持ってニュージーランドに避難した福島市生まれの女性がいる。安積遊歩さんがその人だ。「震災が起きて原発が爆発した時、『私たちのような障害のあ […] -
健康・衛生
「ゲーム依存症」は今やWHO認定の疾病ー「生活に支障が出てもゲームを止められない人々」の世界的な増加と診断の難しさ
ゲームを止められない「ゲーム依存症(Gaming Disorder)」が世界保健機関(WHO)に疾病と認定された。これを受け、医療関係者はこの病気が他の精神疾患と異なり、どのような症状を示し、どのような治療法があるのか、 […] -
平和・協同
「自分は惨めで社会の最下層の人間だ」と感じる人に、喜びと自尊心を贈りたいー「ナッシュビル・ストリート・バーバーズ」の無料移動ヘアサロン
米テネシー州ナッシュビルには、毎週、ホームレスの人々向けに無料でヘアカットを提供している団体がある。彼らの活動について、ストリートペーパー『コントリビューター』誌が取材した。 -
ビッグイシューのご案内
多数決=民主主義ではない。これからの社会の物事の決め方とは?「ボルダ・ルール」について解説
“政治の話をしない政治家”はおとがめなしの一方で、芸能人が政治の話をすると「芸能人がそんな話をするなんて」と専門家以外が政治の話をすることがタブー視されがちな日本。 しかし、日本では相対的貧困率が高く(*)、欧米と比べる […] -
ビッグイシューのご案内
1月1日発売の『ビッグイシュー日本版』、表紙は「祝350号記念」、新春エッセイは「福岡伸一さん」
2019年1月1日発売のビッグイシュー日本版350号の紹介です。 表紙は「祝350号記念」、新春エッセイは「福岡伸一さん」です! -
ビッグイシューのご案内
「プライドが高いから生活保護を受けない」? ホームレスの人へのよくある誤解/フェルミ研究所の動画を検証
YouTubeで2018年11月末に公開されたホームレスの男性を題材とした漫画動画(「フェルミ研究所」制作)が12月下旬現在で200万回以上再生されている。 -
ビッグイシュー基金
さまざまな背景をもつ人が集まる「ダイバーシティカップ」。スポーツを軸に、枠を越えて交流を生み出す
2018年10月21日、ホームレス経験者、若年無業者、うつ病、依存症、難民といった社会的に孤立しやすい人たちがフットサルを通じて交流する「ダイバーシティカップ」の第5回大会が東京で開催された。参加者は東京からだけでなく宮 […] -
健康・衛生
薬物依存症の経験者たちが短命なのは薬物の影響ではなく、運動不足!?エクササイズにより治療薬が不要になる効果も
薬物依存症の人たちは救急外来や総合医による手術、つまり病院の常連である。「にもかかわらず、彼らの体の健康についてはほとんど調査がなされていません」とノルウェー科学技術大学臨床医学博士のグレテ・フレムメンは言う。 彼女は薬 […] -
イベントレポート
介護離職をきっかけにホームレスになった販売者に、高校生から重い質問/大阪商業大学堺高等学校への出張授業
ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、高校や大学などで出張授業をさせていただくことがあります。今回、ビッグイシュースタッフと販売者の中本さんが訪れたのは、大阪商業大学堺高等学校の「人権」の授業。同校 […] -
貧困・ホームレス
女装姿でベビーカーを押す路上生活者「パイレーツ」:デンマークで評判、筋金入りの自由人の生きざまとは
九州と同じくらいの国土に約580万人が暮らす北欧デンマーク。高い税金と引き換えに社会福祉は充実、幸福度の高い国とされているが、通年では約13,000人がホームレス状態に陥っている(*)。デンマークのストリートペーパー『H […] -
イベントレポート
料理研究家・枝元なほみさんが「ホームレスクリスマスパーティ」に登場。「みんなが一緒にいられることを心から喜べるような集い」
2018年12月21日(金)、大阪市・中央公会堂でNPO法人ビッグイシュー基金が主催の“大阪ホームレスクリスマスパーティ”が行われました。ホームレスの人もそうでない人も分断されることなく、ともにクリスマスの賑わいを楽しむ […] -
イベントレポート
「ソーシャルビジネス」を学ぶ大学生に雑誌『ビッグイシュー』のビジネスはどう映るか/摂南大学に出張講義
ビッグイシューでは、ホームレス問題や活動の理解を深めるため、学校や団体などで講義をさせていただくことがあります。 今回の訪問先は摂南大学経済学部で経営学を学ぶ岸田未来先生のゼミ。ゼミで寝屋川市の「ビジネスベンチャーコンテ […] -
教育
11万人超がホームレス状態。うち3分の1が25歳以下の若者というオーストラリアでの支援状況
今年もクリスマスの季節だ。しかし、オーストラリアにはまともな寝場所さえない若者ホームレスが何千人もいるのも現実だ。そんな若者たちの支援に奮闘している施設を訪ね、マネージャーのトリッシュ・バークレーらに話を聞いた。 冬にし […]