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アート・文化
INAXライブミュージアム館長・辻孝二郎さんに聞く「土の魅力」(1/2)
(2008年9月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第104号より) 土壌、1センチできるのに100年。生の営み、喜怒哀楽うめる土宇宙 私たちの暮らしをずっと温かく見守ってきてくれた母なる大地。 なのに最近 […] -
アート・文化
陶芸作家・宮本ルリ子さんの「あえて粘土を焼かない作品」
(2008年9月1日発売、THE BIG ISSUE JAPAN 第104号より) どうして粘土を焼かないといけない?根源的な問いが作品を生む 信楽にほど近い、滋賀県・甲西に窯を構える陶芸作家・宮本ルリ子さん。パプアニュ […] -
アート・文化
分子人類学者・篠田謙一さん「日本人のルーツは東アジアの大陸をまたいでいる」(2/2)
<前編「篠田謙一さんが語る、ミトコンドリアDNAでたどる人類の起源(1/2)」を読む> 日本人のルーツは東アジア、そしてアフリカへ こうして日本人のハプログループを一つひとつたどっていくと気づかされることがあります。それ […] -
アート・文化
篠田謙一さんが語る、ミトコンドリアDNAでたどる人類の起源(1/2)
DNAの分析技術が進歩し、現代人はもとより古人骨に残された遺伝子(ミトコンドリアDNA)から日本人のルーツ、そして人類拡散の経路が明らかになった。篠田謙一さん(国立科学博物館)にその物語を聞く。 分子生物学が巻き起こした […] -
アート・文化
立川武蔵さん「『空』の否定体験を経て、人は他者を慈しむようになる」
<前編<「空(くう)」の思想:すべての世界を否定、すべてのものの価値を認める>を読む> 「キリスト教はもともと個人の救済だけでなく、労働の意味を考えたり、他者に働きかけたりする意識が鮮明にありました。つまり、社会というも […] -
アート・文化
「空(くう)」の思想:すべての世界を否定、すべてのものの価値を認める
インド仏教が生んだ「空の思想」は、この世にあるものすべては存在しない、と考える。神も世界も私すらも実在しないという「空」とは、いったい何か? そして空の思想は現代の私たちに何を語りかけるのか。『空の思想史』の著者である立 […] -
アート・文化
「ホームレスワールドカップ」の精神
ホームレスワールドカップの精神 ホームレスワールドカップに7年前関与しはじめたダニエール・バティストさんは、このイベントにすっかり魅了されてしまった。企画者の使命感、試合の精神、そして何よりも参加選手たちの勇気に惹かれ、 […] -
アート・文化
Stikさん「ストリートアートは生きている芸術だ」(2/2)
<前編を読む> Q: 成功への突破口になった作品は? S: 僕にとって大切な作品の1つは、ハックニーにある工場の煙突を描いたものです。とても高い場所で、以前滞在していたホステルを見下ろす位置にあって、僕を守ってくれるよう […] -
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注目を浴びるストリート・アーティスト「Stik」一問一答(1/2)
新顔の覆面ストリート・アーティスト「Stik」 2年前、ホームレスのストリート・グラフィティアーティストとして、ロンドンのビルのあちこちに、特徴のある細長い線で描かれた奇妙な人物像(棒人間)を描き残し始めたスティック。今 […] -
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Stik、JR、コア・アクト、Ana desetnica—ストリート・アート最前線!
こんにちは、オンライン編集部のイケダです。最新号の223号から読みどころをご紹介! -
アート・文化
自閉症の作家・東田直樹さんの書籍がイギリスでベストセラーに!
オンライン版編集長のイケダです。本誌で連載中の東田直樹さんに関する、嬉しいニュースを見つけたのでご紹介いたします。 東田直樹さんの書籍がイギリスでベストセラーに! NewSphere誌が報じるところによると、東田直樹さん […] -
アート・文化
ビッグイシュー日本版 7月15日発売 219号の紹介
7月15日発売のビッグイシュー日本版219号のご紹介です。 スペシャルインタビュー エマ・ワトソン 『ハリー・ポッター』シリーズを卒業し、美しく思慮深い女優に成長したエマ・ワトソン。ソフィア・コッポラ監督が手がけた『Th […] -
アート・文化
陀安一郎さん「身体の元素構成を調べれば、その人の食生活がわかるんです」(2/2)
<前編「ヒトは何でできているの? ― 分子解析が解き明かす生物の多様性」を読む> 今回、陀安さんらが京都近辺に住む約170人を調査した中間報告でも、同じ地域に住んでいても、その人の食生活によって窒素と炭素の値が異なってい […] -
アート・文化
ヒトは何でできているの?—分子解析が解き明かす生物の多様性(1/2)
二酸化炭素から植物、動物、人へと循環する分子レベルから、生物の多様な生態を解き明かす陀安一郎さん。その研究を支える分子解析法とは何か? 肉食派?それともベジタリアン?髪の毛でわかる食生活 やや唐突な質問だが、あなたの身体 […] -
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ヒトは成長の遅くなったサル?—人間が地球の繁栄を勝ち取った理由
<前編「井上慎一さんが語る「時間を長く感じたり、短く感じたりする理由」」を読む> ヒトは成長の遅くなったサル? 時計の時間は、天体が一様に動いていく時間だ。無慈悲で、まったく手の届かないところにある時間を、私たちは客観的 […] -
アート・文化
井上慎一さんが語る「時間を長く感じたり、短く感じたりする理由」
