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経済・産業
自然エネルギーで地域活性化「会津電力」、地熱などで温泉街をエコタウン「元気アップつちゆ」。― 福島で市民・地域共同発電所 全国フォーラム開催
市民の手による地域発電所でエネルギーを生み出し、原発や化石燃料に依存しない安心で安全で持続可能な社会を実現しよう―。 11月2日~4日、福島市で「市民・地域共同発電所全国フォーラム」が開かれ、多様でユニークな取り組みが […] -
被災地から
約580世帯のうち、帰還したのは6分の1の約100世帯。福島県川俣町山木屋地区、避難指定解除からの半年
今年3月31日、国、福島県、川俣町の協議を経て、居住制限区域と避難指示解除準備区域という二つの避難指示区域が同時に解除され、帰還が決まった福島県川俣町山木屋地区。約580世帯1260人の住民のうち、帰還したのは6分の1の […] -
原発ウォッチ!
福島県で山林火災:セシウムが飛散、内部被曝の可能性。継続的な測定体制が必要
放射能汚染地域の火事、消火活動に防護服やマスク 4月末、福島県で山林火災が発生した。出火原因は突き止められていないが、空気が乾燥している時期であることと強い風によって燃え広がった。4月29日に白煙が確認され、福島県の公式 […] -
イベントレポート
多様な参加の形。楽しいからはじめよう!:FYO(「ダイバーシティカップ」報告書より)
様々な社会的背景・困難を抱えた人たちを対象にしたフットサル大会「ダイバーシティカップ」の第二回報告書より抜粋をお届けします。(インデックスはこちら) 福島県で活動をする3つの団体から結成されたFYO、フリースクールの運営 […] -
被災地から
11月の福島県沖M7・4地震、津波警報で避難指示 高層の復興住宅に、高齢者や障害者が取り残された
復興住宅の200世帯、高齢層が多く互いに助け合うことも困難 11月22日午前5時59分ごろ、福島県沖を震源地とするマグニチュード7・4の大きな地震が発生。東日本の太平洋沿岸に津波警報、避難指示が出され、いわき市小名浜で6 […] -
被災地から
来年3月末で自主避難者の避難住宅無償化打ち切り。撤回求め、相次ぐ反対集会
ビッグイシューオンライン編集部より。11月15日発売の299号から、「被災地から」を転載します。 多くが経済的負担増 -公営住宅でも「追い出し政策」 来年3月末で原発事故の自主避難者(避難区域以外からの避難者)に対する避 […] -
被災地から
福島県民健康調査、突然、降ってわいた「縮小・見直し議論」。県民ら“検査の拡充”を要望
7月下旬以降、議論や合意なく医師らが調査見直し・縮小を提案 福島第一原発事故に伴う健康影響、特に子どもの甲状腺がんの状況を分析する「福島県民健康調査」の検討委員会が9月14日、福島市で開かれた。傍聴席はメディアや市民でほ […] -
ビッグイシューのご案内
三浦貴大さん、渡辺直美さん、堤大介監督が登場!ビッグイシュー日本版258号が発売
3月1日発売のビッグイシュー日本版258号の紹介です。表紙は三浦貴大さん。特集は「5年目のふくしま」。 三浦貴大さん 「理想の学校」づくりに突き進む、元高校教師の実話をもとにした『サムライフ』。映画にドラマに大活躍中の三 […] -
食・農
福島の高校生が「忘れな草」育て、首都圏の人々へ届ける
(2014年3月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 234号より) 福島の高校生が「忘れな草」育て、首都圏の人々へ届ける 震災から丸3年。「忘れな草」とともに、被災地の現状を忘れないでほしいと、福島県の磐城 […] -
被災地から
模擬原爆も展示。福島市で終戦日に、「平和のための戦争展」開催
模擬原爆も展示。福島市で終戦日に、「平和のための戦争展」開催 福島県の戦争の歴史とともに平和の尊さを理解する「平和のための戦争展」が8月13日から16日、福島市のコラッセふくしまで開かれた。同展実行委員会(実行委員長・ […] -
アート・文化
福島県いわき市で「フタバスズキリュウ」の化石を発見した鈴木直さん
(2009年10月15日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 129号より) フタバスズキリュウの発見! 少年の努力と情熱が白亜紀の「小さな窓」を広げた 1968年、福島県いわき市の地層から発掘された「フタバスズ […] -
イベントレポート
被災地・福島で見えてきた、地域・行政と連携したアウトリーチ・アプローチ
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被災地から
市民の寄付で建設。福島県白河市の「原発災害情報センター」
原発事故と向き合い、人々の尊厳を守り、平和の尊さを伝える資料館にしたい――。福島県白河市の「アウシュヴィッツ平和博物館」の隣に、姉妹館となる「原発災害情報センター」の建設が進んでいる。オープンは5月19日(日)で、開館記 […] -
被災地から
原発事故は政府・東電による公害。福島市で7千人の脱原発集会
(2013年12月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 228号より) 原発事故は政府・東電による公害。福島市で7千人の脱原発集会 「私たちの宝物である子どもたちを、命を守るために、原発はもういらない!」 福 […] -
被災地から
廃墟の駅、一頭の雄牛と遭遇—震災から、まる2年。警戒区域は今
震災から、まる2年の3月11日、住民の居住が禁止されている「警戒区域」の富岡町に入った。 (富岡町役場前に仮置きされた除染廃棄物) 福島県の南端にある、いわき市から国道6号線を北上、広野町、楢葉町を通って富岡町へ。除染作 […] -
被災地から
全村避難の飯舘村、「農家民宿どうげ」経営の佐野ハツノさんは今?