時間はつくれる。時間を遅くすることでヒトは生き延びてきた。 時間はいつどこで生まれたのだろう? 時間はたった一つのものだろうか? そして、時間は誰のものだろう? 時間学を研究する井上慎一さん(山口大学時間学研究所)に、生 […] -
アート・文化
被災地・福島県に響く、川俣町の「山木屋太鼓」
被災地の心の響きを共感したい—。東日本大震災に伴う原発事故と放射能の影響で、2011年4月から計画的避難区域に指定された福島県川俣町山木屋地区。同地区の若者や子どもたちを中心にした「山木屋太鼓」が活動を再開、福島県内 […] -
アート・文化
[画像あり] ライオン、カエル、アルパカ…世界の「普通じゃない」ペットたち
世界の珍しいペットのギャラリーをお届けします。 サル(中国、上海) 中国は上海、ホームレスの男性とサルの二人が、路上で一緒にうたた寝をしています。 シェットランドポニー(オーストラリア、シドニー) スパゲッティ・ボロネー […] -
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ダンスが人生を変えてくれた。売春とドラッグの人生から「路上の星」に
ブラジルのストリートチルドレンたちが、スペインを訪問。暴力が支配する、過酷な路上で暮らしてきたブラジル、フォルタレザの若者たち。ここではダンスが、支援者と彼らを結ぶ懸け橋となっている。 ダンスが人生を変えてくれた。売春と […] -
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アーティスト・開発好明さん「原発に対して、今、モノづくりやアートに何ができるのか考えた」
福島県南相馬市原町区郊外の空き地に、一人のアーティストの作品「政治家の家」が設置された。「仮設住宅」を模したような4畳半程度の小屋の外側正面に取りつけられた巨大看板「政治家の家」が目印。 政治に被災地のリアリティを。ア […] -
アート・文化
異質なポップスター、U2ボノ—彼が政治に関わる理由(2/2)
<前編を読む> 「僕には二つの顔がある」 G8に対する抗議コンサートをともに開催したドイツのロックスター、ヘルベルト・グリューネマイヤーは、政治家と一緒に写真を撮られることを拒んだ。ポップ・ミュージックと政治との境界線を […] -
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[スペシャル・インタビュー] U2ボノがアフリカの貧困問題を語る(1/2)
アフリカにおける貧困やエイズとの闘いに 力を注ぐようになってから7年。 U2のボノが語る 「REDキャンペーン」のこと、政治のこと、そして最近魅了されているという北アフリカの音楽のこと。 スペシャルインタビュー U2・B […] -
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「70年代のヒッピーなんて、自分で家を建てて村まで作っていた」(2/2)
<前編を読む> 「70年代のアメリカのヒッピーなんて、自分たちで家を建てて村までつくっちゃいましたからね」。 その名も、ドロップアウトした連中による「ドロップシティ」は、既存の社会の枠組みに飽き足らなかった若者たちによる […] -
アート・文化
究極の家「ツリーハウス」にまつわる書籍、絵本たち
究極の家、ツリーハウスの系譜 子供の頃、木登りをしたときの気分を覚えていますか? 上空から世界を見下ろす爽快さ。ちょっと孤高の気分と優越感が混ざった感じ。それが人目につかないところであれば、とっておきの秘密の隠れ処にもな […] -
アート・文化
人は“家づくりの本能”をもつ—鈴木明さんによる小屋づくりワークショップ(1/2)
人は“家づくりの本能”をもつ 「僕らより縄文時代の人のほうが冴えてた」と語る建築家の鈴木明さん。家づくりの本能を忘れた現代人に、セルフビルドの小屋作りの楽しさを語る。 標準の発想を捨てるところから始まるセルフビルド 芝生 […] -
アート・文化
デヴィッド・アッテンボロー「世界は驚きに満ちている」
2011年に好評を博したBBCの「フローズンプラネット」シリーズをはじめ多数の自然ドキュメンタリーで解説役を務めてきたデヴィッド・アッテンボローは、86歳にしてイギリス最高の自然ドキュメンタリー作家でありつづけている。ア […] -
アート・文化
台湾、映画『セデック・バレ』ヒットで高まる セデック語人気 [世界短信]
台湾、映画ヒットで高まる セデック語人気 昨年、台湾映画史上最大の興行収益を上げた『セデック・バレ』は、ベネチア映画祭、大阪アジアン映画祭など海外にも出品され、高い評価を受けている。 この映画は、日本が台湾を統治していた […] -
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ハリウッド映画化も?元ホームレス男性の著書「A Street Cat Named Bob」が話題!
昨年1月にイギリスで発売された本が話題になっています。タイトルは『A Street Cat Named Bob』(ボブという名の野良猫)。本屋でのサイン会にはたくさんの人が列をなし、著者ジェームズさんとパートナーの猫ボブ […] -
アート・文化
造形作家・関口光太郎さん—丸めた新聞紙とガムテープで作る巨大アート
瞬間芸術、新聞紙とガムテープでつくる巨大オブジェ 身近な素材でつくった『感性ネジ』で 第15回の岡本太郎現代芸術賞を受賞! 造形作家 関口 光太郎さん 作品をつくる意義、大震災の中で考えた 見上げるほどの巨大な塔、その周 […] -
アート・文化
劇団「乞局」主宰・下西啓正さん—「負の感情」に見る、人間の根源
人けのない土地、後味が悪い結末負の感情を掘り下げ、独特な魅力を放つ– 巧妙な会話劇と不思議な不穏さ。幸福や不幸の曖昧さ 下西啓正さんが率いる「乞局」の芝居には独特な魅力がある。結成12年。近年、数々の戯曲賞を受賞、平田 […]