(仮設住宅の高齢者の様子や「までい」の精神について話す佐野さん) 全村避難の飯舘村、「農家民宿どうげ」経営の佐野ハツノさんは今?—「までい」の精神を支えに、仮設住宅でお年寄り支援 原発事故に伴う放射能汚染の影響で、全村避 […] -
被災地から
IAEA(国際原子力機関)って何?福島県内に研究拠点、市民がウォッチする
12月15日から17日にかけて、政府とIAEAが郡山市で「原子力安全に関する福島閣僚会議」を開催し、来年2013年には除染実施などのため、福島県内にIAEAの研究拠点を設置することが発表された。 ところが、原発事故に伴い […] -
原発ウォッチ!
飯舘村の酪農家、長谷川健一さんの写真展 [原発ウォッチ!]
(2013年2月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 208号より) 飯舘村の酪農家、長谷川健一さんの写真展 長谷川健一さんの講演会が1月12日にカタログハウスのセミナーホールで開催された。超満員の盛況だった […] -
アート・文化
被災地・福島県に響く、川俣町の「山木屋太鼓」
被災地の心の響きを共感したい—。東日本大震災に伴う原発事故と放射能の影響で、2011年4月から計画的避難区域に指定された福島県川俣町山木屋地区。同地区の若者や子どもたちを中心にした「山木屋太鼓」が活動を再開、福島県内 […] -
被災地から
福島、各地で「わかちあいの会」開催へ。大切な人を亡くした人同士、語り合い聴き合う場へ
福島、各地で「わかちあいの会」開催へ—大切な人を亡くした人同士、語り合い聴き合う場へ 原発事故による放射能の影響が現在も続く福島県で、大切な人を亡くした人同士が語り合う「わかちあいの会」が各地で開かれることになった。 N […] -
アート・文化
アーティスト・開発好明さん「原発に対して、今、モノづくりやアートに何ができるのか考えた」
福島県南相馬市原町区郊外の空き地に、一人のアーティストの作品「政治家の家」が設置された。「仮設住宅」を模したような4畳半程度の小屋の外側正面に取りつけられた巨大看板「政治家の家」が目印。 政治に被災地のリアリティを。ア […] -
被災地から
「原発事故子ども・被災者支援法」が成立—具体的支援策は「未定」
ようやく、国は子どもの健康診断や医療費の減免、家族と離れて暮らす子どもへの支援などを責任をもって行うことを定めた。 「東京電力原子力事故により被災した子どもをはじめとする住民等の生活を守り支えるための被災者の生活支援等に […] -
被災地から
かるたで学ぶ「放射線防護」福島でワークショップ
「あ あわてて逃げずに 屋内退避」「い 家の中 遠くに避難と同じこと」「こ 子供の甲状腺をまもれ」「す 吸い込み注意 マスクで防御」「せ セシウムは土にたまる」……。 これは「万が一かるた」の一部。万が一、原発事故が起き […] -
被災地から
障害者を切り捨てないで!賠償請求の学習会、いわき市で開催
福島第一原発事故に伴う、障害者による被害の賠償請求について理解を深める学習会が2012年5月29日、いわき市で開催された。日本障害フォーラム(JDF)、日弁連、福島県弁護士会の主催だ。 現在、東電に対して障害者が自力で賠 […] -
公正・包摂
「福島原発告訴団」原発事故責任者の刑事告訴へ [被災地から]
東電・加害者が罰せられる社会をつくる 「被害と加害は明確なのに、加害者が誰一人法的責任を問われていないのはおかしい。刑事告訴で一人ひとりの被害を明らかにし、責任を明確にする」 福島県いわき市で3月16日夕方、会合が開かれ […] -
原発ウォッチ!
福島県健康調査委員会、事前に秘密会合 [原発ウォッチ!]
(2012年11月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 202号より) 福島県健康調査委員会、事前に秘密会合 報道によれば、福島県の県民健康管理調査の検討委員会(山下俊一座長)は公開で開催される委員会の前に事 […] -
被災地から
「除染作業」で人は再び住めるのか? [被災地から]
大型の重機が、人影のない水田や畑で音を立てて動き、汚染された土を詰め込んだ黒い大型のバッグ「フレキシブルコンテナバッグ」(フレコンバッグ)が次々と並んでいく。周囲では、白い防護服、顔にはプラスチックの全面マスクを着けた作 […] -
被災地から
「日本国政府による犯罪だと痛感」—脱原発世界会議、海外ゲストが見たフクシマ [被災地から]
世界各国の脱原発、核廃絶運動に関心のある人、NPO、専門家など約1万1500人が参加した「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」が1月14、15の両日、パシフィコ横浜で開催された。 このイベントに先立って、ドイツ、 […] -
被災地から
分断され、追い詰められ、孤立化する福島のお母さんたち [被災地から]
2011年12月12日、都内で 「2011 東日本大震災を受けて 福島原発事故後の人権を考える」が 国際人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」によって開催された。福島県内の母親が置かれている厳しい状況と、人権侵害の現状が伝 […] -
被災地から
視覚障害者向けの「しゃべる線量計」を開発 [被災地から]
東京電力の福島第一原発事故に伴う放射性物質の拡散に悩む福島県で、測定した放射線量を音声で案内する線量計「しゃべる線量計」が開発された。 「しゃべる線量計」視覚障害者や高齢者も使える放射線測定器開発! 12月9日には、開発 […]